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みんなで育てる「継承型学術オープンデータ」のご紹介
図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブースでのAMANE堀井の発表資料です。継承型学術オープンデータの概要説明です。
みんなで育てる「継承型学術オープンデータ」のご紹介
- 1. みんなで育てる 「継承型学術オープンデータ」のご紹介 合同会社AMANE 堀井 洋 2019/11/13図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 2. はじめに • 2019年3月に合同会社AMANEと大阪市立図書館は、デジタルアー カイブオープンデータの公開及び利活用推進に関する連携協定を締 結しました。 • 大阪市立中央図書館所蔵の明治・大正期絵はがき・写真・引札資料 を対象とした、高精細画像化とメタデータの充実を図りたい。 •内部での実施・外部委託・その他、、色々方法が考えられるけど、 もっと持続可能なオープンデータ生成のやり方を作る必要があるの では？… 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 3. 歴史資料を対象とした学術オープンデータの （かなり感覚的な）現状と課題 • 歴史資料のオープンデータ公開に対する意義・必要性は、所蔵 機関・一般市民ともに、一定程度の認知がされている。 • 複数の比較的大規模なGLAMが、既にデータを公開中。 現状： 課題： •オープンデータ公開の“その次”があまり見えていない。 →「オープンデータとは利用を想定して公開してはいけないのです！！」 は、そろそろ厳しいかも。。。 • 「使ってもらえるオープンデータ」を作る仕組みが必要。 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 4.
- 5. 発 信 者 （資料所蔵機関） 資料所蔵機関が所蔵資料の 基礎的な資料に関するメタデータと画像データを 学術オープンデータ（CC０）として公開 継承 者 活 用 者 ？ 学術オープンデータを引き継いだ“継承者”が、 さらに多様な情報を追加してオープンデータとして公開 オープンデータを利活用する“活用者”による新しい活用の創出 従来のオープンデータの公開・活用 支 援 者 多様な組織・市民が学術オープンデータ生成の “支援者”として参加・協力 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 6. 学 術 資 料 ➢資料ID ➢ 目録データ ➢ 高精細画像データ ➢ 専門的な情報を含むメ タデータ 学術オープンデータを 活用したアプリケー ション 社会におけるオープン な活用/事業化 “発信者” （資料所蔵機関）の使命 翻刻・記載文字テキスト化 多言語化・検索キー ワード 関連するデータとの リンク 地理・年代などの情報 その他、社会における活用に必要 な情報 機械可読 データ 学術研究・その他 “継承者”（学術機関・企業・ NPO等）と“支援者”（企業・ 団体・市民）の貢献 “活用者” （個人・団体・その他） の活躍 学術オープンデータ生成におけるそれぞれの役割 事業概要情報 （プロジェクト データ） 事業支援 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 7. 継承型学術オープンデータ製作委員会 • 資料情報の整理 • デジタルデータ作成 •実物資料の管理 • 学術オープンデータの公開 合同会社ＡＭＡＮＥ 大阪市立図書館 • データ仕様の検討 • データ継承・利用の把握 • 事業資金の募集・執行 • 運営管理・検証 複数の有識者により構成 継承型学術オープンデータ製作委員会 連携・協働 資料情報の提供データ生成への協力 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 8. コアメンバー 堀井 洋・堀井美里 （合同会社AMANE） 澤谷晃子・外丸須美乃（大阪市立中央図書館） 外部有識者： 武田英明（国立情報学研究所） 阿児 雄之 （東京国立博物館） 松岡 弘之 （尼崎市立地域研究史料館） 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 9. 参加しませんか？ 本プロジェクトでは、大阪市立中央図書館所蔵の明治・大正期絵はがき・写真・引札資料 を対象にした継承型学術オープンデータ化について、“継承者”および“支援者”を募集し ています。 “継承者”の方へ： “支援者”の方へ： n 学術オープンデータを一緒に発展させる方を募集しています。 n 地域に関する情報を年代・地名などの学術情報など、新たなメタデータの追加をお願いします。 n製作されたデータは、オープンデータとして公開・継承されます。 n 学術オープンデータ製作に対する資金援助を募集しています。 n ご支援いただいた方のお名前は、メタデータおよびWebページに「貢献者（Contributor）」 として記載されます。 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAM JAPANブース
- 10. 2019/11/13 図書館総合展2019 OpenGLAMJAPANブース