Scalaがどんな言語なのかふんわりと把握できれば幸いです． 第二回は未定

1. Scala入門

2. Scalaスケーラブルプログラミング(言語設計者が書いたバイブル)
⇨コンパクトに
1. Scalaひとめぐり
2. Scalaの基礎
3. Option/Either/Tryによるエラー処理
4. コレクション
5. 平行プログラミング
6. Scalaプロジェクトのビルド
7. ユニットテスト
8. 知っておきたい応用的な構文
9. より良いコーディングを目指して
本の章立て

3. 対象者
• 1つ以上のプログラミング言語(できればJava)を知ってる
• Scalaという言語をなんとなく知ってみたい
こんな人に向けて解説します
• プログラミング言語の理解を深める確実な方法は実際に自分で書いてみることです．
• あくまで，手を動かさずにふんわりと把握する程度の意気込みでお願いします．
注意

4. 目次
Scala入門 Part1
1 Scalaとは
2 なぜScalaか？
3 お試しコード
4 おまけ

5. 1 Scalaとは
オブジェクト指向言語と関数型言語の特徴
を融合したマルチパラダイムの言語
• スイス連邦工科大学ローザンヌ校の
Martin Odersky教授によって設計された
大学にある螺旋階段がモチーフらしい
Scalable Languageの頭字語

6. 2 なぜScalaか？
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7. 楽しさ
https://www.edureka.co/blog/what-is-scala/

7. 2 なぜScalaか？
• 利用者とともに成長していく言語
• Javaと比べて堅苦しさがない
• 様々な用途に対応できる
7項目の設計思想
1.スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7. 楽しさ

8. 2 なぜScalaか？
• 本格的な関数型プログラミングが可能
• 値の書き換えよりも不変性を優先
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3.関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7. 楽しさ
初めはセミコロンの不要な
Javaとしてコーディング
値を書き換える癖を徐々に減らす
関数型のコーディングスタイルへ

9. 2 なぜScalaか？
• JVM上で動作する
• Javaのクラスを好きなように使用可能
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4.シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7. 楽しさ

10. 2 なぜScalaか？
• 小さな基本構造を柔軟に合成
• 関数をオブジェクトとして捉える
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5.関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7. 楽しさ

11. 2 なぜScalaか？
• 非同期処理のための標準ライブラリ
• Javaよりも安全かつ効率的な実装を実現
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6.Futureへの対応
7. 楽しさ
scala.concurrent.Future

12. 2 なぜScalaか？
• Javaのような定型的で冗長なコードの
少なさ
• スムーズなフィードバックループ
• より少ないコードでスピーディな開発
7項目の設計思想
1. スケーラブルな言語
2. オブジェクト指向
3. 関数型
4. シームレスなJavaとの互換性
5. 関数はオブジェクトである
6. Futureへの対応
7.楽しさ

13. 2 なぜScalaか？
著名なユーザ企業

14. 3 お試しコード
3.1 値や変数の定義
3.2 メソッドの定義
3.3 関数オブジェクト
3.4 制御構文
*** 他人のコード読むよりも，自分で書くのが一番だと思います ***

15. 3.1 値や変数の定義
val : 再代入できない
⇨変数の参照先が不変であることを保証
Scalaは型推論が可能
var : 同じ型の値を再代入できる
var を積極的に使うことは推奨されない

16. 3.2 メソッドの定義
複数行の場合，
ブロックの最後の行が評価される
Unit:返す値がない(他言語のvoid)
⇒これも型
これもできる

17. 3.3 関数オブジェクト
filter :「 Int型を受け取りBoolean型を返す関数」を引数にとる
実行結果
foreach : 「Int型を受け取りUnit型を返す関数」を引数にとる
Javaで書くとこうなる

18. 3.4 制御構文
Scalaのブロック式
{
式1
式2
⋮
式N
}
式を順番に評価し，
最後の式Nを評価した値が返される
セミコロンを挟めば改行しなくてもOK
ブロック式がメソッドの本体に現れただけ

19. 3.4 制御構文
if式 match式

20. 3.4 制御構文
結果
for式
to:含む until:含まない

21. 4 おまけ
標準APIのドキュメント Scaladoc [https://scala-lang.org/api/current/]

22. 次回
Scalaの基礎
1 型の基本
2 クラス定義
3 トレイト定義
4 パターンマッチとか制御構文
5 ジェネリクスと型パラメータ
6 暗黙のパラメータ
多少予定変更するかもしれません

23. おわり
フィードバック等お願いします．