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写真と動画
------ コンテンツ素材としての撮り方 -----
プロのカメラマンは
 最高の高画質で撮る
 照明、光を大事にする   ---3 点照明等
 できるだけ沢山撮っておく
 その他、色々
2
©Uchida,Minoru
 すぐ使える画質で撮る
 できるだけ普通の照明を利用
 必要最小限の撮影
 学習者が理解できる、わかる素材
教材を作る教員は
なぜ ? プロのカメラマンは
 最高の高画質で撮る
 照明、光を大事にする   ---3 点照明等
 できるだけ沢山撮っておく
 その他、色々
3
©Uchida,Minoru
 必ず編集する、色々使い回し、後世まで残す
    「編集技術とツールと時間がある」
 芸術性を求めない場合でも、きれいにしたい
    「プロとして恥ずかしいものは出せない」
 同じものが 2 度と取れないことが多い
    「事件の取材撮影はその時にしかできない」
一般の教員は
 最初から最終的に使用する仕様で撮る
 通常の教室等の照明を利用
( 撮影中に照明が変わらないようにすることが必
要 )
 必要なことだけを撮る。必要なら取り直す
4
©Uchida,Minoru
 「編集技術とツールと時間がある」
                 編集技術もツールも時間もな編集技術もツールも時間もな
いい
 「プロとして恥ずかしいものは出せない」
                 学習に役立つことが重要学習に役立つことが重要
 「事件の取材撮影はその時にしかできない」
                 講義等、撮り直しがきく場合講義等、撮り直しがきく場合
が多いが多い
効率的に学習に使える素材を作成効率的に学習に使える素材を作成
画質
 静止画
  ・大容量では表示等が遅くなる
  ・表示したい大きさで決める
     piccell.gifをデスクトップ壁紙にしてみよう
( 中央表示 )
     そして、画面解像度を変えてみよう
5
©Uchida,Minoru
名称 横 * 縦 画素数 72ppi( テレビ )
300ppi( 印
刷 )
QVGA 320 240* 76,800 11.29 8.47 cm* 2.71 2.03 cm*
VGA 640 480* 307,200 22.58 16.93* 5.42 4.06*
SVGA 800 600* 480,000 28.22 21.17* 6.77 5.08*
XGA 1024 768* 786,432 36.12 27.09* 8.67 6.5*
SXGA 1280 1024* 1,310,720 45.16 36.12* 10.84 8.67*
SXGA+ 1400 1050* 1,470,000 49.39 1050* 11.85 8.89*
UXGA 1600 1200* 1,920,000 56.44 42.33* 13.55 10.16*
WUXGA 1920 1200* 2,304,000 67.73 42.33* 16.26 10.16*
QXGA 2048 1536* 3,145,728 72.25 54.19* 17.34 13*
QSXGA 2560 2048* 5,242,880 90.31 72.25* 21.67 17.34*
QUXGA 3200 2400* 7,680,000 112.89 84.67* 27.09 20.32*
320*240   300ppi
320*240   72ppi
( 参考例:画面、印刷の大きさ )
画質
 動画
   ( 今は ) ハイビジョンは止めましょう
・編集が大変
  ・容量が大きい
  ・ストリーミングサーバー等に対応する形式に変更
が必要
必要最低限の画質で容量を少なく
  一般的なファイル形式で録画
     avi,mpg,wmv 等
6
©Uchida,Minoru
デジタル
 ビデオカメラ、写真カメラともデジタルで
・メモリー等、 USB ケーブルでそのまま PC にファイ
ルコピーで移せるもの
・ファイル形式は一般的なものであること
    jpg, avi, mpg, wmv 等
  ・特別なキャプチャソフトやハードがいらないもの
   ( 注意 )
デジタルでもテープに撮る方式のビデオカメラは、その
データを PC に取り入れるのに特別なソフトやハード
が必要な場合があるので注意 7
©Uchida,Minoru
音
 講義の録画では音声が命
・講師が一人で録画する場合 : カメラ内蔵マイク使用でも
可能
・実際の講義を生録 : 外部マイクを使用
   外部マイク端子の付いたカメラ準備 ( 無いものに注
意 )
   ◎ケーブル付きマイクを外部マイク端子に接続して
使用
◎ ワイヤレスマイク ( ピンマイク等 ) を外部マイク端
子に接続
      ( マイクとアンプが必要。アンプ出力の出しす
ぎは
      カメラを壊すので注意 )
   ◎ワイヤレスマイク機能付きのカメラが使いやすい
8
©Uchida,Minoru
外部で撮影するときの基本的な注意
 現地に行く前に、機材は実際に動作確認をしておく
こと
   前日までに、実際に組み立てて撮影し、品質
等確認
 電池等の消耗品やメモリー等を忘れないこと
 記録媒体は講義時間の倍以上の時間分確保すること
 テーブルタップやマイクスタンド、三脚等を忘れな
いこと
 三脚には雲台がついていることを確認しておくこと
 できるだけ現地の事前確認を前日までにしておく
 当日、現地には少なくとも 1 時間以上前に行き設
定しておくこと
 照明、放送等の設備の設定を確認しておき、途中で
変更にしないように、関係者に徹底しておく
9
©Uchida,Minoru
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  • 3. なぜ ? プロのカメラマンは  最高の高画質で撮る  照明、光を大事にする   ---3 点照明等  できるだけ沢山撮っておく  その他、色々 3 ©Uchida,Minoru  必ず編集する、色々使い回し、後世まで残す     「編集技術とツールと時間がある」  芸術性を求めない場合でも、きれいにしたい     「プロとして恥ずかしいものは出せない」  同じものが 2 度と取れないことが多い     「事件の取材撮影はその時にしかできない」
  • 4. 一般の教員は  最初から最終的に使用する仕様で撮る  通常の教室等の照明を利用 ( 撮影中に照明が変わらないようにすることが必 要 )  必要なことだけを撮る。必要なら取り直す 4 ©Uchida,Minoru  「編集技術とツールと時間がある」                  編集技術もツールも時間もな編集技術もツールも時間もな いい  「プロとして恥ずかしいものは出せない」                  学習に役立つことが重要学習に役立つことが重要  「事件の取材撮影はその時にしかできない」                  講義等、撮り直しがきく場合講義等、撮り直しがきく場合 が多いが多い 効率的に学習に使える素材を作成効率的に学習に使える素材を作成
  • 5. 画質  静止画   ・大容量では表示等が遅くなる   ・表示したい大きさで決める      piccell.gifをデスクトップ壁紙にしてみよう ( 中央表示 )      そして、画面解像度を変えてみよう 5 ©Uchida,Minoru 名称 横 * 縦 画素数 72ppi( テレビ ) 300ppi( 印 刷 ) QVGA 320 240* 76,800 11.29 8.47 cm* 2.71 2.03 cm* VGA 640 480* 307,200 22.58 16.93* 5.42 4.06* SVGA 800 600* 480,000 28.22 21.17* 6.77 5.08* XGA 1024 768* 786,432 36.12 27.09* 8.67 6.5* SXGA 1280 1024* 1,310,720 45.16 36.12* 10.84 8.67* SXGA+ 1400 1050* 1,470,000 49.39 1050* 11.85 8.89* UXGA 1600 1200* 1,920,000 56.44 42.33* 13.55 10.16* WUXGA 1920 1200* 2,304,000 67.73 42.33* 16.26 10.16* QXGA 2048 1536* 3,145,728 72.25 54.19* 17.34 13* QSXGA 2560 2048* 5,242,880 90.31 72.25* 21.67 17.34* QUXGA 3200 2400* 7,680,000 112.89 84.67* 27.09 20.32* 320*240   300ppi 320*240   72ppi ( 参考例:画面、印刷の大きさ )
  • 6. 画質  動画    ( 今は ) ハイビジョンは止めましょう ・編集が大変   ・容量が大きい   ・ストリーミングサーバー等に対応する形式に変更 が必要 必要最低限の画質で容量を少なく   一般的なファイル形式で録画      avi,mpg,wmv 等 6 ©Uchida,Minoru
  • 7. デジタル  ビデオカメラ、写真カメラともデジタルで ・メモリー等、 USB ケーブルでそのまま PC にファイ ルコピーで移せるもの ・ファイル形式は一般的なものであること     jpg, avi, mpg, wmv 等   ・特別なキャプチャソフトやハードがいらないもの    ( 注意 ) デジタルでもテープに撮る方式のビデオカメラは、その データを PC に取り入れるのに特別なソフトやハード が必要な場合があるので注意 7 ©Uchida,Minoru
  • 8. 音  講義の録画では音声が命 ・講師が一人で録画する場合 : カメラ内蔵マイク使用でも 可能 ・実際の講義を生録 : 外部マイクを使用    外部マイク端子の付いたカメラ準備 ( 無いものに注 意 )    ◎ケーブル付きマイクを外部マイク端子に接続して 使用 ◎ ワイヤレスマイク ( ピンマイク等 ) を外部マイク端 子に接続       ( マイクとアンプが必要。アンプ出力の出しす ぎは       カメラを壊すので注意 )    ◎ワイヤレスマイク機能付きのカメラが使いやすい 8 ©Uchida,Minoru
  • 9. 外部で撮影するときの基本的な注意  現地に行く前に、機材は実際に動作確認をしておく こと    前日までに、実際に組み立てて撮影し、品質 等確認  電池等の消耗品やメモリー等を忘れないこと  記録媒体は講義時間の倍以上の時間分確保すること  テーブルタップやマイクスタンド、三脚等を忘れな いこと  三脚には雲台がついていることを確認しておくこと  できるだけ現地の事前確認を前日までにしておく  当日、現地には少なくとも 1 時間以上前に行き設 定しておくこと  照明、放送等の設備の設定を確認しておき、途中で 変更にしないように、関係者に徹底しておく 9 ©Uchida,Minoru