締め切りは守ろう

1. 締め切りは守ろう
みやはら とおる（@tmiyahar）
株式会社びぎねっと

2. 自己紹介（というか執筆歴）
• かなり昔
• Oracle関係書籍の監訳・少し執筆
• Oracle関係雑誌記事の執筆
• まあまあ昔
• Linux・OSS関係書籍の執筆
• Linux・OSS関係雑誌記事の執筆
• 最近
• 仮想化技術関係の雑誌記事の執筆
• Linux・OSS関係書籍の監修
• 『オープンソースの教科書』出版（2021年8月24日発売）

3. 技術書を書くのは大変？
• 結構大変だけど
• 慣れの部分も大きい
• 1冊の技術書は小さい文章の塊を積み上げた物
• 全体的な流れは大事
• とにかく最後まで書き切ること
• 自分の書くスタイルが大事

4. 技術書を書く時の流れ
1. 企画
• テーマ、技術レベル、読者ターゲット、体裁、価格、出版時期など
2. アウトライン作成
• 大まかな目次を作る
3. あたりをつける
• 技術的な先行調査
• バージョンアップの見通しも大事
4. 書く
• 書く時は一気呵成に
どちらかというと
ウォーターフォール開発？

5. 書くスピードを上げる
• 自分の書くスピードを把握する
• 1000文字の原稿をどれぐらいの時間で書けるか把握しておく
• メリハリをつける
• 調べる時は調べる、書く時は書く
• 文章化するのは技術的な骨子に肉付けすること
• 書き始める時点で骨格はすべて揃えておくべき
• 書くべき文章は書き始めに全部頭に入っている
• 執筆は頭の中の文章を目に見える形にするだけの作業
• 頭の中のバッファが一杯になったら書く
• バッファの容量が一気呵成に書ける分量

6. スケジュールを立てる
1. まず締め切りを決める
2. 書ける時間を割り出す
3. 書く
4. 書くと決めたら書くことが優先（つらみ）

7. まとめ
• 技術書を書くのは開発プロジェクトに似ている
• タスクを分けてメリハリをつける
• スケジュールと執筆能力を調整する必要がある
技術書を書くのは高い達成感のあるプロジェクト
是非目指してみよう！