本スライドでは、「参加型センシングの多次元データに対するプライバシー保護データマイニング」の手法について紹介しています。
参加型センシング・モバイルセンシングでは、一般ユーザの所有するモバイルデバイスをセンサとして想定するため、プライバシー情報侵害の問題が非常に重要な問題となります。
この問題を解決するために、本研究ではデータ摂動化手法のNegative Surveys (否定解調査法) 及び Randomized Response (ランダム回答法) を多次元データに拡張・適用し、低計算量のプライバシー保護処理を実現します。
本手法は,複数フィールド情報を持つ多次元データのデータ間相関性を保ったままプライバシー情報を保護する手法としては世界初の計算手法です。
(2014年5月開催の電子情報通信学会 知的環境とセンサネットワーク研究会 若手研究奨励賞 受賞講演 の発表資料を基に作成)
参考資料:
・S. Aoki and K. Sezaki, "Privacy-Preserving Community Sensing for Medical Research with Duplicated Perturbation", IEEE International Conference on Communications (IEEE ICC), Sydney, Australia, Jun 10-14, 2014.
・青木俊介,瀬崎薫,"摂動化を用いた多次元データに対するプライバシー保護データマイニング," 電子情報通信学会 知的環境とセンサネットワーク研究会(ASN), 2014年05月
・青木俊介, 岩井将行, 瀬崎薫, ” 参加型環境センシングを用いた統計情報構築のためのプライバシー保護手法”,電子情報通信学会 論文誌B,vol. J97-B, no. 1, pp. 41-50, 2014年1月.