消費税は全ての取引に関係してくる訳ではありません。こちらの注意点について概略を解説しています。

1. 全ての取引に消費税が関係する訳ではありません。
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2. 消費税の計算は、
「売上で受け取った消費税」-「経費で支払った消費税」＝儲かった消費税
儲かった消費税＝納付する消費税額
となります。

3. ですが、全ての取引に消費税が関係するわけではありません。

4. ➀国内での取引であること
➁事業者が事業として行うこと
➂対価を得て行うこと
④資産の譲渡や役務提供があること
消費税がかかる取引とは以下の条件を満たすものになります。

5. ➀国内での取引であること
➁事業者が事業として行うこと
➂対価を得て行うこと
④資産の譲渡や役務提供があること
消費税がかかる取引とは以下の条件を満たすものになります。
⇒つまり
１．海外での取引や
２．個人的なお手伝いをした謝礼金
３．無料でのおまけ的サービス
４．商品を渡さない、サービスを受けない
といった取引には消費税がかかりません。

6. ➀国内での取引であること
➁事業者が事業として行うこと
➂対価を得て行うこと
④資産の譲渡や役務提供があること
これらについて全てについて把握する必要は無いのですが、
経営者として最低限知っておきたい事について説明します。

7. 例えば、従業員さんや社⾧さんに会社から支払うお給料は、
消費税は関係ありません。
役務提供（サービス消費）という概念が無いから消費税は
関係ないのです。
一方、業務委託さんに支払う報酬は違います。業務委託さんは
ＢtoBのお付き合いですから、お互いビジネスとしての取引で
す。つまり、消費税が関係あるのです。
イメージは次ページの図のとおりです。

8. 経
費
で
支
払
っ
た
消
費
税
売
上
で
受
け
取
っ
た
消
費
税
経
費
で
支
払
っ
た
消
費
税
売
上
で
受
け
取
っ
た
消
費
税
納付する消費税部分 納付する消費税部分
業務委託さんを利用した場合 従業員さんを利用した場合
給
料
は
消
費
税
関
係
無
し

9. 前述の図では金額までイメージはできないでしょうが、
平気で数十万以上の差が出てくる事案です。
消費税は金額が大きくて難しい制度です。起業したら必ず
専門家に相談しておく事をオススメします。
自分の事業がどうすれば消費税を押さえられるか。
そのイメージを把握するようにして下さい。