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地球観測データマッピングのための タイルマップサービスの開発
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ダイナミックにタイルを生成する、タイルマップサーバを開発しました。 State of the Map Japan in Hamamatsu で発表したものです。
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地球観測データマッピングのための タイルマップサービスの開発
1.
地球観測データマッピングのための タイルマップサービスの開発 中尾圭佐 2015年10月31日 State of the
Map Japan 2015 in Hamamatsu
2.
自己紹介 ● なかおけいすけ ● OSM: chomy ●
Twitter: @jm6xxu ● Facebook: jm6xxu ● Blog: http://www.k.nakao.name/blog ● 職業:研究者 (今年度いっぱいで任期切れ...orz 求職中!) ● 今日は地図の話をしますが、100%趣味です。 ● 2011年からOSMを始めて、現在はCasual Mapperです。
3.
目的 ● International Space Apps
Challenge というイベントで、地 球観測衛星の観測データを可視化することにした。 ● 数値データからマップにはできたけど、OSMに重ねてぐりぐ りしたい。 ● Tile Map ServiceやらWeb Map Serviceなるものがあるらし い。 – なんか面倒くさそう。難しそう。 ということで、作ってみました。
4.
タイルマップサービスについて
5.
タイルマップサービスとは ● TMS: Tile Map
Service ● OSGeo財団が策定した、地図をタイルとして提供す る、RESTなプロトコル ● 地図を小さな画像に分割して配布する – 必要な領域だけ、必要な縮尺だけ取得できる – 不要になった部分を開放することでメモリの節約 – 不要な部分を送信しないため効率的な通信ができる
6.
タイルの構造 ● 256px × 256pxの画像 ● 3つの整数で指定 –
領域を表すx, y – 縮尺を表すズームレベルz で指定する ● z=0で地球を1枚のタイルで 表現する ● zが1増えると、表示可能な 面積が1/4になる
7.
タイルの生成
8.
データの取得 ● 今回は、海水面温度のデータを使ってタイルを生成する – データソースはJAXAの水循環変動観測衛星GCOM-W1 「しずく」のAMSR2というセンサー ● 数値データは、JAXAからダウンロード可能(要登録) – HDF5というファイルフォーマットで配布 ● HDF5は階層構造でデータを格納するバイナリ フォーマット ● 多次元の数値データだけでなく、観測日時や解析ア ルゴリズム等の情報も格納できる ● Python,
Ruby のモジュールがある
9.
● データは、緯度0.1度、経度0.1度間隔のメッシュ – 南北1800点、東西3600点 – 日本付近だと、およそ4km四方の正方形 ● まずメッシュ1つ1つを1pxの画像に変換 –
海水面温度に応じて色を変える – カラーマップはoctaveで生成したものを使用 – 欠損値は一時的に黒 – pythonでppmフォーマットで出力
10.
Original data provided
by JAXA
11.
● ppmフォーマットをTiff フォーマットに変換 ● 欠損値の黒を透明に変換 ● ImageMagick の
convert コマンドを使用 $ convert transparent black data.ppm map.tiff
12.
Original data provided
by JAXA
13.
● 画像は位置情報を持っていない – OSMやGoogle Mapsといった背景図に重ねられない ● GDALを使って、Tiff画像をGeoTiffに変換 –
GeoTiffフォーマットは、画像に位置や測地系等の情報 を追加したTiffフォーマット
14.
● GDAL: Geospatial Data
Abstraction Library – Geoな世界のスイスアーミーナイフ的存在 – 様々なラスタ/ベクタデータを処理、変換できるライブ ラリ/コマンド群
15.
● 画像のピクセルに緯度経度を指定して ● 測地系を設定する $ gdal_translate q gcp 0 0 0 90 gcp 3600 0 360 90 gcp 0 1800 0 90 gcp 3600 1800 360 90 map.tiff tmp.tiff $ gdalwarp q s_srs EPSG:4326 t_srs EPSG:4326 r cubic tmp.tiff map.tiff
16.
一発で数値からGeoTiffに変換 ● 昨年まではコマンドベースでやっていたが、現在はGDAL をライブラリとして使用している raster = gdal.GetDriverByName('VRT').Create(filename, 3600, 1800, 1, gdal.GDT_Byte) raster.SetGeoTransform((0, 0.1, 0, 90, 0, 0.1)) srs = osr.SpatialReference() srs.ImportFromEPSG(4326) raster.SetProjection(srs.ExportToWkt()) band = array2band(min,max,0,array) tmpl = gdal.Open('template.vrt') ds = gdal.GetDriverByName('Gtiff').CreateCopy( filename,tmpl) for i in range(1,5): ds.GetRasterBand(i).WriteArray(band[i1]) ds.FlushCache()
17.
● タイルの生成は、python-gdalパッケージの gdal2tiles.pyコマ ンドを使用するのだが.... ● 指定したズームレベルの範囲で、全球のタイルを作ってしまう – ズームレベル0-8で、87,381枚の画像を生成 –
ズームレベル0-16で、5,726,623,060 枚.... – タイルの生成にものすごく時間がかかる – ユーザーはすべてのタイルを見てくれるわけではない ● で、あれば、クライアントが要求したタイルを、オンデマンド で作るサーバを作ればよい
18.
タイルマップサーバーの実装
19.
● 指定したズームレベルのタイルだけを生成するように gdal2tiles.pyを修正 ● サーバーサイドのコードをPythonで書けば、修正した gdal2tiles.pyの処理を直接呼べる ● Apacheの拡張モジュールに、mod_pythonがある # aptget install libapache2modpython # a2enmod python # service apache2 restart
20.
mod_python ● apacheのpython拡張 ● CGIの置き換えを目的として開発された ● CGIより速い ● Handlerの指定で、Binding方式を選択できる – URIを関数にマッピング (mod_python.publisher) –
CGIをエミュレート (mod_python.cgihandler) – Python Server Page (mod_python.psp) – WSGI (mod_python.wsgi) ● 今回はmod_python.publisherを採用
21.
mod_python.publisher の例 ● http://example.org/hello.py/sayhello?name=OSM の GETリクエスト
が来た場合 – hello.pyのsayhello関数に、name=OSMが渡されて呼ば れる <Directory /some/path> SetHandler mod_python PythonHandler mod_python.publisher </Directory> def sayHello(req, name): return 'Hello %s'%name
22.
ブラウザからのリクエスト ● タイルマップサービスのブラウザからのリクエストURIは – http://BASEURL/VERSION/TILENAME/z/x/y.png – 現在
VERSION は 1.0.0 ● mod_pythonで対応できるURIではない – http://BASEURL/script.py/func?param1=... ● mod_rewrite でURIを書き換える必要がある
23.
mod_rewrite とは ● mod_rewriteはApache Webサーバーにおいて、クライン トからリクエストのあったURLの内部書き換えや、さまざ まな環境変数等に応じたリダイレクトを可能とするモ ジュール ● 正規表現を使用した柔軟なマッチングを行うことができ、 これを使用することで実際のディレクトリ構成に関係なく 自由にサイトURLのパス部分を構成することが出来る。 # aptget install libapache2modrewrite # a2enmod rewrite # service apache2 restart
24.
● http://example.org/tile/1.00/sst/10/23/45.png ● http://example.org/tile/1.00/sst/gettile.py/get? z=10&x=23&y=45 ● <Directory "/var/www/tile/1.0.0/sst"> RewriteEngine On RewriteBase /tile/1.0.0/sst/ RewriteRule ^([09]+)/([09]+)/([09]+).png gettile.py/get?z=$1&x=$2&y=$3 AddHandler mod_python .py PythonHandler mod_python.publisher </Directory>
25.
サーバサイドのコード def get(req, z, x, y): req.content_type = 'image/png' g = GDAL2Tiles(['/home/chome/public_html/tile/sst/map. tiff','/var/www/tile/1.0.0/sst']) g.open_input() g.generate_tile(int(y),int(x),int(z)) with open('/var/www/tile/1.0.0/sst/%s/%s/ %s.png'%(z,x,y), 'rb') as f: req.write(f.read())
26.
クライアントサイドのコード ● クライアント側の地図の描画は、OpenLayersやleaflet等 のオープンソースJavaScriptライブラリを使用する – OpenStreetMapやGoogle Mapsを基盤図にできる –
TMSは、OpenLayers.Layer.TMS クラスを使えば簡単に オーバーレイできる – サンプルが豊富 – http://openlayers.org
27.
今後の拡張 ● 表示スケールを変更可能にする – 現在はスケールが固定されている。最初のGeoTiffを作 成する時に決まってしまう。 – ダイナミックにタイルを生成しているならば、スケール を自由に変更できるはず ● (もしもニーズがあるのなら)GeoTiffをアップロードす ると、タイルマップサービスを作ることができるWebサー ビスとか....
28.
まとめ ● 既存のOSSをかき集めて、タイルマップサービスを作ってみま した。 ● mod_tileとか他のすごい実装がすでにありまが、GeoTiffを用 意するだけで、タイルマップサービスを提供することができま す。 ● aerial-proj.org で、今回作成した地球観測データを可視化した TMSを公開しています。 – http://tms.aerial-proj.org/amsr2/sst/ –
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