Developement of the system for medical instrument using gs1 128 barcode
•
0 likes•74 views
I'm clinical engineer. I developed FileMaker based system for medical instrument using gs1 barcode.
Recommended
More Related Content
Similar to Developement of the system for medical instrument using gs1 128 barcode
Similar to Developement of the system for medical instrument using gs1 128 barcode (9)
Developement of the system for medical instrument using gs1 128 barcode
- 1. 医療機器管理システムの開発と GS1-128バーコード導入の背景 1 独立行政法人 地域医療機能推進機構 東京山手メディカルセンター Japan Community Healthcare Organization (JCHO) Tokyo Yamate Medical Center 臨床工学部 渡邉研人
- 2. はじめに • 第5次医療法改正（2007年）に伴い、社会的 に綿密な医療機器管理体制が求められるよ うになった1 。 • 紙ベースの医療機器管理体制を構築してい たが、省力化および質向上を目的とし、 2013年より医療機器管理システムを開発し て運用を開始した。 2 1 医療機器安全管理指針第1版 日本臨床工学技士会
- 5. 医療機器管理システム概要 医療機器 管理室 （Server） 心カテ 室 ICU 手術室 透析室 ME 控室 5 • FileMakerを用いた自作データベース構築 • 2013年9月より運用開始
- 11. 11 ②返却手続・日常点検記録
- 21. 病院機能評価受審 • 病院機能評価受審（3rdG:ver1 一般病院2）に際し、 機器管理データベースの刷新を含めた、医療機器 管理体制の見直しを図ったため、当院の管理体制を 交えて報告する。 21
- 22. 準備内容 • 見直し対象項目 1. 添付文書の管理 2. 医療機器保守点検計画書の作成 3. 管理機器点検内容、修理内容の一元管理 22
- 23. 1.添付文書の管理 23
- 24. 24 1.添付文書の管理
- 39. 背景 • GS1-128バーコード（GS1）は、医療の質向上およ び業務効率化を目的とし、医薬品および医療機 器への添付が推進され1 、近年、医療機器の新 規購入時にGS1添付が認められるようになった。 • 今回、GS1対応に向けた調査を行い、運用方法 について検討したので報告する。 391 医療機器等のためのUDI対応バーコード表示ガイド 一般財団法人 流通システム開発センター GS1バーコード
- 42. 方法② 42 • GS1アプリケーション識別子（AI：Application Identifier） 1を利用して、GTINおよびシリアル番 号の読み取りプログラムを作成。 1 一般財団法人 流通システム開発センター（http://www.dsri.jp/）
- 44. 方法② 44 GetGS1 ( GS1 ; AI ) = GetGS1 ((01)04912345678904(17)080425(10)12345 ; (10)) = 12345
- 45. 登録
- 46. 登録
- 47. 登録
- 48. 48 登録
- 49. 登録
- 51. 登録作業時間の比較結果 p = 0.00212 作業時間（秒） GS1-128 16秒（IQR, 13.5 - 17） 手入力 50秒（IQR, 48.5 – 51.5） 51 n = 7
- 52. 問題点 52 • シリアル番号のAIは（21） であるが、Medtronic社 （旧Covidien社）製機器5種類は、ロット番号のAI （10）にシリアル番号が記載されているため、プロ グラムの処理が煩雑になった。 GS1アプリケーション識別子（AI）標準 GS1ヘルスケアジャパン協議会 資料引用
- 54. 問題点 54 • バーコードの表示（貼付）においては、設計、生産 に係る社内管理から、さらには使用される現場の 状況を勘案することが求められている1 。 1 医療機器等のバーコード表示に伴う医療機器データベースへの登録等について 薬生機審発1128 第1号 薬生安発1128 第7号 平成29 年11 月28 日
- 57. 遠隔医療へのGS1導入 • ペースメーカなどの心臓植込み型機器は、2010年 より診療報酬に遠隔モニタリング加算が追加さ れ、多くの施設で利用されている。 57 2018年度診療報酬改定 60点/月 → 320点/月（5倍の診療報酬増） ※対面診療360点
- 58. 58 遠隔モニタリングの利点 • 不整脈や機器不良の早期発見、早期介入が可能 • 外来診療の負担軽減（診療時間短縮、診療回数削減） • 生命予後改善効果 Fluid Management Renaissance Vol.6 No.2 2016 59(151) 大規模研究で実証済み
- 59. 59 遠隔モニタリングの問題点 各社別々のWebシステムを運用→管理が煩雑* *心電図 38(2): 97-100, 2018. 労働負担増加 24時間365日休みのないメール対応
- 62. 0 50 100 150 200 250 300 350 400 n = 8 データアクセス時間の比較 p = 0.0117アクセス時間（秒） メーカーシステム 246秒（IQR, 202 - 283） 院内システム 57秒（IQR, 45 – 64.5） Wilcoxon signed-rank test 62
- 63. 詳細情報 電池寿命 閾値 波高 リード抵抗 心電図 不整脈治療 Heart Rate Variability AF Burden Activity Optivol Day Rate Night Rate Af Rate APacing Vpacing…etc 63 患者情報 患者ID 機器情報 GS1-128（serial） 約60項目 データベース リレーション図
- 64. ペースメーカ生体情報の活用 ペースメーカから収集可能な毎日の生体情報の蓄積により、心不全に 対する詳細な検討が可能。 心不全要因となるような追加情報と掛け合わせて新たな知見の創出* * Eur Heart J. 2013 Aug;34(31):2472-80.
- 65. 論文に基づく 心不全スコア算出関数* 65 約30名の該当患者に対して、1日ごとに自動計算させて評価 * J Am Coll Cardiol. 2010 Apr 27;55(17):1803-10. doi: 10.1016/j.jacc.2009.11.089.
- 67. GS1-128バーコードと PMDAデータベースの連携 • 医療機器の添付文書、取扱説明書等の医療機器の 安全使用・保守点検等に関する情報を整理し、その 管理を行うこと*。 • 医療機器の不具合情報や安全性情報等の安全使用 のために必要な情報を製造販売業者等から一元的 に収集するとともに、 得られた情報を当該医療機器 に携わる者に対して適切に提供すること*。 67 *良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律の 一部の施行について(医政発第0330010号) 情報へのアクセス・情報の鮮度を保つにはどうするか ダウンロード保存したPDFは更新されずにそのまま・・・
- 73. 今後の展望：GS1の利用 • 世界共通のユニーク（唯一無二）なID = GS1-128 バーコード を利用することで、病院の外側の情報 との接続が容易になる。 • 今後は、院内の修理や廃棄情報をクラウドベース のデータベースに登録し、メーカーや業者と共有 することで、よりシームレスな医療機器の運用体 制の構築が可能になると考える。 73 データベース ・点検情報 ・修理情報 ・廃棄情報 etc
- 74. 今後の展望 • 政府統計 e-Stat API機能（https://www.e-stat.go.jp/api/） • 国土交通省 国土数値情報API （http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/api/about_api.html） 74 近年、公共サービスのWeb API（Application Programming Interface）が公開されるようになった。 APIは機械判読可能な形式（ XML・JSON ）で情報の取得が できる。 MEDIS 医療機器データベース PMDA 添付文書データベース プログラムによるデータ2次利用環境（API）の整備が必要