2017年度中部東ブロック・ユネスコ活動研究会in厚木 当日資料

16. 2017年6月17日第68回通常総会にて採択
民間ユネスコ運動70周年
ビジョン・ミッション
2017年∼2026年
PeacefOrTOmorrow
ひろげよう平和の心
平和な社会の実現を目指し、共に学び、
行動する民間ユネスコ運動へ
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2017年6月17日第68回通常総会にて採択
で．民間ユネスコ運動了◎周年のビジョン
(201了年 2026年)策定の趣旨
UNESCO(国際連合教育科学文化機関）が創設されて70余年が過ぎ、そのUNESCO憲章
の理念に感銘を受けた人々により世界で最初に立ち上げられた日本の民間ユネスコ
運動も70周年を迎えます。この間、私たちをとりまく状況は、国内外でさまざまに
変化してきました。
近年、世界は、貧困、差別や偏見と人権の侵害、文化的・宗教的な不寛容の蔓延、紛
争の拡大、無差別テロリズムの頻発、地球温暖化など、さまざまな課題と直面してい
ます。このように混迷と不安定さを増す世界の中にあって、 UNESCO憲章が70余年前
に掲げた理念は色槌せるどころか、益々重要性を増していると言えます。
ひるがえって、国内では、少子高齢化や経済格差の拡大、世代間格差の拡大、東京一
極集中と地域の過疎化の進行といった問題を抱えています。そのような中、民間ユネ
スコ運動の新たな担い手の獲得の難しさや､民間団体の競争の激化等による財政基盤
の衰退といった当協会連盟独自の課題にも直面しています。
2000年、国際社会が掲げたミレニアム開発目標(MDGs)では多くの分野で進展が
認められた一方、課題も残りました。そこで2015年、国際社会はあらたに、課題解
決を目指し、新アジエンダを掲げました。これが、『持続可能な開発のための2030ア
ジェンダ(SDGs)』であり、この新アジェンダには貧困撲滅､保健、教育及び安全
保障といった継続的な開発分野の優先項目に加えて、幅広い、経済・社会・環境の17
の目標が提示されています。平和なくして持続可能な開発は達成できず、また、持続
可能な開発なくして平和は実現できません。民間ユネスコ運動は、このことを常に意
識し、特に教育分野に力を注ぎ、取り組んでいきます。
ついては国内外の社会が抱える課題解決に向け、民間ユネスコ運動70周年の10年間
の運動方針として、ビジョンとミッションを掲げます。
今後、新たに財政面も含めた実施計画を策定し、より包括的かつ多面的な計画案を実
行に移していきます。
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