4/23(金) Code for Gifuの小さなIT相談室で使った資料です。

2. 自己紹介
名前 冨成敬之
やってきたこと
大学在学中に某ゲームメーカーでテストゲーマーをする
ソフトウェア製作会社・SIerを転々とする
システム製作・コンサルティングの小さな会社をつくる（特にIoT的なやつ）
Code for Toyama Cityをやっている
肩書みたいなやつ
公益財団法人 富山県新世紀産業機構 IoT等推進コーディネーター
富山市スマートシティ推進協議会 委員 / とやま未来共創チーム メンバー
株式会社ＥｖｏＬｉＮＱ 代表取締役

3. スマートシティって何ですか？
富山市の場合

4. 人口減少・超少子高齢化社会が進展していく中で、富山市が今後も地域の中核都市とし
て成長し続けるためには、 IoT技術を活用した地域課題解決とSociety5.0における事業
の創生が重要になります。「富山市センサーネットワーク」を富山市の経済・社会全体
を支えるインフラとして活用することを目指します。
インフラ活用による
事業創出・雇用
先端技術やノウハウの普及
生産性向上
新サービスの創出
実証の場としての活用
市民・事業者・
教育研究機関への
新たな価値提供
住みたいまち・
選ばれるまちとしての
市民の満足度向上
新たなニーズ創出
市政への自立的な参加
地域経済の活性化
潜在成長力の強化
〇富山市センサーネットワークの目指すところ
データ循環型社会を支えるインフラ
＝富山市センサーネットワーク
１．はじめに
出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」

5. 出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」
富山市全域をカバーするＬＰＷＡ網とIoTプラットフォームからなるセンサーネットワークを構築し、各種業務に活
用するとともに、民間企業等にも提供し地域産業の活性化を図るものです。
〇富山市センサーネットワーク事業について
ダッシュボード（簡易な表示機能）
デ
ー
タ
を
利
活
用
す
る
他
シ
ス
テ
ム
小中学校等
公共施設に
アンテナを設置。市
内居住エリアの
98.9%をカバー
オープンソースコンポーネント
（FIWARE）
自動検針
鳥獣被害対策
IoTプラットフォーム
LPWA
（LoRaWAN)通
信
ＬｏＲａＷＡＮ
ゲートウェイ
アンテナ
（LTE通信）
見守り
市民生活環境
ＬＰＷＡ（LoRaWAN）
データ利活用基盤
(FIWARE)
Ｌ
ｏ
Ｒ
ａ
変
換
ア
ダ
プ
タ
オ
ー
プ
ン
Ａ
Ｐ
Ｉ
デバイス管理
データ管理
オープンデータ
連携
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
サ
ー
バ
富山市のほぼ全域をカバーする
省電力広域エリア通信網
各種IoTセンサー
新たな情報取得や業務改善のた
めのIoTセンサー
水位・水温・
気温・土壌
富山市センサーネットワーク ＝ LoRaWAN + IoTプラットフォーム
認 証

6. 〇令和元年度実証実験公募事業 採択実験一覧
出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」

7. ‐7‐
〇令和元年度実証実験公募事業 採択実験一覧
令和元年度実証実験の詳細はこちら
https://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/johotokeika/toyamasc_koubo_R1.html
出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」

8. 出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」

9. 実験テーマ(テーマ・年度別)
防災分野での取り組みが多い。
初年度は福祉分野の件数が多かったが, ２年目は0件になった。

10. 富山市 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募
公募の対象は民間事業者か大学…
出典「令和２年度 富山市センサーネットワークを利活用した実証実験公募について」

11. 市民参加型のアイディアソン・ハッカソンを公募事業として実施

12. 実施体制
実施責任者
株式会社ＥｖｏＬｉＮＱ
アイディアソン・ハッカソン
取り纏め
Code for Toyama City
イベント主催
富山市 / Sketch Lab
イベント共催
アーバンデータチャレンジ
2020運営委員会
技術協力
日本電気株式会社

21. 市民から出てきたスマートシティのアイディア
鳥獣害の情報を知りたい
スマートシティをもっと身近に感じたい
公園の混雑・気候・環境を知りたい
混雑状況を知り、混雑を避けたい
デジタル化で世の中を便利にしたい
ご近所トラブルをなくすため、ごみステーションを状況を知りたい
電車などの待合室の環境を知り、公共交通を快適に利用したい
大雪の状況を知り、トラブルを避けたい

22. 市民は自分たちの街を知りたがっている
富山市センサーネットワークの実証実験 計３４件
オープンデータ化されたデータ ０件？
令和3年2月27日現在
公募の成果発表会で言ってみたら・・・

23. 4/1 良さげなサイトが公開されました。

24. まとめ

25. Smart City 3.0 (ボイド・コーエン（Ph.D.）)
SMART CITIES 1.0 TECHNOLOGY DRIVEN
SMART CITIES 2.0 TECHNOLOGY ENABLED, CITY-LED
SMART CITIES 3.0 CITIZEN CO-CREATION
スマートシティ1.0は、IT企業が自社のソリューション導入を促すことで成り立ってている段
階。テクノロジー主導の未来型都市ビジョンは、都市と市民・生活者の相互採用が考慮され
ていないことが多い。
先進的な都市が、スマートシティを推進する段階。都市を管理する自治体などが、都市運営
の効率化、暮らしの質を向上するため、テクノロジーの導入を進める。
先進的なスマートシティでは、次世代のスマートシティを推進するために市民による共創モデルを採用する。
スマートシティ3.0では、公平性と社会的包摂の問題にも重点を置いているようです。例えば、シェアリングエコノ
ミーなどのように、都市の余剰リソースの最適化により、周辺住民の生活の質を向上することが可能になります。
参考 https://www.fastcompany.com/3047795/the-3-generations-of-smart-cities

26. Smart Cityの主役は市民です
結論
きっと