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[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],- -
背景 (1) : 大学と図書館の拡大傾向 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
背景 (2) : 文献複写サービス - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
背景 (3) : 文献複写依頼件数の推移 - - 2)  『学術情報基盤実態調査結果報告』 ,[object Object]
目的 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
方法 (1) : 要因の抽出と分析 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
方法 (2) : 抽出した要因を 3 区分 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
結果: 分析対象とした 10 の要因 - - 1)  複写機の普及 2) DB の普及 3) DB の利用形態の発展 4)  相互協力システムの整備 5)  契約雑誌数の減少 6)  電子ジャーナルの増加 7)  参考業務担当者の減少 8)  研究者数の変化 9)  分野による文献利用の変化 10)  一論文の引用文献数 分析の根拠 -  運用状況 -  統計データ
1)  複写機の普及 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object], 退職者 ( 1951年国立大学,大規模図書館勤務開始 ) へのインタビュー
2-1)  DB の普及 - - ,[object Object],3)  「国内のオンライン情報サービス契約者数」『日経ニューメディア』 No.45-No.786, 1985-2000.
2-2)  DB の普及 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],3)  「国内のオンライン情報サービス契約者数」『日経ニューメディア』 No.45-No.786, 1985-2000.
3) DB の利用形態の発展 - -  ・利用形態の発展 -> 利用者自身の網羅的検索    -> 検索の普及 -> 依頼件数の増加要因   1970 年代後半  オンラインでの利用    従量課金 ( 従量制 ) で図書館員が代行検索    冊子より検索機能が向上   1990 年代後半  インターネットでの利用    データ更新の即時性,操作性が向上   1980 年代後半  CD-ROM での利用    固定料金 ( 定額制 ) で利用者自身が検索    学内 LAN による非来館・複数利用が実現
4)  相互協力システムの整備 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],4 ) 「目録所在情報サービス (NACSIS-CAT/ILL) の沿革」
5-1)  契約雑誌数の減少 - - ,[object Object],5 ) 日本学術会議情報学研究連絡委員会学術文献情報専門委員会
5-2)  契約雑誌数の減少 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],5 ) 日本学術会議情報学研究連絡委員会学術文献情報専門委員会
6-1)  電子ジャーナルの増加 - - ,[object Object],2)  『学術情報基盤実態調査結果報告』
6-2)  電子ジャーナルの増加 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],2)  『学術情報基盤実態調査結果報告』
6-3)  国立 - - ,[object Object]
6-4)  公立 - - ,[object Object]
6-5)  私立 - - ,[object Object]
7-1)  参考業務担当者の減少 - - ,[object Object],2)  『学術情報基盤実態調査結果報告』
7-2)  参考業務担当者の減少 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],グループ討議によるインタビュー
7-3)  担当者の詳細 - - ,[object Object],2)  『学術情報基盤実態調査結果報告』
8-1)  研究者数の変化 - - ,[object Object],6 ) 政府統計の総合窓口『学校基本調査 年次統計』
8-2)  研究者数の変化 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],6 ) 政府統計の総合窓口『学校基本調査 年次統計』
9-1)  分野による文献利用の変化 - - ,[object Object],[object Object],7 ) 日本医学図書館協会『 NPO 法人日本医学図書館協会加盟館統計』
9-2)  分野による文献利用の変化 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],7 ) 日本医学図書館協会『 NPO 法人日本医学図書館協会加盟館統計』
10-1)  一論文の引用文献数 - - ・ Journal of Biological Chemistry(JBC)   の引用文献数
10-2)  一論文の引用文献数 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
結論: 要因の整理  ( 複写依頼件数との関係から ) - - *  青字 :インタビュー による 適応 *  複写機の普及 ( 技術 ) *  図書館ネットワークの整備 ( 運用 ) 変動 *  研究者数 ( 利用 ) *  複写料金 ( 運用 ) 増加 * DB の発展 ( 技術 ) *  契約雑誌数の減少 ( 運用 ) 減少 *  電子ジャーナルの増加 ( 技術 ) *  オープンアクセスの拡大 ( 技術 ) 結果 ,[object Object]
考察: 複写件数と要員の因果関係 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
 
現場の課題: 現物貸借 - - ,[object Object]
背景 (2) : 相互協力の諸形態 - - ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],1)  浅野次郎「相互協力とネットワーク」『大学図書館の管理と運営』日本図書館協会 , 1992, p.126-141.

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長谷川豊祐 Final

  • 1.
  • 2.
  • 3.
  • 4.
  • 5.
  • 6.
  • 7.
  • 8. 結果: 分析対象とした 10 の要因 - - 1) 複写機の普及 2) DB の普及 3) DB の利用形態の発展 4) 相互協力システムの整備 5) 契約雑誌数の減少 6) 電子ジャーナルの増加 7) 参考業務担当者の減少 8) 研究者数の変化 9) 分野による文献利用の変化 10) 一論文の引用文献数 分析の根拠 - 運用状況 - 統計データ
  • 9.
  • 10.
  • 11.
  • 12. 3) DB の利用形態の発展 - -  ・利用形態の発展 -> 利用者自身の網羅的検索    -> 検索の普及 -> 依頼件数の増加要因   1970 年代後半  オンラインでの利用    従量課金 ( 従量制 ) で図書館員が代行検索    冊子より検索機能が向上   1990 年代後半  インターネットでの利用    データ更新の即時性,操作性が向上   1980 年代後半  CD-ROM での利用    固定料金 ( 定額制 ) で利用者自身が検索    学内 LAN による非来館・複数利用が実現
  • 13.
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  • 28. 10-1) 一論文の引用文献数 - - ・ Journal of Biological Chemistry(JBC) の引用文献数
  • 29.
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  • 32.  
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