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工数把握のすすめ 〜WorkTimeプラグインの使い方〜
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Tomohisa Kusukawa
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2016-05-14 redmine.tokyo 第10回勉強会 http://redmine.tokyo/versions/18
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2016/5/14 第10回 Redmine.tokyo勉強会 発表資料 チームパフォーマンスや品質を評価をするためにメトリクスを活用することは重要です。 REST API、周辺ツール等を活用し、基本機能では実現が困難なメトリクスを見える化する方法をご紹介します。 (平均完了日数や放置日数の分布、信頼度成長曲線やバグ収束率など)
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工数把握のすすめ 〜WorkTimeプラグインの使い方〜
1.
⼯数把握のすすめ 〜WorkTimeプラグインの使い⽅〜 redmine.tokyo 第10回勉強会 2016年5⽉14⽇ @tkusukawa
2.
⾃⼰紹介: @tkusukawa くすかわ と申します。 ⽇々の業務でRedmineに⼤変お世話になっております。 今回ご紹介するWorkTimeプラグインの作者です。 第9回の
redmine.tokyoのディスカッションで ⼯数管理の話題があり、 ⼀度⼀通り共有しておいたほうが良いと思ったので ご紹介させて下さい。 2
3.
何の⽬的で⼯数が要るの? 原価把握、資産化計上 ⾒積もり精度、進捗計測 それだけではない気がしています 3
4.
共通テーマ:成果の最⼤化 躊躇せずに ⼿を動かせるようにする! 4 ちゅうちょ
5.
躊躇してしまう仕事とは? 無駄に感じている仕事 リーダーとメンバーで 費⽤対効果の認識にギャップがある or 任せっぱなしで そもそも知らない (どんだけ⼤変か知らんのとちゃう?) 逆に、⼤変さ=⼯数をフィードバック出来れば、 かけた⼿間がいくらか報われる気がする (どれだけ⼤変だったかは知っていてもらえてる) 5
6.
⼯数把握のすすめ メンバーの⼿間は報われる必要がありますよね → ⼿間を⾒える化したい 想定外の⼯数(認識ギャップ)には 打ち⼿を講じるべき その⼯数(業務)の責任をリーダーが負っている と感じられればメンバーは躊躇しない 6
7.
業務状況を⾒える化したい No Ticket, No
Work ! 全ての業務について必ずチケットがあり、 チケットで状況共有と記録が⾏われる環境 → これ、おすすめです♪ 統制や監査などの⼤義名分で導⼊しても → 実はメンバー間共有の効果が⼤きい 7
8.
全ての業務がチケット化されている ということは… 各チケットに 要した⼯数を記録すれば⼀⽯⼆⿃ 何に⼿間がかかったか すごく解りやすい 逆に、⼯数を記録する必要性から 必ず(漏れなく)チケットが作られる → No Ticket,
No Workが補完される! (運⽤の完全性のチェック機構って⼤事) 8
9.
そして、すばらしいことに、 チケットに⼯数を記録する機能が 元々Redmine本体にあるんです! が、しかし… 実際に⼊⼒してみると とても⼤変 なぜなら… 各チケットに要した時間が 正確にはわからない (メール、チャット、相談、打ち合わせ等、 業務中は割り込み作業がいっぱいですよね) 9
10.
→ 働いた時間から逆算して つじつま合わせで ⼯数を⼊れたい! 例: その⽇の業務時間は9時間で、Xに1時間ぐらい取られて、 事務処理を30分ぐらいやったから、残りの7.5時間はYだよね Redmineの元々のUIでは ⼯数を⾜したり引いたりして ⼀⽇の合計時間を合わせるには ちょっと不向きなんです… 10
11.
どうしたもんじゃろのー。 → ⼯数⼊⼒のUIの観点で WorkTimeプラグインが使えるかも、というご紹介 11 プ ラ グ イ ン 使 お う そ う だ。 、
12.
WorkTimeプラグイン ⽉間⼯数表 ⽇毎⼯数 (時間⼊⼒) ⽇毎個⼈メモ 12 集計や他ユーザ参照はこちら 個⼈の⼯数はPJ横断 ※全プロジェクトの⼯数が表⽰されていることにご注意下さい
13.
⽉間⼯数表 13
14.
⽇毎⼯数 14
15.
⽇毎の個⼈メモ 15 Wikiと同じ表記 プロジェクトタブで表⽰していると プロジェクトの他のメンバーの⼯数とメモを参照できる。 → これ、朝会のために作りました
16.
WorkTimeのインストール⽅法 1.Redmineのpluginsディレクトリにコードを展開 https://bitbucket.org/tkusukawa/redmine_work_time/downloads からzipをダウンロードするか、mercurialが使えるなら でバージョンアップも安⼼ 2.DBマイグレート ※ WorkTime⽤のテーブルをいくつか作成します 3.Redmineの再起動 16 $ cd
plugins $ hg clone https://bitbucket.org/tkusukawa/redmine_work_time $ cd .. $ RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins:migrate
17.
全体設定 アカウントメニュー表⽰ 17
18.
ロールの権限設定 18
19.
プロジェクトのモジュール選択 19
20.
(0.3.2新機能)集計開始⽇の設定 20
21.
⼯数集計専⽤の PJとチケットの作成 21 個別の作業チケット以外に ざっくりと⼯数をつけられる チケットを作ります ※忘れがち
22.
⼯数をつけるチケットを表⽰させる 22 表 ⽰ 追 加 最初は何も表⽰されないので、 なんだこれ?ってなる
23.
⼯数をつけるチケットは 各個⼈で選びます 23 その⽇に更新したり、 期間が設定された担当チケットがあると 勝⼿に表⽰される 複数チケットを⼀気に追加 1チケットずつ追加
24.
表⽰したチケットを並べ替える 24 追加してすぐは とりあえず ⼯数を⼊れられるのみ 更 新 次回以後の表⽰は プロジェクト毎になる 数字をクリックして 番号を変更することで 表⽰順序を変更できます
25.
あとは⽇々各⾃の⼯数⼊⼒ 25
26.
チームの⼯数集計 26 ⼯数管理専⽤の PJとチケット (ざっくり) 実チケット(具体的) 粒度が違う → 付け替えたい!
27.
⼯数のチケット付け替え 27
28.
⼯数のチケット付け替え 28 更 新 付け替え完了!
29.
⼯数のチケット付け替え 29 Before After
30.
つまり、⼯数をつける粒度を 統⼀する必要はないんです 最初は なるべくザックリとした項⽬で始めて、 必要に応じて(必要な部分だけ) 具体化すれば良いと思います ⼀般業務として「闇業務」というチケットを 作っても良いでしょう → 誰がどれぐらい闇業務があるか解るだけでもメリット⼤ですよね これで業務の全てが チケット化されました! 30
31.
No Ticket, No
Work できましたね (全ての Work に対する Ticket が必ずあるんですから) 31
32.
32 まとめ やり⽅は何れにしても、 チームを良くする上で ⼯数(業務)を把握・共有することを おすすめします。 そして、そのやり⽅としては、 No
Ticket, No Work が いい感じだと思います。
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