こみゅぷらすのCommunity Launc Eventで行ったVisual studio 2010デバッガの主にIntelliTraceのご紹介です。

1. Visual Studioで楽しくデバッグ かめがわ かずし/@kkamegawa kkamegawa@clueup.org

2. Agenda Visual Studio 2010デバッガ デバッガ新機能 IntelliTrace

3. 自己紹介 オンラインでのkkamegawaはほぼ私です(id:kkamegawa,@kkamegawa,MSDN/Technet forum)。 最近は@ITでデバッガ連載しています。Visual Studio デバッグ技法http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/chushin/vsdebug_01/vsdebug_01_01.html 今日はそれを踏まえてデバッガのお話

4. デバッガの機能差 Express Editionの制限を認識しよう(C++が意外と…)

5. VS2010機能追加– データヒント デバッガ実行中に変数をピン止めして、デバッグ中でいつでも閲覧可 コメントもかけるよ Import/Exportで共有できるよ

6. データヒントも便利だけど

7. IntelliTraceってなに？

8. IntelliTraceを使うシチュエーションをお楽しみください

9. ホームズ、大変だ！ どうしたんだい、ワトソン君

10. アプリケーションがクラッシュしちゃったんだよ どういう手順でやったんだい？

11. それがすごく複雑な手順だったんで、どんな操作したかも覚えてないんだ むぅ、確かに例外が出ているね。いくら私でもこれは少し骨だ。

12. ど、どうしよう。このバグ入れたまま出荷なんてできないよ！ まてよ、君が使っているのはUltimateじゃなかったか？IntelliTraceを使っていなかったのかい？

13. IntelliTrace？なんだいそれは？確かにUltimate Edition使っているけど… ワトソン君、それなら万事解決だ！IntelliTraceがあればみんなベテランのバグハンターだよ！

14. そして無事にバグの原因が わかったとさ ちゃんちゃん♪

15. IntelliTrace – その1 一言でいえば「実行中の記録を全部取りながら実行してくれるすごいやつ」 通常デバッガからの起動で採取されますが、デバッガがなくてもとれます。 手元に環境がないAzureでは特に有効

16. ちょっぴり注意 – その1 現時点で有効なのは.NET Frameworkのスタンドアロンプログラムくらい 起動済みプロセスへのアタッチ不可(リモートデバッグも不可) Silverlight/Xbox/Windows Mobile/スクリプト言語/SQL CLR開発ではサポートされていない F#は実験的なサポート

17. でもちょっぴり注意 – その2 32bitのモジュールにしか有効にならない Windows x64 のAnyCPUやx64は不可 x86にした場合、WCFサービスプロジェクトではうまく動かなかった… ホストプロセス(vshost)は使用しないように IntelliTraceのデバッグログがvshostに対して採取されるのでデバッグにならない

18. デモ AzureのIntelliTrace

19. クラウドもIntelliTrace Azure SDK 1.2からAzureで生成されたIntelliTraceのファイル(itrace)も読み込めるようになりました。 ログに制限がある～と泣いていた日もちょっと遠くなるかな？ Azureは64bitなので、オンプレミス側のVisual Studioでもx64でIntelliTraceサポートしてくれるんじゃないかな(個人的な感想)。

20. チーム開発でもIntelliTrace IntelliTraceはデバッグ実行だけじゃないよ！真価はチーム開発 Test Managerと組み合わせて、テストシナリオ実行中に起きたクラッシュレポートを開発者にバグとして発行->開発者はIntelliTraceのファイルを開けばその時点からデバッグ開始 し、仕事が…

21. デモ チーム開発のIntelliTrace

22. まとめ デバッガ実践というよりはIntelliTrace紹介でしたが、いかがでしょうか？ 今のところUltimate Editionにしかないですが、評価版などで使ってみてください。 IntelliTraceは@ITの第二回のVisual Studioデバッグ技法でもご紹介します。