「農研機構」は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです。
地形情報利用シンポジウム
~自治体森林系GISにおける地形情報の先進的利用例から~
WebGISやデータ公開について
農研機構農業環境変動センター
OSGeo財団日本支部
岩崎 亘典
地形情報利用シンポジウム 2018/01/17
#この発言は個人の見解であり
所属する組織の公式見解ではありません
#この発言は技術的正当性を
保証するものではありません
#この発言は多分に
個人の趣味です
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まず結論!
• サーバー・クライアント型のWebGISは厳しい
• これからはタイル+クライアントでは?
– WebGIS時代のGIS
• ブラウザーじゃなくDesktopもその方向を目指すべき
• 検討点
– クラウド系の立ち位置は?
• デスクトップをクラウドに持っていく発想ではダメだ
と思う.
– Googleマップ・Earthが成功した理由は?
• 「データ」と「シンプル」さが重要.多機能は必要
か?
3WebGISやデータ公開について
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WebとDesktopGISの違い
• DesktopはPCで,Webはサーバー上で処理
– Desktopはダウンロードして処理,Webは処
理結果を表示
4WebGISやデータ公開について
ダウンロード
色々処理
データ
読み込み
DesktopGISのデータフロー ←インターネット ローカル環境→
リクエスト
色々処理
データ表示
データ
出力
WebGISのデータフロー
データ登録
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WebGISの短所と改良
• リクエストに対する処理に時間がかかる
– タイルという形でキャッシュ
• 処理が早く個人でもホスト可能
5WebGISやデータ公開について
リクエスト
色々処理
データ表示
データ
出力
←インターネット ローカル環境→
データ登録
WebGISサーバーあり
リクエスト
出力
データ
タイル化と登録
WebGISサーバー無し
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WebGISのさらなる進歩
• バイナリベクタの登場,APIによる連携,クラ
イアント処理の高度化,etc…
– 落合さん,松澤さんのご発表を参照
6WebGISやデータ公開について
←インターネット ローカル環境→
リクエスト
出力
タイル化と登録
APIによる連携
複数のサーバーへの
リクエスト
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まとめ
• サーバー・クライアント型のWebGISは厳しい
– 処理速度,システム管理に問題
• 地図タイルの普及による相互運用性の拡大
– “WebGIS時代のGIS”
• Desktopもその方向を目指すべき
• 検討点
– クラウド系の立ち位置は?
• たとえば,Cartoなど
– デスクトップをクラウドに持っていく発想ではダメ?
– Googleマップ・Earthが成功した理由は?
• 「データ」と「シンプル」さでは?多機能は必要?
7WebGISやデータ公開について
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まとめ
• サーバー・クライアント型のWebGISは厳しい
– 処理速度,システム管理に問題
• 地図タイルの普及による相互運用性の拡大
– “WebGIS時代のGIS”
• Desktopもその方向を目指すべき
– こんな風な棲み分け?
8WebGISやデータ公開について
←インターネット ローカル環境→
地図タイル
クラウド系
WebGIS
Webより
DesktopGIS
Desktop
GIS
タイル作成が難しい
場合等に利用?
ブラウザ系
WebGIS
一般向けの本丸公開データ あまりない 高度な分析向け
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ちなみに
• 公開するならタイルにしよう!!!!
– https://www.slideshare.net/wata909/ss-84444906
9WebGISやデータ公開について
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ファイルベースのデータの欠点
• データが可視化されていない、使いたいデータ
なのかどうか不明
• ファイル形式や座標系変換、データの結合、切
り出しなどの準備が必要
10WebGISやデータ公開について
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ファイルベースのデータの欠点→地図タイル形式の利点
• データが可視化されていない、使いたいデータ
なのかどうか不明
閲覧用データなので可視化されている
用途に合うかどうか確認できる
• ファイル形式や座標系変換、データの結合、切
り出しなどの準備が必要
座標系が統一されている、形式変換も容易
JPG、PNG、GeoJSONなどWebフレンドリー
{z}/{x}/{y}を指定すれば、必要なデータが
入手できる
ただし,原点に注意は必要
11WebGISやデータ公開について
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地図タイルへの期待
• バイナリベクトルタイルもQGISでデータを取得、表示できるようになってきました。
ベクトルタイルは、データそのものなので、編集も着色も自由にできます。WebGIS
用と思われているベクトルタイルですが、その恩恵はデスクトップGISにもありそう
です。バイナリベクトルタイルの普及が進んで、県ごとのshpファイルを別々にダウ
ンロードして、解凍して、結合してみたいな面倒なことをしなくて済むようになる
と良いですね;-)
• RでGISをするときに、色々なデータをネット経由で簡単に取得できると良いなーと
思います。ベクトルタイルの普及が進めば、それが可能になるかもしれません。
– http://d.hatena.ne.jp/tmizu23/20171209/1512787590
– http://d.hatena.ne.jp/tmizu23/20171216/1513379233
12WebGISやデータ公開について

WebGISやデータ公開について