NotesコンソーシアムのXPagesに関する活動のご紹介
 ∼いちメンバーの視点から∼

キーウェアサービス株式会社
河上 剛
自己紹介
■河上 剛
■キーウェアサービス株式会社
 −Notes/Domino歴7年
 −Notesコンソーシアムには2006年から参加
   Notesを始めてからずっとコンソに関わる
■Notes/Dominoのマイグレーションや運用保守の業務が中心
■サーバー、クライアントまわりのインフラ系が得意分野
■昔ながらのWebのNotesDB開発は守備範囲外

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今回お伝えすること
1. Notesコンソーシアムとは?

2. XPagesにどう取り組んできたか?

3. 実業務にどう役立つか?

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1.Notesコンソーシアムとは?

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Notesコンソーシアムとは?
■創立: 1994年
■メンバー120企業(as of 2013年10月)
■理事企業: 20 理事会:6回/年
■ノーツコンソーシアム参加企業年会費による運営(10万円/年)
−Lotus Notes/Dominoを中核としたシステム基盤、
ビジネスなどをサポートする活動を行います。
−Lotus Notes/Domino及びそれを取り巻くソフトウェアに関する
経験を通した知見の共有および最新情報の共有を行います。
−会員間、日本アイ・ビー・エム様との情報交流を行う場を
ご提供します。
−ソーシャル系のシステムの検討など、情報共有の新しい
あり方など先進的な分野も視野にいれて活動を行います。

ノーツコンソーシアムFESTA2013の様子
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要するに

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Notesヲタの集会を月イチで開いてくれる団体
好きな色:黄色
集合写真で手の形がL

新機能はまず疑う

R4~5の頃を遠い目で語る
曲者

notes.iniで一時間語れる
デスクには秀和システムの管理者ガイド
基本おとなしい
飲むと意外な一面を見せる

※Notesヲタ(イメージ)
曲者

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2013年度の研究会一覧
■ソーシャルアプリ開発技術研究会 【新】
■ソーシャルインフラ研究会 【新】
■IBM Notes/Domino DPP研究会
■スマートフォン/タブレット利用研究会
■バージョンアップ研究会 【新】
■大阪地区研究会
■九州地区研究会

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2.XPagesにどう取り組んできたか?

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2009年 XPages開発研究会、発足
■2009年、XPages誕生
 −それとともに、XPages開発研究会が発足

■初年度からディープな活動を展開

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Domino懇談室をXPages化

タグクラウド

いいね!

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2009年の課題
■なぜ、初年度からXPagesをバリバリに扱えたのか?
  2008年にXPagesのベータ版講習(非コンソ)
  を極秘裏に受講した強者たちが研究会に参加

■初心者たちにはキツイ研究会となった
 

ちょっ...
難しくね?
今年
出た技術だよね??

データ
バインドしてスタイルシー
トとSSJSを使って・・

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2010年 2つのXPages系研究会を発足
■XPages開発研究会
 −XPages初心者を対象にハンズオン中心に活動
 −「イチから教える」研究会
  ★私も参加
■XPages普及促進研究会
 −強者たちはXPagesを広めるべく活動
 −Wikiへの投稿などを行う

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インフラSEから見たXPagesの印象
■ビュー、フォームが簡単にWeb化できる

■タブ表示も簡単に実装

 −ドラッグアンドドロップで確かに簡単

 −パーツ化されているのはうれしい

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OneUIへの憧れ

マジで?最終的にはNotesの掲示板ってこんなカッコ良くなるの?
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理想と現実
■しかし実際に作ってみると・・・
•

「タイトルバー」には「lotusTitleBar」

•

「プレースバー」には「lotusPlaceBar」

•

「左のサイドバー」には「lotusColLeft」

•

「メインコンテンツ」には「lotusContent」

•

「右のサイドバー」には「lotusColRight」

•

「フッター」には「lotusFooter」

•

「リーガル情報」には「lotusLegal」

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(‘A`)マンドクセ

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2010年の課題
■XPages関連のドキュメントが少ない
■ヘルプが充実していない
■知る人ぞ知る技術
2010年度XPages開発研究会メンバー内でのアンケート結果
利用している 0%

使われる 0%

使われない 20%

利用していない

わからない

100%

80%

Q. 自社または顧客のNotesシステムで

Q. XPagesは今後利用されると思うか?

  XPageを利用しているか?
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研究会 魔のサイクル
■4月∼8月頃までのハンズオンの時期は参加者が多い

■夏の終わりとともに徐々に参加者が減っていく
  ハンズオンが終わり、サンプルアプリ開発が始まる頃
  積極的な参加が必要となる×年末で業務も多忙になる
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研究会 最後まで残ると
■12月、活動報告∼プレゼンの話になるとさらに少数に
  最後まで残った者が活動報告、
  「偉い人の前でプレゼン」という重責を負う
  この年は私も活動報告プレゼンしました
でも、最後まで残ることで
 IBMの方とより深い技術の話ができたり、
 残ったメンバー同士ですごく親しくなれたりと、
得られるものも多いんですよ!

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2011年 めげずにXPages研究に取り組む
■XPages開発研究会
 −「イチから教える」研究会を継続
   魔のサイクルは継続
■Notes/Domino アプリケーション開発普及促進研究会
 −さらに手のつけられない進化を続ける
   グラフ描画など、Dojoを使った「視覚化」の研究
   モバイル化の研究

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Dojoを使った視覚化
①日付、ユーザーを選択し、ボタンをクリック

②円グラフが表示される

③参考.元データ

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2012年 XPages + ”ソーシャル”
■XPages開発研究会
 −Twitter Bootstrapの適用

これからの時代は
ソーシャルだ!

  魔のサイクル改善のきざし
■Notesソーシャルアプリケーション開発研究会
 −IBM Connectionsハンズオン
 −Activity Stream 
  Social Enablerを使ったSNSボード開発(外部SNS連携)
  OneUIを使ったゆるい行き先掲示板アプリの開発
  ★私も参加
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XPagesを使ったNotesと外部SNSとの連携



YouTube での動画

–

ビデオで見る XPages Extension Library のインストール方法
http://bit.ly/TDUi1h

–

ビデオで見る XPages Social Enabler
http://bit.ly/TDUgXg



Notes/Domino App Dev Wiki の記事

–

XPages Social Enabler で Twitter と連携する方法
http://bit.ly/TDUxcN

–

XPages Social Enabler で DropBox と連携する方法
http://bit.ly/TDUwW8
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ソーシャルっぽい ”ゆるい” 行き先掲示板アプリ

  Domino8.5.3UP1からの「ApplicationLayout」コントロールを
 活用して簡単に憧れのOneUIを実装
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2013年 さらにソーシャルへ
■ソーシャルアプリ開発技術研究会
 −ついにActivity StreamとXPagesの連携
−ハンズオン中心から、よりコミュニティらしい活動へ
■ソーシャルインフラ研究会
 −IBM Connectionsインフラ構築を「イチから教える」
−「次へ」ボタン連打
−サービス起動
−いやその順番じゃない
−コンソールに のエラー
  と格闘する4時間は圧巻
  ★私も参加

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3.実業務にどう役立つか?

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自社のDominoバージョンアップ業務に活用
■ 2013年10月、キーウェアグループのNotes/Dominoシステムを9.0へVerUp

■ Webアプリをポータルに集約配置
(ポータルの枠組みにはライブネス社「Liveness Portal」を利用)

■ポータルのフロントに出すNotes WebアプリをXPages化して見栄えを改善

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ポータルトップ画面

  これすべて、混じりっけなしDominoのみでできたポータルです。
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研究会で得た知識を活用1

データ表コントロール×6
で作ったリンク集。
コンソで作った行き先掲
示板アプリの応用。

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研究会で得た知識を活用2

SSJSでワークフローの未
承認件数を取得。
リンク先はOneUIを適用し
た未承認一覧。

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自分でもちょっと勉強

Dojoのdijit.TitlePaneを使っ
てナビゲーションメニュー
をスライド表示。
飛び先はOneUIで。
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まとめ

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まとめ
■ NotesコンソーシアムでディープなNotesヲタと握手!人脈が広がる
コンソーシアムの一番の宝は”人”。
IBM佐藤氏、小峯氏、臼井氏などの強者から知恵を盗むチャンス
 (IBMチャンピオンもいるよ)
■ Notesコンソーシアムは常に一歩先を行くXPages研究をしている
イチから教える系の研究会を足がかりに参加してみては
テクニカルセミナーもあります
■いつかXPagesを業務で使う時が必ず来る
もう「知る人ぞ知る」技術ではない
コンソーシアムで勉強したことは無駄にはならない
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ご清聴(Webセミナーだけど)
ありがとうございました。

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NotesコンソーシアムのXPagesに関する活動のご紹介