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超私的英語難易度表
- 1. (私の経験では)旅行者が一般的に遭遇する場面が、
実は一番英会話の難易度が高い。
マクドナルドで注 「セット」は“meal”、「テイクアウト」は”To go“と言わないと通じない。メニューを指さして注文しても、ポテ
文する トのサイズとかドリンクの種類とかいろいろ聞いてくる。ほとんどの場合、店員は英語のネイティブスピー
カーではないから聞き取りにくいし聞き取ってもらえない。ニューヨークのタイムズスクエアのマクドナル
難 ドで食べたいものがちゃんと出てきたら、あなたは立派な上級者である。
機内で飲み物を 外国のエアライン、特にアメリカの国内線は難易度が高い。水は「ワぅラ」、コーヒーは「カフィ」と言わない
注文する と通じない。白ワインを頼んで赤ワインが出てきたこと(またはその逆)もしばしば。「スパークリングワイ
ン」がどうしても通じなくて、隣の乗客が助け船を出してくれたこともある。
道を尋ねる これも発音をちゃんとしないと通じない。(マクドナルドはムクダ~ナ~と言わないとダメ)。ニューヨーク
のグランドセントラル駅の近くで文房具屋を探していたとき、尋ねた3人が3人とも駅の方を指さした時は、
さすがに落ち込んだ。
ジョークに反応し ジョークを理解するには、英語だけでなく、その国の風俗、習慣、はやり言葉、諺、人気のテレビ番組、映画
て笑う などに通じていなければならないので英語自体の難易度は高い。しかし、わからなくても周囲に合わせて
笑っていればいいだけの話なので。総合的な難易度は低い。
パーティー、ディ (N対1)外人同士の会話を聞き取るのが難しい。ぼーっとしてるといきなり話題を振られて慌てることも。
ナーの席などで (1対1)とりあえずこちらのペースで話せるので楽。話のネタになるような写真、資料などをタブレットの仕
歓談する 込んで持っていると、言葉だけに頼らずに済む。
仕事・研究内容の 相手はこちらの話を理解しようと一生懸命聞いてくれるし、自分の話を理解してもらおうと、わかりやす
話などをする(1対 い表現で話してくれる。基本的には自分の得意分野なので話しやすい。この場合もタブレットを持ってい
1) ると話がスムーズに進む。(ただし、これは「仲良し系」会議の場合。利害調整や商談が絡むと、表現は慎重
にしなければいけないし、相手の話を聞き間違えると大変なので難易度は高くなる。)
講演を行う 準備したことをしゃべればいいので、ある意味最も簡単(準備は大変だが)。グラフィックなスライドを多用
して、「スライドに語らせる」ようにすれば、多少英語が下手でも理解してもらえる。不安なら、スライドに
易 キーワードやキーフレーズを「書いて」しまい、それを読む手もある。ウケるかどうかは、英語力より内容次
第である。アメリカはジョークの沸点が低いので、何を言っても大抵笑ってくれる。