memo

1. エフェクチュエーションとセレンディピティ
浅井大輔

2. エフェクチュエーションとは 1
https://www.mana-biz.net/2018/01/post-275.php
一言でいえば「優れた起業家が用いる意思決定の
理論」のこと。つまり、起業家の中でも特に連続し
て何度も新しい事業を立ち上げている優れた起業
家には共通の思考プロセスがあり、それを抽出した
ものを「エフェクチュエーション」という。
書影はAmazonより
【５つの原則】
・手中の鳥：新しい方法を発見するのではなく、手持ちの手段で何か新しいものを作る
・許容可能な損失：どこまで損失を許容する気があるか、あらかじめコミットする
・クレイジーキルト：コミットする意思を持つ全ての関与者と交渉していく
・レモネード：悪いレモンが手に入ったらレモネードにする
・飛行機の中のパイロット：日々の変化対応を心がける

3. セレンディピティとは 2
Wikipediaより
セレンディピティ（英語: serendipity）とは、
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発
見すること。また、何かを探しているときに、探
しているものとは別の価値があるものを偶然見
つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっか
けに、幸運をつかみ取ることである。
https://www.lifehacker.jp/2013/08/130820
serendipity.html
セレンディピティという言葉が広まる中で意味から
抜け落ちてしまっているけれど、真実をとらえている
なと思うのが｢洞察力（Sagacity）｣という言葉
です。
洞察力は、観察力や賢さや感覚の鋭さで探し当
てる能力ということ。チャンスは準備している人の
元に訪れるというのが、セレンディピティの持つ意味
合いに含まれるのではないかと私は思います。単
なる幸運ではないのです。

4. エフェクチュエーションとセレンディピティに基づく考え方 3
手中の鳥を使って許容可能な損失の中で多様な人（クレイジーキルト）と関わり動いていると
いろいろな偶然に出会う。
いろいろな“偶然”を「悪いレモンもレモネードにする」と考え、
飛行機の中のパイロットのように変化対応を心掛けるとセレンディピティが起こる