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[20190822 JTUG] TUGパネルディスカッション~あれから1年…発表してくれたTUGの1年とこれから Tableauのつまづきポイント
- 1.
- 2.
自己紹介
名前: 田村進司(たむらしんじ)
仕事内容:
表の仕事 裏の仕事
1995デジタル変復調のシミュレーション 社内ネットワーク・サーバー管理
2001 GPSモジュールの開発 WEBサーバー, 全文検索システム, ファイル
サーバー構築・運用・保守
2003 Matlab導入
新規衛星端末のデジタル変復調、
TURBO符号の研究・開発、システム
設計
メーリングリスト, CMS(PukiWiki, Xoops)導
入
Trac, Subversion導入
2010 主としてシステム設計, ネットワーク
設計, IoTシステムの研究開発
Redmine構築・運用・保守
2015 Tableau導入
2017 AWS導入, Tableau Server構築
PSIRT立ち上げ
というわけで…
ITエンジニアというわけでもなく,
世間が思っているBIツールとも無縁な人
- 3.
Tableauを導入したきっかけ
• 機器から収集したデータを楽に解析できるツールを探していた
• 高度な知識を必要としないこと みんなに使ってほしい
• ローカルファイルやDBと接続できること 汎用性をもたせたい
• 学習コストが低いこと すぐに使ってほしい
• 解析対象のデータに制限がないこと データ量に制限があると残念!
• GoogleやFacebookでTableauの広告が目についた
• BIツールってなんやねん?
• 雰囲気やりたいことができそう
• 過去取引のあった人がTableauに転職していた, コンタクトとってみよう
• WEB会議でデモをしてもらう
• 価格も安い(Tableau Desktop Personal版)
• 試しに使ってみるといい感じ
• エクセルで苦労して解析するためのシートを作っていた(約2週間)のが,
Tableauだと10分で完成した 導入することにきめた!
- 4.
• 現在のライセンス数
• Desktop70ライセンス(Personal : 18, Professional : 52)
• Server 100ユーザー(運用はこれから)
• Tableauを普及させるために行ったこと
• 経営陣, 営業の人向けへのダッシュボードの作成
• Tableau社のサポートによる社内勉強会
Tableau 田中さんありがとう!
• 実際に使用しながら, 便利なものだと認識してもらう
• RedmineでTableauのナレッジ, ヘルプデスク構築
• 情報の一元化・共有, Tableau語の翻訳, 技術レベルの向上
• 定期的なTableau勉強会の実施
• 毎週テーマは決めず, 駆け込み寺としてオープンに
社内への展開
ほぼ二人でやっている
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- 6.
- 7.
Tableauのいいところ
• データ更新が楽
• データと計算の分離 計算テンプレート的に使える
• 動的に見る人の見たいように見れる
• フィルター, アクション
• ダッシュボードの利用により、見せたい人が意図的に見せたいストーリーが作れる
• 従来通り(Excel)の見せ方もできる
• Excelマクロからの脱却ができる
• 深く考えずに視覚化できる 創造欲を駆り立てる
• データ量が多くても平気
• 解析に集中することができる 見えていなかった気づきを得られる
• データの作り方の勉強ができる システムの最適化に貢献
• Excelのデータだと、列内に属性の違うデータが入ってたり
• 不足しているデータの気づきが得られる
• システム構築のデザインツールとして使える
• データを可視化するようなシステムのプロトタイプ
- 8.
Tableauのよくないところ
• 更新が早い(メジャーアップデートが約3か月
ごと)
• 機能追加はうれしいけど…
•10.5では64bit OSのみに 結構きつい
• 起動が遅い
• 社内標準PCのスペックが悪いというのもあります
が...
• 起動が遅い, メモリー消費が激しい
• ビューによっては, PDF作成するのに"どん兵衛"が
伸びることもシバシバ
• Tableau語がよーわからん
• DBの知識がない人はきつい
• 一部のDBでは制限がある
• キューブでは計算使えない
• ノリについていけない
• ヘルプがわかりにくい
• 英語のほうがわかりやすい ハードルがあがる
• サポートにあたりはずれがある
• Excelで作ったグラフと同じようなグラフを作ろ
うとすると意外と手間がかかる事がある
• 営業がMS Office使えない 誰とはいいません
• できそうでできない事が使うにつれてでてくる
• “Excelならこれで計算できるのに~” っていうのがあ
ります(複数セル指定での計算とか)
• ハマりすぎて時間を忘れてしまう 結果は倍以
上返し
- 9.
Tableauの理解が難しいところ
• 集計結果を取り扱うこと
• 意識しなくても必ず集計結果を取り扱うので,Excelしか扱ったことがない人は何の値が出ているの
かわからない
• ディメンジョンとメジャー
• 計算式
• NULLの扱いとか, 結合してるときの計算とか
• LOD計算
• FIXEDなにそれ?
• 結合とリレーション
• DB使ったことない人には左結合なにそれ?
• リレーションで表計算つかって, 計算できねーとか
• 表計算ソフトではない
• Excelの代替品だと思っている人多数
• Excelと共存するオフィスツールの一つと捉えるべき
• 代替品ではないことを理解したうえで, 適切な可視化とダッシュボードの提供を行う必要がある
• それを見る人への教育も必要
- 10.
Tableauの学習方法
• Tableau無料トレーニング 無料!!
• https://www.tableau.com/ja-jp/learn/training
• Tableau Desktop入門トレーニング, データへの接続, ビジュアル分析を基本として後は必要に応じて使う
• Tableau Public, Vizギャラリー 無料!!
• 自分が表現したいものや取り扱うデータと近いものを探す
• ワークブックがダウンロードできるものはダウンロードして, どのように作っているかを解析してみる
• オンサイトセミナー 営業さん次第
• スーパーストアでは実感がわかない
• 自分のデータを使って教えてもらいたい
• インターネット上の記事を参考にする 無料!!
• Tableau Forum – Tableau社が管理しているForum, Community(メインは英語。日本語サイトもあり)
• “classmethod tableau” - classmethodさんのTableauの記事
• “tableau padawan” – Tableau Padawan’s Tips & Trickの記事
• “まだExcelで消耗してるの” – タブローの小部屋
• “information lab” – 海外サイト
• “interworks tableau tips” -海外サイト
• 人に教える、人のワークブックを作る 自分の時間次第
• これが実践的かつ一番
• わからなければ, 上記のインターネット上の記事やTableauのサポートを利用する
• いろいろな見方の勉強もできる
- 11.
ケチケチTableau運用
• 毎月のレポート作成が面倒 とにかく楽したい
• Excelの計算式とかマクロとかメンテが嫌だ
• レポート見るのはTableauのライセンス持ってない人もいる
• Tableauのパッケージドワークブックを配布すればいい
• Tableau Readerは無料!
• Readerを使ってVizに慣れることで"自分も作る側になりたい"と思わせる
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- 13.
- 14.
ぶち当たる壁(トラブル事例)
• データ量が増えてきたり, 結合をしていると非常に重くなる
•抽出と取り込み時のフィルターをうまく使う
• 結合の順序をよく考える(何が基準か?)
• Excel形式からCSV形式に変えてみる
• Python使って抽出ファイル(TDEファイル)を作成する
• 参照: Tableau データ抽出API
• 計算エラーの原因がわからない, 計算結果がExcelと違う
• エラーの詳細の内容をよくみる
• ディメンジョン, メジャーのところの"!"がないか探す
• 表計算結果が混じっていないか?
• アドホック計算(右クリックのシェルフで計算)で計算結果を確認しながら作る
- 15.
Tableau Desktopにほしい機能
• 計算のライブラリ機能
•R, Pythonを覚えればライブラリ化はできるけど...
• パッケージドワークブックのパスワードロック
• OfficeとかPDFとかにあるように制限をかけたい
• MAPレイヤーの時間連動
• うちでは欲しい 天気図や温度分布、電波強度(海の会社なので...)
• ほとんどの人はいらない? でもうちでは欲しい
• グラフ機能の強化
• Sankey Diagramとか, Node-link treeとか, Chord Diagramとか
• やってできないことはないみたいだけど難しい
• 別シートをレイヤーとして使うようなグラフの組み合わせ
- 16.
Tableau Server 公開にむけて
諸条件
•国内・海外のどこからでもアクセス可能
• 利便性を落とさない(VPNは使わない)
• ID管理はActive Directory以外も利用可能であること
• 利用者数は今後どうなるかわからない
• DDoS攻撃などからの保護を含めたセキュリティの確保
• Etc…
Tableau Serverの機能だけでは無理
- 17.
Tableau Serverシステム構成
WAF
ELB
EC2
m3.2xlarge
Windows Server2016
EC2
t2.medium
Zabbix
80/tcp
EC2
c4.xlarge
Syslog Syslog
Managed Security Service
Security Configuration Management
Incident Management Retainer
443/tcp
SAML
大量のAWS設定を, 簡単に安全なセキュリティポリ
シーを適用できる(45万円/年~)
セキュリティの監視(初期費用別、10万円/月~)
侵入や情報流出などがあったら対応(初期費用別,
160万円/年~)
約10万円/月(インスタンスのみ)
約16万円/年(small, largeインスタンス)
700円/月/ユーザー
(100以上,国内標準価
格,unlimited版)
- 18.
Tableau Server構成説明
• Onelogin
•パスワードポリシーの定義が可能
• 2段階認証が可能
• 複数Active Directoryの登録が可能
• Tableau Serverがプロビジョニング対応していないので, ユーザ管理はOneloginと
Tableau Server側のそれぞれで必要
• セキュリティ
• WAFだけでは不安(OWASPのTOP10を適用しているが一部 Tableau Serverで不具合
が発生する)
• 侵入検知、不正プログラムなどの対策はTrendMicroのDeepSecurityにお任せ(AWS
経由のDSaaS)
• そのログ監視はSecureWorksのサービスを利用することで監視する必要なし
• システム監視
• Zabbixをベースにtableau server用のテンプレートを適用
• 監視ダッシュボードはGrafanaで可視化
Tableau Serverだけではできない
- 19.
- 20.
まとめ
• Tableauとの接し方
• 気楽に使いましょう.特別なものとは思わない
• オフィスツールの一つ
• Excelで面倒だと思ったらTableau使ってみる
• 社内で仲間を募る
• "こんなんTableauですることちゃうやろ"と思っても, 割り切ってTableauでやり抜く
みんなに使ってもらうための初めの一歩
• 技術面では
• Tableauの営業, サポートはうまく使う
• インターネット上にある情報をうまく使う
• ユーザ会でも勉強しましょう(次回, 田中香織降臨!?)