HR meetup tokyo the war for talent- #4

1. リファラル採用成功に向けてコツコツやっていること
株式会社サイバー・バズ
社長室室長／人事部長
小河原英貴

2. 最近の趣味は、
週末にクックパッドをみて簡単料理を家族につくること（おいしい！）と、
家族の要らないものをメルカリで売りさばくこと（売れるんです！）です。

3. サイバーエージェントのグループ会社（子会社）として2006年設立。
サイバー・バズがやっていること
・広告メディア事業
・総合ヘルスケアサイト「ドクターズミー」の運営
・ファッション業界のバイヤーとブランドをつなげるマッチングプラットフォーム
「Cloud-F」の運営

4. 前回のHR Meetup Tokyoにて、
「リファラルは、従業員にとって誇れる会社であることが前提」（HARES西村氏）
「でも、うちの会社のことを誇りに思ってくれてるメンバー少なそうだしな・・」
と悩んでいる人事の方も多いと思います。
だから、まずは誇れる会社にしていこうよ！という現在の取り組みの紹介です。
（成功事例にすべく頑張ってるやつです）

5. 返報性の法則・・・人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければ
ならないという感情を抱く
【仮説】
メンバーからの紹介を期待する前に、どれだけメンバーに与えているか？
「メンバーの成長」に、会社が・つまり上司がどれだけ向き合えているか？
向き合えている組織 →メンバーも何かを返したい。周囲にポジティブに伝える
向き合えていない組織 →「会社は上司は分かってくれない。」周囲にネガティブ。
【この1年やっていること】
①メンバーの成長に向き合うことがいかに重要かをあらゆる手段で伝え続けること
（組織として出すべき成果を伸ばすための最良の手段が、個人の成長。）
②メンバーの成長に向き合う「やり方」をロジカルに教え続けること
（will cam must目標設定スキルと、聞く・質問する・褒める・フィードバックする・教えるなどのコミュニ
ケーションスキル）
③上司自身がメンバーの成長に向き合えているかを客観的に知ること
→結構みんな「自分はできている」と勘違いしている。向き合ってる「つもり」。

6. まずは、己の下手さを知ること。
サーベイをベンダーに依頼すると少々料金が高いですよね。自分たちで作成可能です。
【WORK RULES】
P.314～
マネージャーに関する匿名でのフィードバックを各チームに求めるアップワード・フィードバッ
ク・サーベイ（UFS)を参考に、Googleフォームで作成、実施。
むしろ、はじめは制度でやらない。フランクに実験的に。いくつかの協力的なチームから始める。
「こんなのつくってみたんだけど、あなたのところのメンバーに匿名でアンケートしていい？」

7. 己の強みと課題を知る。（グロースファインダー）

8. メンバーの成長に向き合えているかどうかを、自分や周囲の感覚ではなく、数値や
ファクトをモニタリングして、改善する。
その結果、上司とメンバーの信頼関係がある組織となり、
メンバーにとって誇れる会社になる。
■最近、上司に言われて響いたこと
「今のフェーズなら、100個思いついたら100個やった方がいい。正解はないからど
んどんやって、良いものだけ残していけばいい。」
「外部のベンダーを使いたくなるようなことも、出来る限り自分たちで考えて作って
やった方がいい。そうしたら思考停止にならないから。」