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世界の図書館、フランスの図書館 
は今:IFLAリヨン大会報告セミナー 
(2014年10月4日東京・日仏会館) 
政府情報アクセスを 
めぐる話題を中心に 
古賀崇(天理大学) 
Email: 
Web: 
http://researchmap.jp/T_Koga_Govinfo 
1
本日の内容 
• 古賀とIFLAとのかかわり 
– 政府情報・官庁刊行物分科会(GIOPS)での活動 
など 
• 政府情報アクセスにかかわる発表等 
– 国際機関図書館等の活動を中心に 
• 見学プログラム 
– フランス国立公文書館新館 
– フランス外務省図書館・文書館 
2
古賀とIFLAとのかかわり 
3
IFLA大会への参加 
• 2005年オスロ大会で初参加・発表 
– 「政府機関図書館分科会」セッションで、日本の政府情 
報をめぐる国立国会図書館・国立公文書館の政策と活 
動について発表http://hdl.handle.net/2433/70380 
• 2006年ソウル大会で発表 
– 「政府情報・官庁刊行物分科会」セッションで、日本の政 
府ウェブサイトの「アクセシビリティ」(障がい者・高齢者 
への配慮)について発表http://hdl.handle.net/2433/70381 
• 以降、2010年イェーテボリ大会を除き、毎年参加 
– 2013年シンガポール大会で、日本のMLA連携の枠組み 
についてポスター発表 
http://www.slideshare.net/takashikoga5439/ifla2013-posterkogarev 
4
IFLA政府情報・官庁刊行物分科会 
(GIOPS)とのかかわり 
• 2007年8月(ダーバン大会)よりGIOPS委員 
– 2015年8月(ケープタウン大会)で任期満了予定 
• 2007年8月~2013年8月GIOPS情報コーディ 
ネーターを担当 
– ウェブサイト管理、ニュースレター編集 
5
政府情報アクセスに 
かかわる発表等 
6
GIOPSが主催・共催したセッション 
• 文化遺産としての政府情報(GIOPS主催) 
– 特に国際機関図書館等の活動報告が中心 
• 法情報の電子化と真正性保障(法律図書館 
分科会主催、GIOPS共催) 
• 市民参加のための知識基盤としての政府機 
関図書館(政府機関図書館分科会主催、 
GIOPS共催) 
7
国際機関図書館等の活動(1): 
国連ジュネーブ事務局(UNOG)図書館 
• ジュネーブの位置づけ 
– 国際連盟(1919~1946)の本拠地 
– 国連発足以降は国連第二の拠点 
• UNOG図書館の役割と機能 
– 国際連盟、UNOG双方の資料=遺産を扱う 
– MLAにまたがる機能をもつ 
• UNOGの文書館・記録管理業務 
– ただし独自の文書館・記録管理活動もある(例:UNHCR) 
• 国際連盟展示室の運営 
• 20世紀からの国際的平和運動に関する資料、絵画・芸術資料 
なども保持 
• 資料のデジタル化も作業中 
– (例)国際連盟写真アーカイブ:インディアナ大学と協働 
http://www.indiana.edu/~league/ 
8
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)での 
文書館・記録管理活動に関する 
日本とのかかわり 
• 日本人によるボランティア 
活動 
– 小川千代子氏(国際資料研 
究所・藤女子大学)を中心に、 
2009年秋より実施 
• 最近の著作 
– 大西愛編『アーカイブ・ボラン 
ティア:国内の被災地で、そ 
して海外の難民資料を』大阪 
大学出版会, 2014. 
9
国際機関図書館等の活動(2): 
国際電気通信連合(ITU)図書館・文書館 
(ジュネーブ) 
• ITU:1865年設立(世界最古の国際機関のひと 
つ)→ 2015年に150周年 
– 電信、電話、無線通信などの電気通信事業に関 
する国際的調整・標準化に携わる 
• 保有資料のデジタル化・ウェブ公開を実施 
– 2007年試行→2009年本格実施 
– “History of ITU Portal”にて公開 
10
“History of ITU Portal” 
http://www.itu.int/en/history/Pages/Home.aspx 
11
国際機関図書館等の活動(3): 
研究者等からのアプローチ 
• Bob Reinalda教授(オランダ・ラットバウト大学)に 
よるプロジェクト“IO BIO” 
– 国際機関(1860年代より設立)の事務局長の経歴や 
役割(「開拓者」「改革者」など)をまとめる 
• 研究者・図書館員による情報源 
– Reinalda教授の著書・編著 
• 「国際機構論」の研究者向け 
• 一部はJim Church氏(GIOPS事務長、UCバークレー図書館) 
らがかかわる 
– LONSEA (League of the Nations Search Engine) 
• ドイツ・ハイデルベルク大学の歴史家らが構築 
http://www.lonsea.de/ 
12
IO BIOサイト 
(http://www.ru.nl/politicologie/@702700/pagina/ ) 
→ フリチョフ・ナンセン(国際連盟難民高等弁務官)の例 
13
一方で国際機関の図書館関連活動 
の危機も(GIOPS事務会合での議論) 
• 資料の電子化などにより、図書館の閉鎖や図 
書館員の失職が生じる 
– 例:ICAO(国際民間航空機関、モントリオール)図 
書館の閉鎖 
• 国連刊行物寄託図書館(全世界に展開)の消 
滅の危機 
14
「法情報の電子化と真正性保障」を 
めぐって 
• EU、フランス、米国の事例が報告される 
• 真正性保障の重要性 
– 「この法情報は政府が提供したものと確実に言え 
るか」 
→ 電子署名などを用いる 
• 法情報の自由な活用 
– EUの取り組み:法制定過程の理解への活用(民 
主主義の深化に向けて) 
– 「中小企業向けに、テーマに即した法情報の整 
理・提供」なども想定 
15
古賀が参加した 
その他の主な発表セッション 
• OCLC 業務紹介 
• 情報・図書館関連国家政策SIG(以下「政策 
SIG」) 
• 多様な情報の保存と納本制度(国立図書館分 
科会) 
• デジタル文化遺産(ユネスコ) 
• ビッグデータの実践と課題(学術・研究図書館 
分科会ほか) 
• 芸術活動と情報技術(美術図書館分科会+科 
学技術図書館分科会) 
16
見学(1):フランス国立公文書館 
新館(ピエールフィット=シュル=セーヌ館) 
(パリ北側・サン=ドニ近郊) 
17
2013年の新館開館への注目 
• 3館体制:パリ、フォンテーヌブロー、ピエールフィッ 
ト=シュル=セーヌ(新館) 
– フランス革命以降の公文書は新館に集約 
• 日本からも新館開館直後より視察が盛ん 
– 稲田朋美・(前)公文書管理担当大臣も→内閣府「国立 
公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会 
議」(2014年5月~)で議論 
http://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/kentou/index.ht 
ml 
– 詳しい報告:小宮山敏和、太田由紀「フランスの公文書 
館制度及びフランス国立公文書館視察報告」『アーカイ 
ブズ』(国立公文書館)no. 52, 2014, p. 28-41. 
http://www.archives.go.jp/about/publication/archives/0 
52.html 
18
最寄り駅周辺で新館をアピール 
(パリ・メトロ13号線Saint-Denis Université駅) 
19
入口と全景 
20
館内デザイン(フォント)を統一 
21
収蔵庫:省ごとに棚を色分け 
(事務スペースも省ごとに置く) 
22
修復工房:和紙など日本の素材も 
用いられる 
↑リーフキャスティング 
(「紙漉き」による修復) 
23
写真撮影室:地図など大判のものの 
撮影のために天井を高く取る 
24
閲覧室(奥)とゲート 
25
見学(2):フランス外務省 
図書館・文書館 
(ラ・クールヌーヴサン=ドニの西隣) 
26
位置づけ 
• 多くの国において、外交関連の文書館、防衛・ 
軍事関連の文書館は、国立公文書館とは別に 
置かれる 
– 日本の場合:外務省外交史料館、防衛省防衛研 
究所戦史研究センター 
• フランス外務省図書館・文書館の特色 
– 2009年に新施設オープン 
– 海外の図書も多く収集 
27
外観 
28
参考資料室 
29
閲覧室 
30
海外の図書 
31 
『佛文雑誌』:和佛法律学校 
(現・法政大学)発行
2機関の位置関係 
(バス移動も可能。ただし独りではお薦めしない) 
外務省図書 
館・文書館 
32 
国立公文書館 
新館 
パリ・メトロ13号線 
Saint-Denis Université 
駅
おわりに 
33
古賀としての思い 
• 国際機関ほか政府機関について、その意義 
や足跡・問題点を検証する作業と、それを保 
障する図書館・文書館等の重要性 
• 歴史、政治、経済、社会などの調査を行う研 
究者も、図書館・文書館等の仕組み・意義や 
そこでの専門職の働きを理解して欲しい 
34
補足 
• 「MLA連携」に関するサテライト会議(イタリア・ト 
リノ)にも参加 
– 主催:IFLA図書館理論・研究分科会(LTR)ほか 
http://satelliteturin2014.wordpress.com/programme- 
2/ 
↓ 
• 「アート・ドキュメンテーション学会(JADS)2014 
年度秋季研究発表会」(11/22(土)、お茶の水 
女子大学)にて発表予定 
35
ありがとうございました 
• 古賀のIFLAリヨン大会参加および本報告は、 
以下の助成を得て行いました。 
– 平成26年度文部科学省科学研究費助成事業若 
手研究(B)「オープン・ガバメント時代の政府情報ア 
クセス制度・政策と図書館・文書館等の役割」(課 
題番号25730191、研究代表者:古賀崇) 
36 
リヨン:フルヴィエールの丘よりパリ:凱旋門

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