研究・技術計画学会第28回年次学術大会における発表。科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、2011年度から、文部科学省の「科学技術イノベーションにおける“政策のための科学”推進事業」(SciREX)の一環として「大学・公的機関における研究開発に関するデータ整備」を進めている。
これは、我が国における研究開発(特に政府予算で実施されているもの)の実態の把握・分析及びそのパフォーマンス評価を、国、セクター、個別機関などの各レベルで行うための基礎として、大学・公的機関 の研究開発に関するデータの整備を行うことを目的としている。
特に、研究開発インプットとアウトプットのデータをミクロレベルでリンクさせ、政府の研究開発投資の成果や研究開発システムに与える影響を、定量的・構造的に分析できるようにすることを目指している。本報告では、この事業によるデータの整備と公開の状況、整備したデータの活用事例、及び今後の予定について述べる。