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みんな大好き!!ファイルサーバー DFS-R vs S2D
Editor's Notes
- 中途半端~
- Azureブログ書いてます!!
今日はこれが、言いたかった!!
ブログの宣伝ができたので、本望です!
あ、名前はですね。
すみっこに書いてますので、「くらう道」で検索してみてください。
- 今回は、ファイルサーバーでHA構成を組んだ場合の比較をしてみたいと思います。
先ずは、おさらいを兼ねて
DFS=非同期しか組めません。ただし、同期の方向を一方向と双方向と選択できます。
双方向を選択した場合、A/A構成となり、一方向とした場合は、A/S構成となります。同期はブロック単位ですが、開いてるファイルは同期されません。
S2D=同期or非同期を構成できる。どちらを選択してもA/A構成となる。同期はブロック単位です。こちらは、ファイルを開いていても同期されます。
ファイルロック状態でも同期ができるのは、進化を感じますね。
ロードバランサーを上手く使えば、A/S構成が組めたりします。
- 最大パフォーマンスはどっちが上か?
理屈上、
DFSのパフォーマンスを上げるには、仮想マシンのサイズをアップさせるしかありません。
つまり、「スケールアップ」させるしかありません。
ディスクのパフォーマンスはほぼ同条件なので除外します。
対して、S2Dは、
スケールアップとスケールアウトの両軸でパフォーマンスを上げる事が可能です。
実際、ベンチマークをとろうかと思ったのですが、
- ベンチマークをとるつもりだったのですが、、
Win2016でDFSが構成できない、、、
PowerShellでやれとかKBをアンイストールしろとか、やってみたのですが、
状況かわらずでしたので断念しました。
一番気になるところだと思いますので、後日ブログにて報告致します。
- 一番気になるところ
DFSの場合、Standby側のサーバーダウンなら問題ありません。データをロストする事はありません。
ただ、Active側の場合は話が変わってきます。
Standby側への同期が完了する前にActive側がダウンすると、データがロストします。
S2Dの場合は、同期しているので、データをロストする事はありません。
この勝負、S2Dの勝利です!
- 同じファイルに同時アクセスした場合を考えてみます。
結論から申しますと、どちらも排他制御ができません。
最後に保存した内容で上書きされます。
なので、片方をリードオンリーにするとか、ロードバランサーで振り分けるとかの仕組みが必要です。
ここは、両者引き分け~
- 結果的にはDFS 0勝、S2D 2勝 1引き分けなので、S2Dの勝利~~
注意点ですが、ファイルサーバー=S2Dを推奨しているわけではありません。
要件とS2Dがマッチしているか確認してから導入してくださいね
ひとつ、S2Dで不安なところは、
Azure上の仮想ネットワーク(Vnet)は帯域が保証されていないので、帯域食いのS2Dはどうなの?ってところでしょうか?
RDMAがどのマシンでも利用できるようになれば、不安が無くなるのかな~と思います。
今回は、独断と偏見を交えて、まとめてみました。
以上、ご静聴ありがとうございました。