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自然環境調査におけるUAVの利用例
- 6. 6 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
- 7. 7 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
- 10. 11 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
井土浦の様子(動画)
撮影:2016.3.4 https://www.youtube.com/watch?v=PZ3qPBw4CGA&feature=youtu.be
- 11. パノラマ画像(井土浦上空60m)
12 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
地理院地図を利用して作成
④
⑤
⑥
※井土浦は仙台空港の円錐表面に重なる地域で
飛行高度に制限があるので注意!
北南東 東西
https://photosynth.net/view.aspx?cid=95b1b77a-f731-4f3f-bd05-168c40657eb8
Photosynth
- 13. 14 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
①:井土浦川河口には、「平成27年9月関東・東北豪雨」により流れ着いた
木材、発泡スチロール、プラスチック、植物枯死体、タイヤホイール等が見
られました。かなり詳細な写真が撮影できるため、人が立ち入ることの難し
い場所や災害等に、強力な力になることが分ります。
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
- 14. 15 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
②:東日本大震災後、井土浦川の仮堤防として、設置されていた大型土嚢が
「関東・東北豪雨」により、破壊されています。また、土嚢の位置、ヨシの
倒伏の方向等から水の流れも予想できます。
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
倒伏
倒伏
- 15. 16 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
③:東日本大震災の津波により、流出は免れたが、倒伏・枯死したクロマツ
です。津波の破壊力、その力の方向が想像できます。
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
- 16. 17 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
④:最干潮時に撮影したため、澪筋(みおすじ)がはっきり見えます。ベント
ス等の調査地点の設定等のほか、何らかの改変が予定さている場合、事前に
排水等の機能の解析に有効だと思われます。
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
- 17. 18 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
⑤:津波によるコンクリート護岸の破壊状況が分ります。緊急を要する復興
工事などには、優先順位を早く把握するのに有効だと考えられます。
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
- 18. 19 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
⑥:撮影高度が低く、解像度が高いため、写真判読に必要な「形状と
大きさ」、「色調」、「模様」、「きめ」が詳細で、植生の境界が明確
に分ります。
A:低木群落(ハリエンジュ)
B:ヨシ群落
C:セイタカアワダチソウ群落
井土浦(画像による現状把握)
引用:「ドローン(UAV)による空撮の有効性と自然環境分野での今後の課題について」中武禎典((株)地域環境計画)、生物技
術者連絡会ニューズレター No68
- 19. 20 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
- 24. 参考までに…
撮影&処理にかかる時間
25 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
• 自動操縦アプリ(Litchi)を利用
• バッテリー1本で約15〜20分
• 5本で約100ha(1km×1km)
※地理、気象条件、撮影高度による
• PhotoScanを利用
• 100haで約160枚
• 100haの地図化に約10〜24時間
※マシンスペック、精度による
撮影
処理
- 28. 29 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
- 40. 41 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
- 45. 46 平成28年3月 日本生態学会 仙台大会 自由集会「かしこく使おうUAV&空撮画像技術」
自然環境の撮影・記録 地形・植生のモニタリング
動物の観察・カウント キャリブレーション
Editor's Notes
- 機体・カメラ・センサー技術の日進月歩で、そういう最先端の技術を使った話ではありません。大型機に様々なセンサーを搭載してという研究はされていると思いますが、このスライドを作っているそばからPhantom4の発表がされて、、、、まあ、そういう世界です。
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。
- 撮影高度の制限の話
工事の話(もとに戻るのか)
震災前、広大な淡水系の湿地だったが、3・11の津波により貞山運河の擁壁が壊れ、塩水が浸入したことにより、北側の半分余りが大きな干潟に変わった。
通称、震災後に形成された「できちゃった干潟」と言われている。
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。
- 広い範囲は無理。画像処理もそれなりに時間がかかります。
- 時間ないなら飛ばす
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。
- UAVを警戒し、飛び立った群れは、
戻ってきても、一度目よりも敏感に警戒する
様子が見られた。
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。
- キャリブレーションが必要なのは、UAVだけではありません。
- UAVを利用すれば、できるのでは?
- タブー。機械と人間の共存共栄
- ということで、UAVは飛んでますけど、地に足の付いた利用例を4つ紹介します。