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遠野まごころネット 今後の方向性
- 3. 復興の方向性 2011・5・18
3.11直前に戻るだけでなく
風土と共存した社会構築への意識づけのサポート
現 状
+
多様な方向性
復興の
Vision
歴史・自然環境・風土
歴史・自然環境・風土
震災
震災
調和融合
中長期
直前
直前
新しい社会の形成
短 期
例)自然農業、自然と融合
仮設住宅
3.11
3.11
した都市・コミュニティ形成
支援
短 期
現在
現在
仮設住宅 復興ビジネス
• 現状の復興Visionが不明 ⇒ 3.11の直前に戻る“復旧”となってしまう。
官民 • 自然と融合した社会を築く機会であり、最終地点を示すVisionが必要となる。
共同
• Visionに沿った中長期的街づくり、短期的な復興を明確にする必要がある。
• 行政のビジョンが重要となる。
- 4. 遠野まごころネットのVision 復興支援
復興支援 ビジョン 2011・5・18 修正版
人と人の繋がりを持ち、人と自然、自然と産業が
Vision
共存する持続可能な社会への復興をサポートする。
人と人の繋がり
自然と共存
産業復興
風化防止
遠野町おこし
「場つくり」
「復旧作業」
「復旧関連産業」
「被災を忘れない」
まごころ広場と郷
緊急支援のハブ
短 期
・瓦礫撤去他復旧
・地元業者の活用
・郷土芸能復活
(~3ヵ月)
・避難所や周辺住民
遠野に人を集める
の交流の場
作業が中心
新たなネットワーク造
メッセージを伝える
• 世界の理解
人を大切にする
「郷つくり」
「自然と共存する
「復興方向の意識」
• 情報の発信
生活空間=郷」
人と人の繋がりの
・土地利用検討
慰霊行事の企画
遠野を好きに
中 期
ある郷つくり
・地の木で建る家
・自然農法奨励
年中行事化
なってもらう
(~2年)
・研究所の誘致
三陸海の盆等
遠野再発見
仮設住宅の間を
復耕支援
復興と自然を活用
遠野情報発信
した観光の誘致
ボランティア数維持
繋ぐ郷の存在
農業開拓
継続
継続
継続
継続
人と人との交流
発展
発展
発展
発展
リピーターを増加
社会・地域つくり
地域や郷から
人と人⇒地域
地域の風土再発見
人と人との繋がりが
自然と農林漁業
小商いを奨励する
遠野に人を集めて
遠野町おこしに
起業や就労に繋がる
と共存した意識つくり
6次産業化促進
沿岸に繋ぐ
参加し
長 期
心と生活の安心
就労支援との連携
コーディネート
おらが故郷となる
(~5年)
リンク
リンク
リンク
広域的に
パーソナルサポート
起業・雇用創出
地域つくり
沿岸へ繋ぐ
コールセンター
加工場運営
郷の運営
広域生活相談室
小商いの促進
ボランンティアの受け入れ
被災地とともに
発 展
就労支援
就労支援 雇用創出
コーティネート
- 5. 被災から復興そして発展へ 2011・5・18
緊急支援ネットワーク・復興支援ネットワークへ
遠野まごころネットは緊急と復興支援を両立して行かなければならない。
ポイント=理解⇒共通理解、共通理解=排他欲の制御=イニシアチブ欲の制御であり、
相互に利用し合う考え方が大切だ。それは協調性でもあり、バランス感覚を生む。
バランス感覚がなければ視野が狭く、点と点が線で繋がらない!
1次目標
HPアクセス数
世界各地
ポイント
50,000/日
海外ボランティ
呼びかけ開始
政 策
連携不調
実数
HPアクセス数
により
地域交流・人口交流
墜落的
15,000/日
自 然・農魚業
急降下
両 観 光・産業振興
広がり
立
復興支援ネットワーク
緊急支援ネットワーク
知見と教訓
発生時は緊急支援
の蓄積と
災害NW
100%
対外発信
ネットワーク
維持強化
7.11
3.11
4.11
5.11
NPO法人也
3.11
発 生
時間経過
将 来
- 6. 検証 ビジョン 制度 2011・5・18〜10・1
災害支援が検証に繋がらない
災害発生
2nd ステージ
3rd ステージ
復興へ
行政・社協・遠野まごころネット等継続的役割
ボランティアセンター
閉鎖
緊急支援団体
閉鎖
情報共有のもと正確な
検証をしない状態で
継続
緊急支援的団体
閉鎖
撤退してゆく
心のケア的NPO団体
閉鎖
団体の
微妙なNPO団体
閉鎖
支援活動
尻切れトンボ撤退が続く
開始時期
繋がらない
は異なる
「 検証 → ビジョン → 制度 」
遠野まごころネットは最後まで、継続した活動を行う。
- 7. 検証 ビジョン 制度 2011・5・18〜10・1
良いビジョン
良い検証 → 良いビジョン → 良い制度
= 使える 使う気になる
行政に民間感覚が民間にも行政感覚が必要
ビジョン と アクション
形 と 実(アクション)
形と実の議論は同じように見えるが全く違う
平行線をたどり成果を生まない
7
- 9. 遠野まごころネット組織論
情報共有と意思決定プロセス 2011・5・18
情報共有/意思決定のプロセス
ネットワーク
内 容
1. アイデアや決定事項を共有できるシステ
• ネット方式の良さを 情報共有
ムを構築する。
失わないようにする
プロセス
2. 検討事項決定後のアップデートは迅速に
・迅速な対応
行う。
・柔軟な共同体
3. 必要な情報は自分からとりに行く。
• ネット拡大に伴う情 1. アイデア出しにたいして、迅速に対応し仮
報共有の方法を見 決定する。
直す必要がある
意思決定
2.検討事項の実現可能性を明確にする。
プロセス
3.大きな費用のかかるプロジェクト関連に関
• 排他的にならない
しても前向きに検討する。
4.出来る思考を大切にする。
☆ 情報は待っているのではなく、自分からとりに行く。
☆ 出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法を考える。
☆ その為に上記の事項を共通理解とする。
- 10. 遠野まごころネット組織論 ー 遠野まごころネット
遠野まごころネットは
人を活かし・能力を活かし・時を活かす。
状況に合わせ、フォーメーションを変化できる
個
・立位置で手を強くつながず、目的に対して手をつなぐ意識
団
・前後左右上下、どこへでも移動できるポジションをとる
目的
・プロジェクト別、エリア別の体制がどちらでもとれること
・ビジョン&アクションが大切
- 11. 遠野まごころネット組織論 ー ボランティアセンター
オープンにして縄張り意識を排除する。
外部に対しては受付を用意しそこを通す
ポイントは少し
留意点
はみ出させる
ボランティアは競争や自己満足
社協
ではない。何もしない方が良い
役所
ときは何もしないのが
通常業務の中で対応し
ボランティアだ。
通常業務の中で対応し なければならない事が
なければならない事
大きい
詐欺師にはだまされろ
が大きい
だまされれば分かる。
地元
大学
自治会
関係構築
機関 他
ボランティア
NPO
全部受け入れて許せ
その後判断できる
センター
輪が広がる
住民
小さい事の
郷土芸能
イニシアチブはどうでも良い。
団体
大きい事に曲げない信念をもて。
NPO
宗教者
責任を社協だけに押し付けるな。
NGO
得意不得意を理解する。
WCRP
団体にはもう一つの意思がある。
士
情報を共有する。
防災協定が有効
- 13. 復興に向かう視点
日 本
福島・宮城・岩手
現状は、被災地と非被災地と区分
けした考え方になっている。
自分たちの町は自分たちでつくると言う
⇩
事は排他性に繋がり、非被災地の当事
被災地と特定して考えず日本の将
来と考える。当事者として企業も
者意識(参加意識)の妨げとなる。
個人も開拓に参加する意識と行動
が重要
日本の課題
原発問題(福島の課題)
環境防災と次世代をになう若者
福島の課題としない。通常の日本
の交流によりアジア全体の意 の課題解決システムを
識改革をしなければ
再構築しなければならない。
地球の環境も守れないし
困難な課題から逃避しない。
国の安全も守れない
世界の課題 環境防災(アジアの意識改革)
被災地の復興という意識⇒日本の開拓と言う意識=国民の当事者意識
アジア(ASEAN)の高校大学他若者の交流による草の根力の向上と
恊働意識の向上を図る好機
- 14. 被災地と内陸を結ぶ 後方支援のハブ 遠野
「遠野七七十里」
歴史のハブは緊急支援のハブとなった (世界の風評に対しても)
緊急支援
復興支援
TONO
三陸
内 陸
遠野
沿岸
支援地
Hub
被災地
人・物
金・情報
歴史雑学:遠野七七十里とは、「遠野ななしち十里」と読みます。
「七つの方向へ七十里で行ける。」と言う意味です。
- 17. 遠野まごころネットのVision 復興支援
復興支援 ビジョン 2011・5・18 修正版
人と人の繋がりを持ち、人と自然、自然と産業が
Vision
共存する持続可能な社会への復興をサポートする。
人と人の繋がり
自然と共存
産業復興
風化防止
遠野町おこし
「場つくり」
「復旧作業」
「復旧関連産業」
「被災を忘れない」
まごころ広場と郷
緊急支援のハブ
短 期
・瓦礫撤去他復旧
・地元業者の活用
・郷土芸能復活
(~3ヵ月)
・避難所や周辺住民
遠野に人を集める
の交流の場
作業が中心
新たなネットワーク造
メッセージを伝える
• 世界の理解
人を大切にする
「郷つくり」
「自然と共存する
「復興方向の意識」
• 情報の発信
生活空間=郷」
人と人の繋がりの
・土地利用検討
慰霊行事の企画
遠野を好きに
中 期
ある郷つくり
・地の木で建る家
・自然農法奨励
年中行事化
なってもらう
(~2年)
・研究所の誘致
三陸海の盆等
遠野再発見
仮設住宅の間を
復耕支援
復興と自然を活用
遠野情報発信
した観光の誘致
ボランティア数維持
繋ぐ郷の存在
農業開拓
継続
継続
継続
継続
人と人との交流
発展
発展
発展
発展
リピーターを増加
社会・地域つくり
地域や郷から
人と人⇒地域
地域の風土再発見
人と人との繋がりが
自然と農林漁業
小商いを奨励する
遠野に人を集めて
遠野町おこしに
起業や就労に繋がる
と共存した意識つくり
6次産業化促進
沿岸に繋ぐ
参加し
長 期
心と生活の安心
就労支援との連携
コーディネート
おらが故郷となる
(~5年)
リンク
リンク
リンク
広域的に
地域つくり
沿岸へ繋ぐ
パーソナルサポート
起業・雇用創出
郷の運営
コールセンター
加工場運営
教育
ボランンティアの
被災地とともに
広域生活相談室
小商いの促進
教育
が
受け入れと
が
発 展
就労支援
就労支援 雇用創出
重要
コーティネート
重要
- 18. 復興支援 ー 起業支援ー 2011・5・18〜10・1
起業支援サポートセンター
自立の要素
・ 「 仮設に入居し、仮住まいが出来たこと = 自立 」 ではない。
-自立要素が必要-1つ要素が欠けても、完全な自立とは言えない。
住
・ 自立するために 「 衣食住+業 」 が必要。 業=金(収入)
起業
衣
心
業
・ 全ての人が起業出来るわけではない。
起業の目覚め
・ 雇用を創出するためには、起業する人が必要。
・ 商いを意識
・ 出来るだけ多くの人が起業するためにサポート
・ 自信の構築
食
も必要
実行
必要事項
起業サポート
経営サポート
・ 各種ファンド、出資、金融機関の借入、助成金等
・ 事業計画
・ 経営相談
による資金調達が必要となる。
・ 資金調達
・ 会計事務
・ 被災地と被災地以外が同じ起業支援体制で
は被災地の起業は、難易度が高くなる。
企画経営例 まごころ弁当
- これを実現するシステムの構築も必要となる
第1期 直営期
雇用創出
・ 受けた相談を関連機関へとつなぐハブとなる。
第2期 出資型へ移行
拡大
検討事項
第3期 独立期
・ ファンド ( 当初は寄付的⇒出資⇒貸付)
商品開発
実施決定事項
地場産物を商品化する。
企画経営 「まごころ弁当」[竹駒食堂」「加工場」
観光コーディネート
自立へ
商品開発 「友情ひじき」「海産物加工」
三陸の将来の為の広域的
観光コーディネート
前進
販 売 海産加工物 他販売
- 19. 復耕支援 プロジェクト
復耕す支援プロジェクト 2011・6・22
被災農地と休耕農地復活支援プロジェクト
地域で守り育てる食とコミュニティーが自然と共存する復興へとつながる
・震災以前に既に休耕していた畑
・震災によって海水を被った畑
自然農業の奨励
状況に合う植物(ひまわり
土と親しむことに
(復耕隊の編成)
マリーゴールド、トウモロコシ
よる生きがいつくり
雑草他)を撒く又は畑を耕
す等の復耕支援を行う。
地場農水産物生産 ⇒ 再発見
自然農法による農業振興
差別化 ⇒ 市場 ⇒ 起業化
自然と融合した町つくりの意識付け
産業
発展
くらし
6次産業化(生産・加工・販売)
現在
自然と融合した住み良い町つくり
⇒雇用確保(就労支援)
必要
- 22. 現地と社会状況に適合する起業支援 農業漁業者支援
今・産業振興を復興の起爆剤とする
被災地・三陸は海鮮の宝庫です。山の幸だって宝庫なのです。
それぞれの産物を合体して、海鮮餃子をブランド化して加工販売し雇用拡大を図る
ホタテ・アワビ
海 山
ニンニク・タマネギ
他魚介類
生産
他野菜
海鮮 野菜
現 現
物 物
加工
地元漁協・漁師
生産者育成
応援
海の幸 まごころの郷 山里の幸
産物開発
6次産業化促進 と 雇用創出
販 販売
販
売 情 情 売
報
報
会員販売・NET販売
市場・販売
店舗販売・弁当総菜店
生産 加工 販売 6次思考で
- 23. 復興支援 ビジョン 2011・5・18 作成
パーソナルサポート・自殺防止・コールセンター
2011. 3. 11東日本大震災発災後、5. 18に活動のビジョンを
作成して依頼、そのビジョンに基づいて活動を進めてきた。
- 24. コールセンター・寄り添い・見守り 2011・10・1
岩手県全体での連携
社会的包摂推進事業のプラットフォーム案
「盛岡」「遠野」の2つの拠点で「コールセンター」を開設し、それぞれの担当エリ
アの生活支援/地域支援を担当。また、相談等の案件を「包摂サポートセン
ター」で各地域間の連携をはかる
内陸県北
久慈
盛 岡
洋野、野田、
コールセンター
普代、岩泉
(これからのくらし支援室)
宮古
遠 野
山田
岩手県社会的包摂
コールセンター
サポートセンター
大槌
自殺対策事業
遠 野
釜石
資源活用コーディネートで各福
祉事業所、医療センター、心の
大船渡
ケアチーム、各団体、大学等と
連携してゆく
内陸県南
住田
陸前高田
24
- 25. 支援制度・体制強化の方向性 2011・5・18
自殺防止とコールセンターの合理的な運用体制
目 的 仮設や被災地在宅の孤独死防止・自殺防止/生活再建サポート
課 題 潜在ニーズの質と量をカバーできない⇒制度不足・人員不足・経費不足(ボランティアの限界)
実現案 これまでの被災地支援で育んだ絆と活動体制を補強し「コールセンター」「見守り同行支援」
「生活支援」など個人サポートを包括した“地域支援”の体制が必要
自殺防止 コールセンター 運営
活動展開図 コールセンターが入り口となる。 出口の戦略が重要=就労支援
遠 野
釜 石
大槌・釜石
三陸支援中央センター
拠 点
生活相談 電話相談
フィードバック
フォーマット
生活支援 アウトリーチ
岩手県南全域
分析・成果
生活相談 電話相談
情報共有
人的・物的連携・情報共有
生活支援アウトリーチ
大船渡
大船渡
研修制度
拠 点
生活相談 電話相談
寄り添いホットライン
生活支援 アウトリーチ
ケースカンファレンス
座学研修
人的・物的連携・情報共有
サービス(ケア)向上
遠 野
コールセンター
高 田
陸前高田
支援のボトムアップ
生活相談 電話相談
鬱・事故防止
拠 点
生活支援 アウトリーチ
25
- 27. 復興支援 ー 広場〜郷 2011・5・18
「まごころ広場」から「まごころの郷」へ
コミュニティ―の場+社会を形成する里へと進化する。
目 的
・被災者が集まり交流できる『場』から、
自然と共存した社会基盤である『郷』
へ変化し仮設後の生活スタイルの意
識付けをサポートする。
・弱者救済、生活支援、就労支援
実施内容
・地元の木材を利用した住宅建築
・農林水産業再生(自然農法)
・研究者、研究施設、観光客誘致
・自然回帰型イベントの企画運営
自然と共存した「郷」の空間により
馬搬、自然栽培、趣味
仮設後の自分の生活空間が
・雇用創出の実践
イメージできる。生活イメージ
・弱者救済、生活支援、就労支援
⇒ 不安緩和 ⇒ 安心社会
・対話のある里つくり⇒共存社会
(どんな方向へ復興するか)
- 28. 復興支援 ー 郷ー 2011・5・18
地域・社会支援サポートセンター ―まごころの郷―
企業
仮設の間をつなぐコミュニティーを創る。
・ 企業は自社を宣伝できる。
今までは避難所だった。⇒ 本当の意味でのコミセンに転換する。
・ まごころの郷を企業が応援する。
これからが企業の担う役割は大きくなる。資金、人の片方支援でも十分。
・ 協力して住民を守り地域を育てる。
広場・郷
コミセン
「まごころの郷」の運営
生きがい創造
⇒人が集まり、避難所から外出のきっか
避難所
憩いの
・集団菜園 ・家庭菜園
け作り 家庭菜園等
仮設住宅
小屋
・趣味 ・井戸端カフェ
⇒地域中心で運営する事で復興後も持
在 宅
外出
続可能な施設となる。
仮設から
⇒人が出会い、情報が交流する。
外に出る
支
「絆」
小 心身のケア
援 ⇒個人商い→商店
弱者救済
再建
商
→会社設立のきっかけ作り
「復耕支援プロジェクト」
つなぎ
生活支援
⇒休耕、被災農地の復耕する。
外出支援他
行政機関
→ 集団的自然農業推奨
センター
個人サポート
民間福祉関係団体
「心のケア」
官民の連携で活動を展開する。
⇒「寄り添い隊」「分かち合い隊」「触れ合い
隊」「お絵描き隊」「学援隊」「負けないゾウ」
・ 地域住民による地域のセルフケアを
「郷土芸能の復興」
推進することによって同時にコミュニ
⇒歴史を意識→復興へ繋がる。 歴史の語
ケア
ティー形成が進む。
り部を発掘
・ 井戸端カフェの推奨 ⇒
「復興新聞の発行」
地域の人自らが運営する。
関連
⇒地域の情報提供、社会への興味の維持
地域
(ボランティアはサポーター)
28
- 29. 郷や番屋の継続的就労支援への活用 ー 大 槌 ー
大槌町
第一まごころの郷
基本整備プラン
植込み 池
集会所
階段
庭園
園路路
広場
花壇
農機具庫
倉庫 池
井⼾戸
野菜畑
休憩処
休憩処
スロープ
カフェ・公園・イベント活動の広い場所
- 33. 郷や番屋の継続的就労支援への活用 ー 大 槌 ー
1、生活支援・弱者支援
*コールセンター
*見守り・寄り添い・同行
*助け合い支援
*内職支援
*カルチャークラブ
1、自然体験公園
2、青少年育成
3、身障者就労
4、中高年就労
*アウトドア体験
*カフェ図書館
*ハーブ工房
*BBQガーデン
*フットサルコート
- 37. 浜
街
森
未
安全な場所での
コミュニティーつくり
来
新・吉里吉里保育園舎
軸
線
園庭
園劇場
新吉里吉里保育園舎
森のプール
ロータリー
道案内碑
・地域の保育園建設
駐車場
グループホーム
園庭
・障害者の働く場造り
・観光ロッジ
森のコテージ
森と海の階(きざはし)
(避難場所となる。)
展望所・祈りの苑
集いの小屋
集いの小屋
吉里吉里の樹
共生の森の学校
大きくておろかな
課題
- 39. 遠野引力 プランニング 例
東日本復興支援のハブとして活躍した遠野
その結果、遠野には10万人を越えるボランティアが集結した。
その人々は、何の為に集まっているのか、第一に東日本大震災の復
興に、何らかの協力をしたい。次に遠野が第二のふるさとになってい
るから。遠野の魅力が人々を繋げているのです。
このつながりを大切にする事が、これからの遠野の発展そして被災
地の復興に繋がるのです。
学校施設の有効利用
遠野には、学校統合により、学校として使われなくなる建物がある。
今の社会に有益な活動とこれらの有効利用を関連つけて考えること
も重要です。学校の跡地利用は、全ての市町村の現実的な課題です。
遠野はこの点についての復興支援も先進の地となるべきと考える。
- 40. 遠野町おこし 遠野活性化引力
遠野市はかつて沿岸と内陸を結ぶ重要な公益拠点だった。この立地が、
今後、更に人と人とを繋ぐ重要拠点として役割を果たして行かなければならない。
その為に、遠野の活性化を図り、さらに遠野が元気になることが重要。
バランサーの役割 プランナーの役割
人
NPO NPO! 市
!
人
! 社協
三陸
!
! 役所
遠野
! 沿岸
金
活性化
! 広域
物
集まる 広がる
引力
まち
情報
まご
おこし
ころ
団体
ネット
!
! !
人が集うために、風土を利用した地域つくり・町おこし・観光等
メニュー開発が重要。三陸沿岸に広く波及するように
NPO
- 41. 遠野引力 ドリーム&チャレンジ ー 人材育成・と国際交流 ー
「アジアン・ブルーリング」 ピープル・カレッジ
!
アジア社会の環境と防災教育パートナーシップ
インドネシア・アチェ
タイ・パタニ
現地NGOと学生が
! 現地NGOと学生が
コーディネート
学生だけではなく
コーディネート
現地行政の後援を
NGOや機関も交流
現地行政の後援を
受けて実施する。
できる機会となる
受けて実施する。
・海外学生キャンプ参加
・海外学生キャンプ参加
日本 遠野
・防災に関する意見交換
・日本の高校生がアチェ
P NGO・NPOと学生が中心となり
・郷土芸能と地域コミュ
を訪問しホームステー
企画運営し、行政や各機関は
ニティーの大切さにつ
現地の地域や家族の絆
その後援をする官民連携
いて認識
を肌で感じる。
- 42. 遠野引力 ドリーム&チャレンジ ー 人材育成・と国際交流 ー
「アジアン・ブルーリング」 ピープル・カレッジ
アジア社会の環境と
! !
防災教育パートナーシップ
! ! !
遠野は、言わずと知れた地域づくり先進地だ。被災地後方支援ももちろん先進地として !
NPO! !
!
! ! ! ! !
の役割を果たした。そして今重要な事は、日本において希薄になりつつある地域や人間
NPO! !
の絆の再構築を牽引する事だ。遠野でなければ出来ない事がそこにはある。
!
!
!
!
! ! !
! !
! !
主 旨
!
! ! ! ! !
!
! ! ! ! !
アジア社会の環境と防災教育を恊働
! !
することにより、アジア社会の将来を
OA ! ! ! !
!
になう学生達のパートナーシップへと
! ! 遠野
! !
!
! ! !
つなげる。日本の防災研究とアジア社
! ! !
!
!
会の日本では希薄になりつの家族や地
! インドネシア
! タイ
域の絆を再認識すると共に相互交流に
! ! 家族社会
! !
アチェ
パタニ
よりその効果を共有する。
! 地域社会
中学高校
中学高校
環境防災
!
例:1回目 前期 2013年6月末〜
大学・NGO
大学NGO
7月7日(ラマダン直前まで)
!
いつでも
!
! ! ! !
後期 10月初旬
!
!
参加可能
―! !
共同主催 日本・インドネシア・タイ
!
! ! 枠
教育委員会 NGO 他
! !
!
!
- 43. 遠野引力 ドリーム&チャレンジ ー 人材育成と国際交流 ー
「アジアン・ブルーリング」 ピープル・カレッジ
アジア社会の環境と
防災教育パートナーシップ
現在、沿岸被災地には、中学生や高校生
【2004年インドネシア・アチェ地区
の無料短期留学生募集が山のようにある。
(津波被害地域)】
しかし、反面遠野の中高生には少ない。
インドネシア共和国のスマトラ島北端にあるア
後方支援地として官民連携で様々な物を チェ州では8年前の2004年、スマトラ沖でマグ
犠牲にさざるを得なかった遠野市の中高
!
ニチュード7.9の巨大地震が発生した直後、強
NPO!
! !
!
!
生達にも、このような機会を多くつくりたい。
! ! 烈な引き波で海岸に打ち上げられた大量の
!
!
!
魚を追いかけた大勢の海水浴客が波にのま
!
! れ尊い命を落としました。
【2004年 タイ・パタニ地区 (内紛地域)
彼らには津波の知識がほとんどありませんで
! ! した。
2012年現在、深南部三県のパタニ地区ではイ
!
!
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スラーム武装組織による爆弾テロや軍や警察
車両を狙った襲撃事件が多発しており、これに
国境付近で活動する地元の麻薬密輸組織も襲
撃事件を起こすなど、治安は最悪の状況です。
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タイ政府は現在、親タクシン派と反タクシン派 !
による国を二分する対立に追われており、深南
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部三県まで対策の手がまわらないという悲観 !
的な見方をされています。
- 44. !
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- 48. 広域的歴史の雑学
遠野には人を大切にした歴史がある。
江戸 明治 大正 昭和
平成
天災・悪政
・3.11
大一揆 (嘉永6年/1853) 現在
大一揆 (弘化4年/1847)
弘化4年
嘉永6年
三閉伊一揆ともいう。
盛岡南部藩
野田一揆
盛岡南部藩
野田一揆
積年の悪政、頻発する飢饉
悪政・重税
にかかわらず重税を課す盛
悪政・重税
盛岡
岡南部藩に対し、沿岸の民
盛岡
が決起。
全国的にも稀な大一揆。
一揆は指導者とともに、一致
団結し目的を達成。
12,000人
16,000人
三陸復興を前に、あらため
てかみしめたい郷土の先人
遠野
大槌
成 遠野
釜石
たちの偉業。
功
改革不履行
仙台伊達藩
越訴
8,000人