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会社は教えてくれない本当のキャリアパスの見つけ方

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「良いキャリア」を「幸せに生きていけること」とした場合の、「スキル」とは別の観点でキャリアの考え方を整理してみたものです。

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会社は教えてくれない本当のキャリアパスの見つけ方

  1. 1. 会社は教えてくれない 本当のキャリアパスの見つけ方 阿部 慎司(@shinji_abe)
  2. 2. 問 • キャリアパス • キャリアデザイン • キャリアプラン 下記の言葉をすべて使って文章を作ってください。
  3. 3. 解答例 キャリアデザインを描き、 それに沿うようキャリアプランを立て、 自身のキャリアパスを実現する。
  4. 4. キャリアデザインの考え方
  5. 5. ロールモデルを探せ! 身の回りのベストプラクティスを組み合わせ、 まずはざっくりデザインしてみる。 例:
  6. 6. • 会社の中のキャリアパス • 会社の歴史上よくあるもの • 会社として推しているもの • 業界的なキャリアパス • 転職も含めて、業界内でよくみられるもの • 政策的に練られた、社会的要請を背景にしたもの • 特定個人のキャリアパス • 有名人だったり知人だったりが歩んできた個別的なもの ベストプラクティスの代表的なもの
  7. 7. (知り合いなら寿司を奢ってみよう) (ちょくちょく変わるので、先輩や後輩の年次の資料も合わせて経年でみると面白いかも) (ぶっちゃけ話聞きたいなら飲み会にも) • 会社の中のキャリアパス • 会社の歴史上よくあるもの → 近くの先輩に聞いてみる • 会社として推しているもの → 人事資料をちゃんと読む • 業界的なキャリアパス • 転職も含めて、業界内でよくみられるもの → 業界活動に参加してみる • 政策的に練られた、社会的要請を背景にしたもの →「〇〇 キャリア site:go.jp」 • 特定個人のキャリアパス • 有名人だったり知人だったりが歩んできた例外的なもの → 退職・転職ブログ ベストプラクティスはここにある! (○○のところに人材名入れてググる。AIとかサイバーセキュリティとか) (紹介してもらうのも良し。あえて10年次くらい違う先輩に話聞くと新たな発見もあったり)
  8. 8. ベストプラクティスを押さえつつ、ロールモデルをたくさん見つけよう! たくさんの事例を知って「選択肢」の幅を広げておけるとよいです。 というのも、世の中はとても流動的ですし、自分がやりたいと思う気持ちも、時がたてば変わるもの。
  9. 9. • 所属会社からすると • 対外的に知識を持った者がいることを示すための指標 • 入札要件やRFPに条項があったりすることもある • 内部的に人材育成をきちんと実施できていることの証拠 • 個人からすると • 中途採用における「資格」 ≒ 新卒採用における「学歴」 • 採用側から基本的な知識がある人材と認識される • 新たな知識の取得あるいは体系的な理解 ちょいと小話: 資格を持っていることの意味 ※ 業務独占資格、名称独占資格、設置義務資格は強いので、関係があるなら最優先で。 資格ではないですが、「英語」は本当に強い。取る資格悩むくらいなら英語やるのもあり。
  10. 10. キャリアプランの立て方
  11. 11. そもそもキャリアプランを 見直すきっかけって何だろう?
  12. 12. 独立行政法人労働政策研究・研修機構 2019年3月29日公表 若年者の離職状況と離職後のキャリア形成Ⅱ (第2回若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)
  13. 13. 「仕事」だけに注目してもダメ。 すべては「幸せに生きていくため」の選択。
  14. 14. ライフワークバランス ワークライフ
  15. 15. ライフワークバランス ワークライフ
  16. 16. ライフワークバランスとは重心のコントロールのこと ライフ ワーク でも、本当にこれだけ…?
  17. 17. 仕事の 時間 自分の 時間 家族の 時間 ライフ 社会の 時間 自分の時間 自分のためだけの趣味の時間 仕事の時間 仕事に関わるもろもろの時間 家族の時間 家庭、親族などと過ごす時間 社会の時間 自分と重なる部分: 社会人サークルとか 仕事と重なる部分: 業界団体での活動とか 家族と重なる部分: 家族参加のボランティアとか 人生は色々な時間で成り立っている。
  18. 18. キャリアプランは ライフプランの一部。 まずはライフプランを 考えてみる。 ライフプランは いわば「人生の時間割」。 仕事の 時間 自分の 時間 家族の 時間 ライフ 社会の 時間
  19. 19. 私の場合 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10年後以降 5~10年後 現在 入社5~8年目 入社5年目まで 自分の時間 仕事の時間 社会の時間 家族の時間 趣味もあまりなくて、ほとんど仕事 に関することに時間を割いてた 少し趣味ができたり、業界団体へ 参加し始めたり。 結婚して、二人の子宝に恵まれ、 でも仕事もヤバイ… もう少し早く家に帰れるように… 会社辞めて ゆるりと生きていきたい… 自身の望むライフプランが客観視できる。
  20. 20. 自身が望むライフプランを実現する条件を キャリアに求めるべし。
  21. 21. でも、どんな条件を考えると良いのだろうか?
  22. 22. 独立行政法人労働政策研究・研修機構 若年者の離職状況と離職後のキャリア形成Ⅱ (第2回若年者の能力開発と職場への定着に関する調査) 満足感の要素を参考に、優先度付けしてみよう。
  23. 23. 私の場合 0% 20% 40% 60% 80% 100% 5~10年後 現在 入社5~8年目 入社5年目まで 自分の時間 仕事の時間 社会の時間 家族の時間 趣味もあまりなくて、ほと んど仕事に関することに 時間を割いてた 少し趣味ができたり、業界 団体へ参加し始めたり。 結婚して、二人の子宝に 恵まれ、 でも仕事もヤバイ… もう少し早く家に帰れるよ うに… 入社5年目まで ① 教育訓練・能力開発のあり方 ② 職場の人間関係、コミュニケーション ③ 人事評価・処遇のあり方 入社5~8年目 ① 仕事の内容・やりがい ② 人事評価・処遇のあり方 ③ 職場の人間関係、コミュニケーション 現在 ① 仕事の内容・やりがい ② 賃 金 ③ 労働時間・休日等の労働条件 5~10年後 ① 仕事の内容・やりがい ② 労働時間・休日等の労働条件 ③ 家庭・個人としての生活との両立 キャリアに求める条件が浮かび上がってくるので、さらに深堀り。 (ライフステージに応じて条件は変わったりする) 優先度
  24. 24. ① 仕事の内容・やりがい • 世界中のSOCの中で最も技術力のあるSOCを目指す • セキュリティ人材にとって最高の職場環境を生み出す • 社会貢献的な活動(業界活動、標準化活動)をする ② 賃 金 • 年収 万円を越える ③ 労働時間・休日等の労働条件 • 家族と過ごすために、土日祝日の休みは譲らない 私の深堀り例(現在):
  25. 25. 『とは言われても、 「やりがい」とか「やりたい仕事」って はっきり「これ」って言えるものは無いなぁ…』 という人も少なくないと思います。
  26. 26. 5年間延べ100回以上1on1ミーティングを続けて見いだした 『”やりたい”を引き出す4つの質問』
  27. 27. 1. 一日中自由だとしたら 2. 一週間自由だとしたら 3. 一ヶ月自由だとしたら 4. 一年間自由だとしたら あなたは何をする?
  28. 28. 一日 = やらなきゃいけないと思っていること(must) 一週 = 普段手が回らないけどやるべきと思っていること(should) 一月 = やってみたいと思っていること(want) 一年 = 挑戦してみたいと思っていること(vision) 自分の中にあるwantとvisionを見つけよう! それぞれの答えは、下記が表出したものになります。 (はじめは答えられないケースもありますが、日頃から意識していればそのうち見つかります。 私が1on1で使っている引き出しテクニックもあるのですが、うまく言語化できてないので、またいつか…)
  29. 29. キャリアパスを実現する
  30. 30. キャリアパスの形は選ぶ会社によって ざっくりと見えてきます。
  31. 31. 職能ベース 職務ベース 役割ベース ざっくりの説明 想定される能力に基づき、人に値 段をつけるやり方。 ジャパニーズトラディショナルな考え 方。 業務内容を事前に定義し、その業務内 容に値段をつけるやり方。 いわゆるジョブディスクリプションに基づ くもの。欧米で主流な考え方。 役割を事前に定義し、その役 割に値段をつけるやり方。 職能と職務を足して2で割ったよう な考え方(雑に言えば…)。 賃金カーブ キャリアパスの 典型例 長く勤めあげる ジョブホッピング より高位な役割へ 日本の企業における給与・評価制度の主な3パターン 賃金 経験年数などにより線形的 賃金 ジョブごとに離散的 賃金 役割ごとに段階的 制度自体に優劣はないので、どれが自分の望むキャリアプランと合いそうか考えましょう! ※もちろんこれ以外にも、フリーランスや経営者という全く別のパターンもあります。完全歩合制など。
  32. 32. 裏を返せば、望む望まないに関わらず、 その会社の制度に合わせ キャリアパスは勝手に描かれるということ。 いわば「強制スクロール」です。 何もせずとも背中が押され、進んでいってしまいます。 もしそれが不本意なものであるなら、 自分の力できっかけを掴み取る必要があります。
  33. 33. きっかけを… • 見逃さない • 活動の場、情報収集の範囲を社内でも社外でも広げ、目に触れる量を増やす • ライフプラン、キャリアプランを明確にし、目に触れたものが近しいものでないか常に意 識し続ける • 仕掛ける • プランを人の目につくところで表現する(職場でも、SNSでも、友達との飲みでも) • もし少しでもプランの一部が実行できるのであればやってみてしまう • 転職活動は今は本気でなくともやっておくと、ここぞというときに仕掛けやすくなる • 時には気長に待つ • とは言え、すぐにうまくいくことは少ないので、仕掛けおわったら慌てず待ってみよう • 焦ってこれまでのデザインとプランをなし崩しにしてはいけない • 特に身近な人がうまくいってると焦るかもしれないけど、それはあなたのライフプランではないので、大丈夫。
  34. 34. チャンスが来たら…! • キャリアプランに合うものか冷静に考える! • 優先度の高い条件は特に必ず確認 • 年収はなるべくあげる! • あまりこれを前面に押すのもどうかと思うのですが、交渉しないと慣例的に前の年収を ベースに話が進んでしまうことも多いので… • とにかく、遠慮せず、しっかり交渉! • ついつい良い子を演じてしまいがちですが、自分の人生です。妥協ばかりにならないよう、 やるときはビシッと。
  35. 35. ちょいと小話: 「現状」にかかるバイアス 「転職活動したり、社内で上申したりってリスク考えるとなかなか踏み切れない…」 というのはよくある話かなと思います。 でも「現状のまま」にもリスクってあるのでは?もしかすると「現状」を過大評価して いるかもしれません。下記のバイアスの存在は知っていて損はないです。 ◆ 現状維持バイアス ➢ 変化を避け、現状を維持したがる心理 ◆ 保有効果 ➢ 保有しているものの価値を高く評価し、失うことに対して抵抗を感じる心理 (興味ある人は「プロスペクト原理」も調べてみてください。)
  36. 36. まとめ
  37. 37. キャリアデザインを描き、 それに沿うようキャリアプランを立て、 自身のキャリアパスを実現する。 • ベストプラクティスを参考に、ロールモデルを組み合わせていく • ロールモデルの選択肢はいつも多めに持っておく • ライフプランに合う条件を優先度付けして深堀りしていく • 『”やりたい”を引き出す4つの質問』で自分のwantを発見する • キャリアプランに合った給与・評価制度を選択する • 合っていないなら、きっかけを見逃さない、仕掛ける、時には気長に待つ • チャンスが来たらしっかり交渉
  38. 38. みなさまのキャリアに幸あれ

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