初心者のためのTableau0→1

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初⼼心者のための Tableau 0→1
2015年年 6⽉月18⽇日
株式会社ビズリーチ
サービス企画部
佐藤　由⾹香⾥里里

最初に
n  当スライドは、実際に勉強会でお話しした内容から
⼀一部変更更・削除しております。予めご了了承ください。
n  当⽇日の参加者の⽅方々から寄せられた質問と回答を
後半に⼀一部記載しております。
2

⾃自⼰己紹介
n  佐藤　由⾹香⾥里里　／　さとう　ゆかり
n  前職は⾦金金融機関
n  2013年年 8⽉月株式会社ビズリーチ⼊入社
n  ビジネス開発本部 → 事業戦略略部
→ 2015年年 5⽉月より現職
3
pon-‐‑‒yuka

対象
n  TableauやBIツールに興味があるが、
いまいちどんなものかわからない⼈人
n  データ分析のニーズを感じている⼈人
n  これからデータ分析やデータサイエンスを
やってみたい⼈人
4

本⽇日のアジェンダ
n  Tableauって？
n  トライアル版でTableauを使ってみよう
n  ビズリーチのTableau導⼊入ストーリー
n  質疑応答
5

本⽇日のゴール
n  Tableauでできることを理理解する
n  実際に導⼊入して⾃自らの業務で使えるようになるまでを、
当社のケースを通してイメージしやすくする
6

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Tableauって？1

n  データを読み込み、グラフ化や集計を容易易にするソフトウェア
Database
読み込み
⼀一⾔言で表現すると
接続

n シンプルな画⾯面構成で、操作が容易易
-‐‑‒ Excel集計やピボットの経験があれば、⼤大抵の操作が可能
-‐‑‒ SQLの知識識があれば、更更に取組みやすい
9
何が良良いの？①

何が良良いの？②
n 様々な外部データサービスとの接続に対応

Demoやります
n  採⽤用企業の求⼈人に応募した⼈人の年年代別の割合を⾒見見たい
n  例例【A社】20代の応募が全体のX%、30代の応募がY%...
11
DEMO

n このようなツールは、⼀一般に
　「BIツール」= Business Intelligence Tool
　と呼ばれています
12
BIツール

トライアル版でTableauを使ってみよう2

初歩的な動作をしましょう
n  Tableau内に保存されているサンプルデータを使います
n  「サンプル – ストア」
-‐‑‒ 家具・家電・事務⽤用品を取扱う⼩小売チェーンの売上データ
14

TRY
n その① 　製品別の売上と利利益をみてみましょう
n その② 　年年別の累累計売上をみてみましょう
15

その① 　製品別の売上と利利益をみてみましょう
16

その② 　年年別の累累計売上をみてみましょう
17

ビズリーチのTableau導⼊入ストーリー3

第１章　　Excel管理理の限界

ビズリーチ事業で経営上、追っている数字（⼀一部）
20
毎週、400以上の指標をモニタリング
退会数
マーケ
ティング
コスト
求⼈人数
CPA
スカウト
通数
新規会員
獲得数
応募数
有料料会員
売上
応募数
アポ獲得
数
スカウト
返信率率率
成約数
書類通過
数
架電数
訪問数
成約売上
ROI
※公開にあたり内容を⼀一部ブラインドしています

経営指標モニタリングフロー
21
DB
CSV / Excel
集計
報告
SQL
重
激重
重

何か⾔言われると、またSQLを叩くところに逆戻り
22
DB
CSV / Excel
集計
報告
SQL
条件が●●だったら？
あと、▲▲のデータも
⾒見見たいんだけど重
重
激重

【切切実】⼯工数削減
スピーディーなボトルネックの発⾒見見
⽇日々、最新のKPI進捗をウォッチしたい
課題とやりたいことの⼭山積み

第２章　　BIツールの検討

きっかけは、⼝口コミ
n  あるデータコンサルティング会社から、
「Tableauいいよ」とおすすめされる
n  検討開始
25

決め⼿手
n  １アカウント◯万（初期費⽤用）+ メンテナンス費（◯万/年年）のみ
　　※Tableau Desktop の場合
　⇒ 毎⽉月費⽤用が発⽣生するタイプより導⼊入のハードルが低い
n  トータルで○万弱、他のBIより価格が低い
26
アカウント買い切切り型＆ユーザビリティ
※詳細は Tableau Japan株式会社までお問い合わせください

n  うまく活かせなければ四半期のコストで捨てればよい
n  まずは1アカウント分の予算の承認を得るべく、プレゼン
27
承認・導⼊入へ

Tableau導⼊入後のモニタリングフロー
28
DB
CSV / Excel
集計
報告
SQL
軽
軽
●●●●？
激重

ただ、⼀一番重い作業の⼯工数は変わらないまま…
29
DB
CSV / Excel
集計
報告
SQL
●●●●？軽
軽
部分的に⼯工数は減ったが、
ドラスティックな削減には
なっていない…
激重

第３章　　データマート構想

きっかけは、Tableauユーザー会への参加
n  代表の⽅方より、「データマート構想」を得る
n  検討開始
31
Data
Mart

データマート（Data Mart）とは
n  商品名や固有名詞ではなく、抽象的な概念念
n  データベースの中から特定の⽬目的に合わせたデータだけを
取り出したもの。データの部分集合。
n  データ容量量が⼩小さくなる &
リクエストのたびに集計値を計算することがなくなる
⇒ レスポンスが向上
32

そうだ！
現存のデータベースとTableauを
直接つなぐことはできないが…
BizReach
Database
個⼈人情報

データマート構想の誕⽣生

BizReach
Database
BizReach
Datamart
Tableauと接続できるクラウドデータサービスに
Datamartを作ってしまえば…!!

Amazon Redshift でDatamart構築へ
リモートで操作
アクセス制限をAWSと調整
35
Amazon Redshift
BizReach
Datamart
BizReach
Database
エンジニア
個⼈人情報等を除き
夜間バッチ
個⼈人情報

以前の経営指標モニタリングフロー
36
SQL
CSV
Excel
集計
グラフ化
分析
BizReach
Database

Tableau導⼊入&Datamart構築後
37
集計
(Tableau)
グラフ化
分析
BizReach
Datamart
SQL
CSV
Excel
集計
グラフ化
分析
BizReach
Database

SQL
CSV
Excel
集計
グラフ化
分析
BizReach
Database
アクセシビリティの向上
38
Tableau
集計・
グラフ化
BizReach
Datamart
フレキシブルに
アクセス可能
要アクセス権限
※いずれのパターンも、社内環境でなければ
　データに接続できず、また接続する際は
　毎回パスワードの⼊入⼒力力を求めています。

【切切実】⼯工数削減
スピーディーなボトルネックの発⾒見見
⽇日々、最新のKPI進捗をウォッチしたい
Tableau導⼊入前の課題

解消！
⼤大幅な⼯工数削減実現
可視化による着眼点の広がり
⽇日々のKPI進捗のメール配信⾃自動化
（別途プログラミングで設定）

当社のケースは記事にもなりました
https://seleck.cc/article/8

n  「新規登録〜～メールを受信するまで」の時間との相関はない
n  「新規登録から○番⽬目に受信したメールか」によって返信率率率が⼤大きく異異なる
※公開にあたり内容を⼀一部ブラインドしています
（参考）ビジネス側の課題解決事例例

Tableau礼賛みたいになっておりますが
使ってみて正直なところ
※あくまで、いちユーザーとしての⾒見見解です

GOOD
n  ⼯工数削減
　-‐‑‒ データの集計・加⼯工・グラフ化のスピードが⾶飛躍的に向上
n  セレンディピティ（予期せぬものを偶然に発⾒見見すること）
　-‐‑‒ データの可視化が容易易に
　-‐‑‒ データ分析が限られた⼈人のものでなくなる
　-‐‑‒ 様々な切切り⼝口からの分析が可能、考察の幅が広がる
44

GOOD/BAD
45
n  良良くも悪くもセルフサービス
-‐‑‒ 疑問点の解消やTips（技術・コツ）は、⾃自ら情報収集
-‐‑‒ TableauのWebページやコミュニティなどリソースは充実

GOOD/BAD
46
n  ⽇日本語のヘルプ体制のより⼀一層の充実が望まれる
-‐‑‒ 直接の照会は⽶米国テクニカルサポートへ（フォーマットで申請）
-‐‑‒ その後のメールやWeb会議は英語対応
※2015年年5⽉月時点。でも疑問点の⼤大半は、Web(⽇日本語対応)で解消できる。
　【補⾜足】（2015.07）
　2015年年7⽉月中旬から、
　⽇日本語サポートが開始されました

質疑応答4

当⽇日のQ&A（⼀一部のみ）①
n  Q1. データマートの構築でクラウドサービスを使った理理由は？
A1. ①安い値段で導⼊入できること
　　②Amazon Web Servicesを既に使っていたので、
　　　導⼊入コストの⾯面でもスキル的にもすぐ出来そうと算段した
　　　⇒ 結果、2〜～３営業⽇日で導⼊入できた
n  Q2. エンジニアがデータベースをメンテナンスする頻度度は？
A2. ほぼ⽣生データを⼊入れているので、メンテナンスにそこまで⼿手は掛かっていない。
　　外部サービスのデータも⼊入れているので、そのAPIの叩き⽅方を調べる程度度。
n  Q3. Datamartにデータを移す際、個⼈人情報はどのように抜いたか？
A3. シンプルに⼀一部カラムを削除してDatamartに連携した。
48
※回答にあたっては、当社社員とエンジニアの協⼒力力を得ています。

当⽇日のQ&A（⼀一部のみ）②
n  Q4. 社内のどのような部署でTableauを使⽤用しているのか？
A4. サービス企画部から始まり、現在はマーケティング部や営業企画、
　　他の事業部にも広がっている。
　　なお、無料料の「Tableau Reader」をインストールすれば、アカウントがなくても
　　Tableauで作成したシートを誰でも閲覧できる。
n  Q5. 1ライセンス導⼊入の承認を得るにあたってネックとなったところは？
A5. 特になし。導⼊入のハードルが低かった(価格&初期費⽤用のみ*という点)ためと思われる。
　　　 *Tableau Desktopの場合
n  Q6. Tableauはどの程度度のデータ容量量まで対応しているのか？
A6. あくまで実感だが、100MBまでさくさく動く。
49
※回答にあたっては、当社社員とエンジニアの協⼒力力を得ています。

最後に

https://www.bizreach.co.jp/recruit/
ビズリーチでは、全職種で仲間を募集しています！
51

お気軽にお問い合わせください！
yukari.sato@bizreach.co.jp
52
ビズリーチに興味がある今回の内容のここが気になる

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