情報通信審議会
情報通信政策部会 
通信・放送の融合・連携環境における標準化政策に関する検討委員会




HTML5
Web標準化(W3C) とHTML5の状況



慶応義塾大学 教授                 2009年12月11日
一色正男 & 夏野剛
Keio-contact@w3.org
http://www.w3.org
                      オリジナルのスライドを基に長谷川
                      恭久が情報を再構成したものです。
WHY
なぜHTML5は注目なのか?
                 WHAT
                 HTML5で何が実現可能か?




         HTML5
WORK
日本ならではの取り組み
                 FUTURE
                 HTML5がもたらすメリット
HTML (Hyper Text Markup Language)
Webブラウザ(HTML解読表示プログラム)は、HTMLから視覚描写を行っている
Googleのような検索エンジンや音声ブラウザなど機械が情報を理解するためのコードが含まれている
WHY
なぜHTML5は注目なのか?


    Webの役割の変化
    Webアプリケーションの登場
    動画などコンテンツがよりリッチなものへと変化


    Webの利用の多様化
    アクセス出来る機器の増加 (携帯電話や家電など)
    Webを描写するための OS やソフトウェアの種類の増加
Open Web
今の利用者のニーズに応えるために HTML がさらに進化する必要性が高まった
自由に使 える共通プラットフォーム仕様整備の要求が増えた
プラグインや特別なソフトウェアの要求などユーザも作り手も煩雑で混乱してきた
HTML5
今日のWebに適応させるための10年ぶりバージョンアップ
WHAT
最新のウェブ標準が提供する機能


    HTML5
    Web Storage ・ Web Workers ・ Web Sockets
    Canvas ・ Drag and Drop



    SVG
    Geo Location API
ホームセキュリティ

                          速報性が高い情報の配信




Web Sockets
ブラウザとサーバ間で直接データのやりとりが可能
リアルタイム性向上とサーバ負荷削減効果大


                                        photo is taken by quapan
Webアクセシビリティに大きな貢献

                                  オープン技術なので特定の企業に依存しない




SVG (Scalable Vector Graphics)
Google Maps や携帯電話向け地図サービスで使われてる画像形式
拡大・縮小による画像の劣化がなく軽量
Webで既に使われている技術と親和性が高く、統計グラフなどデータとの組み合わせに最適
パソコン以外からも同じデータにアクセス

                               オープン技術なので特定の企業に依存しない




Canvas
スクリプト言語により生成された画像を描写するための HTML 要素
特別なプラグインをインストールすることなく、2Dアニメーションや3Dが観覧可能
国のもつ膨大なデータと位置情報の連携

                              国際的に利用出来る防災システムの可能性




Geolocation API
位置情報をWebブラウザが動作する様々な機器で正確に表示させることが可能
国際規格を利用することで、より多くの方が位置情報を利用したアプリケーション開発が可能
携帯電話からも利用出来るアプリケーション

                               ユーザービリティの向上への可能性




Drag & Drop
複雑なプログラムを使わなくてもデスクトップアプリケーションと同等のインタラクションが可能
特別なプラグインをインストールすることなく、様々な操作を軽快に行える
WORK
日本ならではの取り組み


    日本語組版処理
    縦組と横組
    柱とノンブル
    ルビと圏点処理


    DTV、携帯、組込用のWeb
JLTF (Japanese Layout Taskforce)
日本語を正しくWebで表示できるように表示仕様を標準化する活動
日本語については、JISX4051で定義し、英語版は、W3Cの勧告として定義
現在、英語と日本語の2つのメールリストで論議
FUTURE
HTML5がもたらすメリット


    デバイスを差別しない
    どこからでも共通のコンテンツ


    追加プログラム不要
    インストール作業などお客様を煩わせなくて良くなる


    付随機能の強化
    リアルタイム性、サーバ負荷低減など
W3C
企業会費により運営される民間団体

国、特定企業からも、中立独立した仕様策定団体
個別のサービス/アプリケーション提供者が個別に開発、提供してきた技術が、W3Cによって集約、標準化
オープンな知識集約方式=コンセンサスで、決定してゆく。
日本語でのコミュニティ形成、日本の要望を整理主張が必要
Thank You
 ありがとうございました。



       詳細情報
       http://www.w3c.org


       お問い合わせ
       Keio-contact@w3.org
       http://www.w3.org

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