2018年のマレーシアの10大ニュースをまとめました。総選挙の影響が大きかった一年だったと思います。

1. 2018年マレーシア
～10大ニュース～

2. No. 10
280.2
287.3
298.7
308.1
295.3
300.2
311.7
5.6%
5.8%
6.2%
5.9%
5.4%
4.5% 4.4%
0.0%
1.0%
2.0%
3.0%
4.0%
5.0%
6.0%
7.0%
260.0
265.0
270.0
275.0
280.0
285.0
290.0
295.0
300.0
305.0
310.0
315.0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3
2017年 2018年
経済成長は鈍化傾向に
GDP成長率は2017年第4四半期から下降傾向
農業と鉱業は2018年第3四半期からマイナス成長
2020年の高所得国入りは2024年に延期
国内総生産（RM10億）
GDP成長率

3. No. 9
Uber撤退でGrab一強に

4. No. 8
光ファイバーブロードバント、大幅値下げ
RM139
RM299
RM89
RM129
30Mbps 100Mbps
RM179
RM329
RM79
RM129
30Mbps 100Mbps
大手2社が料金を大幅引き下げ
低所得世帯には更なる低価格で光ファイバーを提供
2019年にはテナガナショナルも参入計画

5. No. 7
8,804
14,193
20,304
30,115
2015年 2016年 2017年 2018年
48%増
増加を続ける売れ残り物件
2018年9月時点での売れ残り物件数は3万戸超
（前年末比で48%もの増加）
ジョホール州、セランゴール州、ペナン州、KL市
の順番で売れ残り物件が多数
政府は2019年予算案において優遇税制を推進し、
売れ残りに歯止め
（9月時点）

6. No. 6
好調なプロドゥア
2018年の市場シェアは40%
新型Myviがプロドゥアを牽引
521,906台
（2018年1月～11月）

7. No. 5
GST廃止、SSTへ移行
2018年9月1日より、売上・サービス税（SST）導入
売上税率は0％、5％、10％の３つのカテゴリーに分け、
サービス税率は6％に
SST免税対象は5,443品目（2018年9月1日時点）

8. No. 4
前政権 2018年6月
政府直接債務
RM7,252億
政府直接債務
RM1,558
政府直接債務
RM1,849
RM3,500億 1MDB債務和解でRM70億を秘密裏に
支払い（RM439億追加支払義務）
中国企業との契約で不適切な支出
⚫ サバ州のパイプライン事業
⚫ 東海岸鉄道計画
GST、所得税でRM354億の還付金
の未払い
深刻な財政状況が明るみに
2018年6月時点の政府債務の総額はRM1兆650億。
前政権が公表していた金額より約49%増。
2017年末における政府債務の対GDP比は80.3%であり、
法定上限の55%超であることが判明。

9. No. 3
大型事業見直し
180億リンギットの東海岸鉄道（ECRL）は一時中止
600億リンギットのMRT3は中止、MRT2は一時中断
1,100億リンギットの高速鉄道は延期
中国依存からの脱却

10. No. 2
1MDB疑惑捜査再開
ナジブ前首相を、政府系ファンド『１ＭＤＢ』を
めぐる巨額資金流用事件など計39の罪で逮捕、起訴
1MDB資金の不正流用の規模は総額で45億ドル以上
ロスマ・マンソール夫人を、マネーロンダリング
や金融テロなど計17に及ぶ罪で逮捕、起訴
家宅捜査で押収した宝石類、現金、高級ブランド
のバッグなどの総額は9億～11億リンギット

11. No. 1
総選挙で政権交代
希望同盟が222議席中113議席を獲得
92歳にしてマハティール氏が首相として再登板
新しい政権でマレーシア再建が始まる

12. 今年の漢字は、

13. 二
〇
一
九
年
が
良
い
年
で
あ
り
ま
す
よ
う
に
。

14. eijimurakoso@gmail.com
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