1. eVar7分科会 KPI4UX
UX計測で全体最適を行おう
ECサイトの場合
2011/08/30 宮川 俊洋

2. KPI4UXで実現したいこと
ページ単位の効果測定に限界
ページごとに目的が違うのに、
同じ指標で評価していてもいいのだろうか？
UXの向上を目的とした
サイト全体の最適化を行いたい

3. 目次
①ゴール設定
②サイトとコンテンツの整理
③UX評価方法

4. ①ゴール設定
②サイトとコンテンツの整理
③UX評価方法

5. ゴール設定
ユーザーに良い体験を提供し、サイトに
とって良いお客様になって頂くこととを考
えKGIを設定
ECサイト 年間購買回数

6. ランクに分け分かりやすく
ヘビーユーザに成長してもらうことがゴール
ランク 年間購買回数
ライト 0回～1回
ミドル 2回～5回
ヘビー 5回～10回

7. ①ゴール設定
②サイトとコンテンツの整理
③UX評価方法

8. サイトとコンテンツの整理
・コンセプトダイアグラム作成
・コンテンツ分析

9. コンセプトダイアグラム作成
ユーザ行動を整理
ライト
メルマガで ブログで知
リアルで知る
知る る
サイト内で知
る・出会う
商品について検討
メルマガ登録
商品にコメ ブログを書
ントする く
買う
商品を使って
ミドル ヘビーも同様に

10. コンセプトダイアグラムを作成して明確にしたい事
ユーザーが気持ち良くお買い物をして、次も
購入してもらうために体験してほしいことは
何か？
・足りないコンテンツを発見することができる
・KGIに貢献できそうなコンテンツを発見することができる（仮説が立つ）
ユーザーが気持ちよくお買い物した事を表す
行動は何か？
・ユーザーの成長過程（KPI）を発見することができる
例：レビューを書く 初回特典からの再訪問

11. コンセプトダイアグラム作成
体験してほしいことと満足を示す行動を整理
体験して 満足を示す
ほしいこと 行動
ライト
メルマガで ブログで知
リアルで知る
知る る
サイト内で知
る・出会う 初回購入 メールでの
特典での再来訪 再来訪
商品について検討
メルマガ登録
安心安全
メルマガ登録 商品にコメ ブログを書
の訴求
ントする く
購入ステップの
買う 商品レビュー
を書く
サポート
商品を使って
初回購入
特典

12. コンテテンツ分析
体験してほしいこと(＝コンテンツ)がランクに貢献してい
るか調査し改善を行う
ライト
コンテンツ一覧 見ている 買っている 評価
安心安全の訴求 ページＡ ★★★
購入ステップサポート ページB ★ ★★
ページC ★
初回購入特典 ページD ★
ページE ★★
施策 ・足りないコンテンツを追加
・貢献しているけど見られていないコンテンツの導線強化
・見られていないコンテンツをメール配信
・見られているけど転換が低いコンテンツの改修

13. ①ゴール設定
②サイトとコンテンツの整理
③UX評価方法

14. ＵＸ評価方法
満足を示す行動をどれだけ行ったかスコアリング計測し
ユーザーの満足度を計測
ライト ミドル
0回購入 1回購入 2回購入
初回購入 商品
再来訪
メルマガ
登録
送料確認
メール
再訪問
特典での レビュー 15ポイントで
再来訪 を書く
ミドルになる
＋1 ＋2 ＋3 ＋4 ＋5 ＋6
施策 ・スコアが低い人にキャンペーンを実施

15. ＵＸ評価方法
時系列でスコアをあげながらランクをアップしてい
るかを評価していく
スコア ライト ミドル ヘビー
0～3 400 20 0
4～6 200 80 100
6～10 120 200 400
11～15 70 150 600
16～20 10 50 400
800人 500人 1500人
施策 ・伸び悩んでいるランクのスコア帯を発見して強化する

16. ご清聴まことにありがとうございました
@wani2000
宮川 俊洋