Recommended
More Related Content
Similar to 研究内容資料/企業経営に関する調査資料
Similar to 研究内容資料/企業経営に関する調査資料 (20)
Recently uploaded
Recently uploaded (8)
研究内容資料/企業経営に関する調査資料
- 2. 目次 • 調査対象・方法 • 調査目的 • 語句説明 • 分析モデル（仮説） • 記述統計量 • 考察 • 重回帰分析 • 考察 • 結論
- 7. ＜職務特性＞ 技能多様性・・・ 仕事を上手く遂行するためのスキルにどの程 度多様性があるか。 課業一貫性・・・ 一連した仕事の中で自分がどの程度関わりを 持っているか。 課業有意味性・・・ その仕事の出来栄えが、社内または顧客に どの程度のインパクトを与えるか。 自律性・・・ 仕事の進め方にどの程度自分の裁量の余地があるか。 フィードバック・・・ 自分の仕事の成果をどの程度目にする ことが出来るかの度合い。
- 12. 記述統計量 平均値 度数 最小値 最大値 標準偏差 年齢 38.77 13 24.00 51.00 7.75 勤続年数 8.38 13 0.50 20.00 6.22 上司との職務内コミュニケーション 4.05 13 2.17 5.00 0.75 同僚との職務内コミュニケーション 3.67 13 2.67 5.00 0.68 職務外コミュニケーション 2.41 13 1.00 4.00 1.00 情報のコスト 2.91 13 2.17 4.00 0.64 情報の正確性 3.61 12 2.33 4.67 0.68 情報の流れとしくみ 3.52 13 2.20 4.60 0.61 分配的公正 3.56 12 2.75 5.00 0.73 手続き的公正 3.77 13 2.75 5.00 0.66 対人的公正/上司からの配慮 4.08 13 3.00 5.00 0.60 技能多様性 3.58 13 2.00 4.50 0.79 課業一貫性 3.73 13 2.50 5.00 0.75 課業有意味性 3.73 13 3.00 5.00 0.70 自律性 2.85 13 2.50 3.50 0.32 フィードバック 2.90 13 1.67 3.33 0.53 役割曖昧性 2.78 13 1.20 5.00 1.12 役割葛藤 2.82 13 1.33 4.67 1.01 休暇の取得と時間外労働 4.22 13 3.00 5.00 0.65 仕事面のフォロー 4.08 13 2.75 5.00 0.62 職場の人間関係 3.85 13 3.00 5.00 0.60 WLB全般 4.25 13 2.80 5.00 0.88 モチベーション 3.69 13 2.40 4.80 0.79 全般的職務満足 3.81 13 2.67 4.83 0.74 情動的コミットメント 3.73 12 2.50 4.75 0.78 功利的コミットメント 2.69 13 1.50 3.75 0.70
- 13. 考察① 平均値 度数 最小値 最大値 標準偏差 上司との職務内コミュニケーション 4.05 13 2.17 5.00 0.75 同僚との職務内コミュニケーション 3.67 13 2.67 5.00 0.68 職務外コミュニケーション 2.41 13 1.00 4.00 1.00 対人的公正/上司からの配慮 4.08 13 3.00 5.00 0.60 対人的公正・・・例）私の上司は、部下の意見を尊重してくれる。 部下の相談事に対して丁寧に対応してくれる。 職場でのコミュニケーションは抜群にとれている。 →社員の数が13名（アンケート集計時）と少数であるから、 必然的にコミュニケーションをとる機会が多くなること。 →WLBを推進する際に行われたコミュニケーション研修によって、 男女間、部署間でのコミュニケーションが以前よりも活発になった（インタビューより） 職務外でのコミュニケーションの値が低く、数値にもばらつきがある。 →職務外ではあまりコミュニケーションがとられていない。 →会社における女性の比率が高く、家庭を持つ女性も多いため、 勤務時間外は家族と過ごす方が多いのではないか。
- 14. 休暇の取得と時間外労働 4.22 13 3.00 5.00 0.65 仕事面のフォロー 4.08 13 2.75 5.00 0.62 職場の人間関係 3.85 13 3.00 5.00 0.60 WLB全般 4.25 13 2.80 5.00 0.88 考察② WLBの値は、全体的に高い。 →「自分の生活に合わせて勤めていただける会社にしたい」 →育児休暇や介護休暇、短時間勤務、有給などの制度で 従業員の休暇を推奨している。 →日頃から社内のコミュニケーションが円滑なため、 休暇を取得する際にも伝えやすい環境なのではないか。
- 15. 考察③ 平均値 度数 最小値 最大値 標準偏差 情動的コミットメント 3.73 12 2.50 4.75 0.78 功利的コミットメント 2.69 13 1.50 3.75 0.70 功利的コミットメントの値が低い。 →功利的コミットメントは、「損得」でみた会社への愛着。 →一般的には大規模で、社員も多く、給料も高い大企業で 功利的コミットメントが高まる傾向がある。 →一般的に中小企業では情緒的コミットメントの方が高くなる傾向があり、 その数値では十分高い値を計測している。 →とはいっても、この数値は少しでも改善する余地がある。
- 16. 重回帰分析結果① ＊＊＊は0.1％、＊＊１％、＊は５％レベルでの 統計的有意を表す。 一般職 -0.142 -0.118 管理職 0.142 0.118 事務職 0.255 0.105 営業職 -0.075 0.184 専門職技術系 -0.137 -0.082 上司との職務内コミュニケーション -0.104 -0.049 同僚との職務内コミュニケーション -0.025 -0.079 職務外コミュニケーション 0.156 0.038 情報のコスト 0.067 -0.147 情報の正確性 -0.073 0.144 情報の流れとしくみ 0.181 -0.036 分配的公正 0.038 0.296 手続き的公正 0.868 *** 0.168 対人的公正/上司からの配慮 0.163 -0.083 技能多様性 -0.024 -0.165 課業一貫性 0.095 -0.091 課業有意味性 0.166 0.033 自律性 0.066 -0.189 フィードバック 0.241 0.038 役割曖昧性 -0.149 0.204 役割葛藤 -0.462 0.017 休暇の取得と時間外労働 -0.25 0.08 仕事面のフォロー -0.109 0.072 職場の人間関係 0.206 0.194 WLB全般 0.196 0.903 *** 調整済みR2乗 0.729 0.797 モチベーション（β） 職務満足（β）
- 19. 重回帰分析結果② 功利的コミットメント（β） 年齢 0.09 -0.296 勤続年数 0.053 -0.3 一般職 0.317 0.247 管理職 -0.317 -0.247 事務職 -0.052 -0.108 営業職 0.139 -0.315 モチベーション 0.848 *** 0.775 ** 職務満足 0.362 -0.45 調整済みR2乗 0.691 0.564 情緒的コミットメント（β）
- 22. 考察① 平均値 度数 最小値 最大値 標準偏差 分配的公正 3.56 12 2.75 5.00 0.73 手続き的公正 3.77 13 2.75 5.00 0.66 休暇の取得と時間外労働 4.22 13 3.00 5.00 0.65 仕事面のフォロー 4.08 13 2.75 5.00 0.62 職場の人間関係 3.85 13 3.00 5.00 0.60 WLB全般 4.25 13 2.80 5.00 0.88 分析結果から、従業員は 手続き的公正感が高まれば、モチベーションが向上し、 モチベーションが向上すれば、会社への愛着が高まることがわかった。 →手続き公正を含めた、組織的公正について 見直す必要があるのではないか。 相対的に低い値に。 そして、従業員の功利的コミットメントが低い。
- 25. ご清聴ありがとうございました。