iPhoneDevSap 9/2019 SwiftUI @notoroid

1. iOS13 SDK による
全機能置き換え
Part.1 SwiftUI 編

2. 自己紹介

3. 能登 要 (@notoroid)
• iOSアプリ開発者
• 屋号:いります電算企画
• @notoroid
• @irimasu
• eスポーツ

4. 題目
• レガシーアプリの刷新
• SwiftUIを動かしてみる
• まとめ

5. 話す範囲
• SwiftUI Tutorials
• https://developer.apple.com/tutorials/swiftui/tutorials
• Creating and Combining Views
• Building Lists and Navigation
• Handling User Input
• Composing Complex Interfaces
• Working with UI Controls

6. 話さない範囲
• 既存UI との組み合わせ
• アニメーション
• OSごとへのSwiftUI の適用

7. 次回以降で話す内容
• Combine framework
• KeyPath (Swift5.1)
• @dynamicMemberLookup

8. https://github.com/notoroid/Swift
UIBatteryMonitor
資料

9. レガシーアプリの刷新

10. iOS13 リリース

11. iOS13に合わせて
既存アプリを刷新中

13. GloriousBattery (グロリアスバッテリー)
• バッテリーモニター(ユーティリティー)
• 最大4台(実機1+リモート3台)
• 手持ちのiPhoneからiPadなどの機器のバッ
テリー状態確認可能
• 自宅にあるiPhoneのバッテリー状態確認可
能

14. バージョン1は技術デモ
• 1) バッテリー情報(実機、リモート)の表示
• 2) バッテリー状態の送信
• 2) リモート先バッテリー状態の受信
• 4) 招待QRコードの生成と表示
• 5) 招待QRコードの読み取り(リモート先と接続)
• 6) 色テーマの選択
• 7) バックグラウンド動作(バッテリー情報の送受信)
• 8) バッテリーログの記録
• 9) バッテリーログに基づいた履歴の表示
• 10) バッテリー低下時の通知機能
• 11) 非消費型アプリ内課金の実装
• 12) ローカライズ機能
• Firebase(現在のFirebase
RealtimeDatabase) の技術デモ
• CoreImage(QRCode)
• InAppPurchase(非消費型アプリ内課金)
• バックグラウンド更新
• ローカライズ

15. バージョン2はレガシー化
部分の差し替えに挑戦

16. 何がレガシー化したの?
• 使用言語 Objective-C
• 最新の開発手法とは縁遠くなりがち(Swift向けが多い)
• iOS13 SDKよりはるか以前の開発手法が残っていた
• バックグラウンド処理(リモート通知以外のBackGround Fetch)
• バックエンドサーバー (ParseServer)

17. iOS13 SDK で必要な対応
• バックグラウンド動作(バッテリー情報の送受信)
• RemoteNotification + Background Fetch
• iOS7からのBackground Fetchはリモート通知以外deprecated.
• アプリ内イメージの置き換え
• アプリ内で自作したイメージリソースをSF Symbolsに置き換え

18. SF Symbols

19. Objective-C からSwift変更に
合わせてSwiftUI を全面適用

20. SwiftUI 全面適用すると
開発手法の大転換になるので
技術的な棚卸しにちょうど良い

21. もちろん勝算もあり〼

23. 4セルSafeAreaまで
塗りつぶし

25. バッテリー量
単位
時間毎グラフ
充電状態
端末名
円グラデーション

26. ユーティリティーアプリだからSwiftU Iを適用できる
• メイン画面と設定画面
• 画面構成が少ない
• ビジュアルを前面に押し出したメイン画面
• 置き換えが用意そうな簡素な設定画面
• ジェスチャーに対応している
• SwiftUI でジェスチャーはサポート

27. 挑戦した結果

28. バージョン1の80%実現

29. バージョン1機能の80%実現済
残りはアプリ内課金と、ローカライズ

30. SwiftUIを動かしてみる

31. https://github.com/notoroid/Swift
UIBatteryMonitor
資料

32. サンプル
• SwiftUIBatteryMonitor/StartingPoint が開始時点
• Step1、Step2 が中間ステップ
• SwiftUIBatteryMonitor/Complete が完成

33. データ連動のためのキーワード
• ObservableObject/@Published
• SwiftUI 側へ情報をPublishするための定義セット
• .environmentObject()/@EnvironmentObject
• SwiftUI全体で有効な環境オブジェクトの設定
• @State / @Binding

34. 画面構成のキーワード
• ForEach
• VStack,HStack,ZStack
• List

35. まとめ
• iOS13 に合わせてレガシーなアプリを刷新中です
• iOS13 SDKで示された開発手法に合わせます
• SwiftUIは前提知識持ち開発者も初心者もだいたいドツボにハマります
• SwiftUIを使うとコンパイラが悲鳴をあげます