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プログラミング教育明日会議
1
2017年8月
一般社団法人みんな コード
代表理事 利根川 裕太
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自己紹介
3
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自己紹介
利根川 裕太
一般社団法人みんな コード 代表理事 
二児 父 (4歳, 2歳)
● 1985年  生まれ
● 2009年  ラクスル株式会社立ち上げから参画し、
   プログラミングを学び始める
● 2014年  Hour of Code ワークショップ開催
● 2015年  一般社団法人みんな コード設立
● 2016年  文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創 性、
問題解決能力等 育成とプログラミング教育に関する
有識者会議」委員拝命
4
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一般社団法人みんな コードについて
5
● ミッション
「全て 子どもがプログラミングを楽しむ国にする」
● 活動内容
2020年度から必修化される小学校で プログラミング教育にて、
子どもたちがプログラミングを楽しめる授業が日本中に広まるよう
学校 先生等へ 支援を企業・行政と協力しながら実施。
みんな コード
先生・校長
教育委員会等
子どもたち
企業 行政
支援 授業
協
力
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アイスブレイク
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命令カードを5枚書いてください
● 右を向く
● 左を向く
● 1歩進む
● 3歩進む
● 5歩進む
ロボットゲーム
7
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ロボットゲーム
命令カードを1枚書いてください
● 右 人: 立つ
● 左 人: 座る
8
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ロボットゲーム
じゃんけんで
勝った人:プログラマー
負けた人:ロボット
ロボット 、「行きたい席」を決めましょう
9
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ロボットゲーム
プログラマー 、
ロボットがゴールに行けるように、
命令カードをならべましょう。
並べたら、ロボットに動いてもらいましょう!
うまくゴールに到着しなかったら、やりなおしましょう。
10
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アンケート
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アンケート
● みなさん ご自宅にコンピューター いくつありますか?
○ 1台
○ 2〜5台
○ 6〜10台
○ 11台〜
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アンケート
● プログラミング教育 2020 (H32) に向け、問題ないと思う
○ 問題ない
○ 少し不安
○ まずい
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アンケート
● プログラミング教育 2020 (H32) に向け、何が課題だと思いますか?
○ 予算やインフラが貧弱
○ 指導案・指導事例が足りない
○ 授業で使える良い教材が無い
○ 教員 意識・スキル
○ 管理職 意識・スキル
○ 他にもまだ課題がありそう
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アンケート
● プログラミング教育について
○ もう実践している
○ 実践することが決まっている
○ 準備・研究している
○ 今日が初めてだ
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● プログラミング教育 やり方について
○ どうやったら良いか分かってきた
○ やってみたが、これで正しいか分からない
○ 情報 収集しているが、どうやったらよいか実感がわかない
○ 全然想像が付かない
アンケート
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アンケート
● 今日 気になることを隣/前後 人と話してみましょう。
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議題
1. 「昨日」 こと
○ プログラミング必修化 背景
○ 有識者会議で 議論
2. 「今日」 こと
○ 教材 分類
○ 事例を見る軸
3. 「明日」 こと
○ みんな コードから ご支援
○ みんな コード関係なく出来ること
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1.「昨日まで」 こと
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1-1.
プログラミング必修化
政治的・社会的背景
20
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流れ 整理
21
時
間
流
れ
産業競争力
会議
有識者会議
議論
取りまとめ
指導
要領
指導
要領解説
事例・教科書 etc
いまここ
議論 幅
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昨年4月19日 産業競争力会議で 発表
22
第26回 産業競争力会議 配布資料平成28年 4月19日 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai26/siryou.html
産業競争力会議にて、
小学校段階から 必修化が
文部科学大臣より発表。
2020年度開始
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産業競争力会議で 発表
● 「第四次産業革命に向けた人材 育成」
● 学校教育で 取り組み内容
“小学校における体験的に学習する機会 確保、
中学校におけるコンテンツに関するプログラミング学習、
高等学校における情報科 共通必履修科目化といった、
発達 段階に即したプログラミング教育 必修化”
● 情報スキルと情報リテラシー 別
23
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1-2. 有識者会議で 議論
24
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会議について
25
● 正式名称
「小学校段階における論理的思考力や創 性、問題解決能力等 育
成とプログラミング教育に関する有識者会議」
● 委員構成 16名
○ 大学教授等 7名
○ 学校教頭教諭 2名
○ 民間企業 5名
○ NPO系 2名
● 開催回数
○ 全3回 (各2時間強)
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会議 スタイル
26
● 報告・提言
○ 人工知能について 研究者から
○ 民間企業・NPO等 実践者から
● 議論を深めるというよりも、各出席者から
○ 「必修化にあたって あるべき論」
○ 「必修化にあたって 懸念点」
が中心
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閑話休題
27
本当に人工知能で社会 変わる ?
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すぐそこに来ている人工知能
28
決算サマリーから
人工知能が記事を自動生成
http://pr.nikkei.com/qreports-ai/
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すぐそこに来ている人工知能
29
患者 ヤマシタさん
「先生、私 人工知能 未来
SFに出てくるようなも だ
と思っていました。
それが私 ところに来てくれ
たんです 」
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すぐそこに来ている人工知能
30
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すぐそこに来ている人工知能
31
https://cloudplatform-jp.googleblog.com/2016/08/tensorflow_5.html
きゅうり 等級 仕分けを
ディープラーニングで自動化
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すぐそこに来ている人工知能
32
ソフトバンク株式会社 、応募者をより客
観的に、また適正に評価することを目的
に、2017年5月29日より新卒採用選考
エントリーシート評価にIBM Watson日本
語版を活用します。
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm
/news/press/2017/20170529_01/
http://japanese.engadget.com/2017/05/
29/ai-75/
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なぜ義務教育にプログラミングが必要か
33
プログラミングが活用されている PC, スマートフォン 中だけで あり
ません。
● これまで 10年間
○ Facebook 2004年、Youtube 2005年、Twitter 2006年、
iPhone 2007年、LINE 2011年 いずれも過去約10年に
生まれています。
10年 時価総額成長率で全セクター45%に対し,ITセクター 128%(*1)
→ IT業界が約3倍 成長率で伸びた時代
● こ 先 10年間
○ トヨタが2020年に全自動運転車 市販発表(*2)
○ サッカー岡田監督 チームFC今治もITを駆使 (*3)
○ 回転すしでもICチップ+ビックデータ解析で1分後と15分後に
握るネタを決定し廃棄を減少(*4)
→ IT業界以外で IT 活用が進んでいます。
* 1 Financial Times, FT500 2006, 2015 * 2 トヨタ自動車プレスリリース2015/10/16
* 3 SAPジャパン FC今治オフィシャルパートナー* 4 スシロー、ビッグデータ分析し寿司流す日経情報ストラテジー2014/10
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なぜ義務教育にプログラミングが必要か
34
過去10年間でスマートフォン等 前掲 技術が黎明から普及し、私たち
生活を変えたように、現在黎明期 技術が10年~20年後 社会を変えるこ
とが予測されます。
人工知能、音声認識、先端ロボット技術、自動運転車、機械学習(AI)、IoT、3Dプリンター等 技術により、ブ
ルーカラー(タクシー、トラック運転手等)だけでなく、ホワイトカラー(コールセンターオペレーター、弁護士等)
多く 仕事も失われると見込まれ、そ 割合 49%にもなると予測されています。(*5,6)
→ 35人学級だとすると17人 仕事が失われる可能性
→ 逆に新たに発生するであろう仕事 多く
  共通スキルとしてプログラミング 重要性が
高まると予測されています。
* 5 McKinsey Global Institute, Disruptive technologies: Advances that will transform life, business, and the global econom 2013
* 6 日本 労働人口 49%が人工知能やロボット等で代替可能に(野村総合研究所・オックスフォード大学2015)
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なぜ義務教育にプログラミングが必要か
35
理科 「電気」が教育課程に導入されていることにより、
「社会で広く使われている技術を科学的に理解する」ことに役立っている と同様に、
21世紀において、社会で幅広く活用されているコンピューターについて、
そ 動作原理を科学的に理解する為に、
義務教育で プログラミング教育が必要と考えられます。
画像:当法人 出張授業まとめスライドより
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なぜプログラミング必修化が必要か
36
http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/science/chuugaku/buturi/kairo/3-2-2/3-2-2-1.html
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1-3. 議論 取りまとめ
37
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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/074/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/07/07/1373891_5_1_1.pdf
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背景
● 人工知能等 第四次産業革命により社会 あり方が
変わる で、学校教育も変える必要がある
● 身近な生活で使われるプログラミングが「魔法 箱」で なく
科学技術として理解することが必要
● 特定 プログラミング言語で コーディングを覚えること目的
としない
(→「コーディングしない」で ない)
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● コンピューターに処理を行うように指示すること
(=プログラミング)を体験
→アンプラグドだけで NG
● 将来ど ような職業に就くとしても必要な
「プログラミング的思考」等を育成
小学校段階で プログラミング教育
40
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プログラミング的思考と
41
● 子供たちが、情報技術を効果的に活用しながら、論理的・創 的に思考し課題を発見・解決していくために 、コン
ピュータ 働きを理解しながら、それが自ら 問題解決にど ように活用できるかをイメージし、意図する処理がど
ようにすれ コンピュータに伝えられるか、さらに、コンピュータを介してど ように現実世界に働きかけることがで
きる かを考えることが重要になる。
● そ ために 、自分が意図する一連 活動を実現するために、ど ような動き 組合せが必要であり、一つ一つ
動きに対応した記号を、ど ように組み合わせたらいい か、記号 組合せをど ように改善していけ 、より意図
した活動に近づく か、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。
● こうした「プログラミング的思考」 、急 な技術革新 中でプログラミングや情報技術 在り方がど ように変化し
ていっても、普遍的に求められる力であると考えられる。
また、特定 コーディングを学ぶことで なく、「プログラミング的思考」を身に付けること 、情報技術が人間 生活
にますます身近なも となる中で、それら サービスを受け身で享受するだけで なく、そ 働きを理解して、自分
が設定した目的 ために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生かしていくために必要である。
言い換えれ 、「プログラミング的思考」 、プログラミングに携わる職業を目指す子供たちだけで なく、ど ような
進路を選択しど ような職業に就くとしても、これから 時代において共通に求められる力であると言える。
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● 何をやるか
子供たちが、情報技術を効果的に活用しながら、論理的・創
的に思考し課題を発見・解決していくために 、コンピュータ
働きを理解しながら、それが自ら 問題解決にど ように
活用できるかをイメージし、意図する処理がど ようにすれ
コンピュータに伝えられるか、さらに、コンピュータを介してど
ように現実世界に働きかけることができる かを考えること
が重要になる。
プログラミング的思考と
42
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
● つまりど ような能力か
そ ために 、自分が意図する一連 活動を実現するため
に、ど ような動き 組合せが必要であり、一つ一つ 動きに
対応した記号を、ど ように組み合わせたらいい か、記号
組合せをど ように改善していけ 、より意図した活動に近
づく か、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。
プログラミング的思考と
43
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
プログラミング的思考と
44
● ど ように活かされる か
こうした「プログラミング的思考」 、急 な技術革新 中でプログラミング
や情報技術 在り方がど ように変化していっても、普遍的に求められる
力であると考えられる。
また、特定 コーディングを学ぶことで なく、「プログラミング的思考」を身
に付けること 、情報技術が人間 生活にますます身近なも となる中で、
それら サービスを受け身で享受するだけで なく、そ 働きを理解して、
自分が設定した目的 ために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生か
していくために必要である。
言い換えれ 、「プログラミング的思考」 、プログラミングに携わる職業を
目指す子供たちだけで なく、ど ような進路を選択しど ような職業に就
くとしても、これから 時代において共通に求められる力であると言える。
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
プログラミング教育を通じて目指す育成すべき資質・能力
45
● 【知識・技能】
(小) 身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題 解決
に 必要 な手順があることに気付くこと
● 【思考力・判断力・表現力等】
発達 段階に即して「プログラミング的思考」を育成すること
● 【学びに向かう力・人間性等】
発達 段階に即して、コンピュータ 働きを、よりよい人生や社会づく
りに生かそうとする態度を涵養すること
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実施時間について
46
● 次期指導要領(2020年全面施行) 総則に加わる予定
● 実施時間
○ 各学校が単元(教科・時間数・実施学年)を決める。
○ そ 背景
■ 2020 ~ 2030年まで 基準 無理
■ 全国一律 固い基準を策定する 非効率
■ 時間数 純増 出来ない
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1-4. 指導要領解説編
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● 情報活用能力 「学習 基盤となる能力」
○ 言語能力等と並ぶ
○ 情報活用能力に含まれる
■ 基本的な操作
■ プログラミング的思考
■ 情報モラル
■ 統計情報セキュリティ
■ 統計 等
● カリキュラムマネジメントとして プログラミング体験
○ 環境整備
○ 各教科と合わせて実施
○ 算数・理科・総合 あくまで例示
総則
48
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総則
49
学習 基盤となる能力
言語能力 情報活用能力
問題発見・
解決能力
基本的な
操作
プログラミング的
思考
統計情報モラル セキュリティ
New
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算数
 正多角形 学習で 「正多角形 円に内接すること」を基に定規とコンパスなどを用
いてかくことを指導する。コンピュータを用いると,「正多角形 全て 辺 長さや角
大きさが等しいこと」を基に簡単にかつ正確にかくことができる。
 また,辺 長さや角 大きさを適切に変えれ ,ほか 正多角形もすぐにかくことが
できる。辺 長さ分だけ線を引き,角 大きさ分向きを変え,これら ことを繰り返すこ
とで正多角形がかける。正方形 直角に向きを変えれ よいが,正六角形 何度にす
れ いい かを考えて目的に達することになる。
動きを示す記号として「線を引く」「○度向きを変える」「繰り
返す」など少ない記号を覚えれ ,正多角形をかくことが
できる である。
 算数科で こ ような活動を行うことで,問題 解決に 必要な手順があることと,正
確な繰り返しが必要な作業をする際にコンピュータを用いるとよいことに気付かせること
ができる。
50
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
理科
日常生活と 関連として ,エネルギー資源 有効利用という観点から,電気 効率的な利用について捉えるよう
にする。こ ことについて,例え ,蓄電した電気を使って,発光ダイオードと豆電球 点灯時間を比較することが考
えられる。
 また,身 回りに ,温度センサーなどを使って,エネルギーを効率よく利用している道具があることに気付き,実
際に目的に合わせてセンサーを使いモーター 動きや発光ダイオード 点
灯を制御するなどといったプログラミングを体験することを通して,そ 仕組みを体験的に
学習するといったことが考えられる。
51
ロジック
if ~ else ~
センサー
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総合
52
● キーワード 「探究的な学習に取り組むことを通して」
● 「情報技術」と「社会」を繋げて探求する
● 「情報技術」と「自分たち 暮らし」を見つめ考える
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2.「今日」 こと
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2-1.
プログラミング教材について
54
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プログラミング教材 種類
1. アンプラグド
● コンピューターを使わない
2. ソフトウェア
● コンピューターにプログラミングをし、
コンピューター内 キャラクター等を操作する
3. ロボット
● コンピューターにプログラミングをし、
コンピューター外 ロボット等を操作する
55
難易度 予算
1.アンプラグド X ほぼ無料
2.ソフトウェア ◯ 無料から
3.ロボット △ 無料 無い
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2. ソフトウェア型
プログラミング教材 選定
56
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ソフトウェア型
プログラミング教材 選定
プログラミング教材を「ビジュアルx テキスト」、「チュートリアル型x 自由型」で分類すると下記4タイプになり、
子どもと指導者 状況で最適な教材 異なります。
● ビジュアル vs テキスト
○ ビジュアル 方が、文法エラー等が無く、構 学習に集中でき理解しやすい
○ テキスト 方が、関数 種類が豊富等で高度な事が出来ることが多い
● チュートリアル vs 自由
● チュートリアル 方が、教材が
子どもを導いてくれる で、
指導が容易
(同時に多人数指導可能)
○ 自由型 方が、子ども
創 力・問題解決能力を
育むことができる
57
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2-2. 授業で 実践例
58
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教科 中で プログラミング
59
A
多く 汎用
プログラミング入
門教材
B
多く 授業で
プログラミング
実践事例
C
必要な領域 2
1
教科と
親和性
高
低
プログラミングとして 難易度
(児童 難易度 + 指導 難易度)
低 高
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3.「明日」 こと
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
3-1. みんな コードから
ご支援
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
プログラミング教育研修会
市内 情報教育研究会等 講師を承っています。
● プログラミング必修化 背景
● 指導要領解説編 読み込み
● 授業 実践事例
● 教材 体験
● 実践に向けて 討議
等を通じて、
プログラミング教育を体系的に学ぶ研修です。
(所要 1.5 ~ 3時間)
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
プログラミング指導教員養成塾
63
プログラミング教育 エキスパートを養成しています
周辺 教員をリードする教員を養成しています。
プログラミング指導教員養成塾 コンテンツ
● 必修化 背景を理解する
● 具体的に教材を研究し、授業を考える
● 実際に授業する
● 周囲に広める
© 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp
校内研究会をご支援しています
● 今日 資料ご活用ください。
● 不明点あれ 遠慮なくお問い合わせください。
info@code.or.jp
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書籍にもまとめています
65
小学校プログラミング教育を体系的に
解説する本を執筆しました。
拙著「先生 ため 小学校プログラミン
グ教育がよくわかる本」を
ご覧ください。
http://amzn.to/2vdZZk4
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3-2.
みんな コードに
関係なく出来ること
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一人でも様々なことが出来ます。
● 自分で教材を試してみる
● 子どもたちと試してみる。
(自分/親戚 子ども・コンピュータークラブ活動等)
● 他 先生と研究してみる。
● 授業に取り入れてみる。
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まとめ
1. 「昨日」 こと
○ プログラミング必修化 背景
○ 有識者会議で 議論
社会が変わる学校教育も変わる必要が
→ 教科 中でプログラミング体験を通じ論理的思考力を
2. 「今日」 こと
○ 教材 分類 → アンプラグド、ソフトウェア、ロボット
○ 事例を見る軸 → 教科と 親和度 x 指導 難易度
3. 「明日」 こと
○ みんな コードから ご支援
○ みんな コード関係なく出来ること
「自分が楽しむ」が1stステップに良い で

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利根川講演 In 香川201708

  • 1. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング教育明日会議 1 2017年8月 一般社団法人みんな コード 代表理事 利根川 裕太
  • 2. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 自己紹介 3
  • 3. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 自己紹介 利根川 裕太 一般社団法人みんな コード 代表理事  二児 父 (4歳, 2歳) ● 1985年  生まれ ● 2009年  ラクスル株式会社立ち上げから参画し、    プログラミングを学び始める ● 2014年  Hour of Code ワークショップ開催 ● 2015年  一般社団法人みんな コード設立 ● 2016年  文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創 性、 問題解決能力等 育成とプログラミング教育に関する 有識者会議」委員拝命 4
  • 4. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 一般社団法人みんな コードについて 5 ● ミッション 「全て 子どもがプログラミングを楽しむ国にする」 ● 活動内容 2020年度から必修化される小学校で プログラミング教育にて、 子どもたちがプログラミングを楽しめる授業が日本中に広まるよう 学校 先生等へ 支援を企業・行政と協力しながら実施。 みんな コード 先生・校長 教育委員会等 子どもたち 企業 行政 支援 授業 協 力
  • 5. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アイスブレイク
  • 6. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 命令カードを5枚書いてください ● 右を向く ● 左を向く ● 1歩進む ● 3歩進む ● 5歩進む ロボットゲーム 7
  • 7. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ロボットゲーム 命令カードを1枚書いてください ● 右 人: 立つ ● 左 人: 座る 8
  • 8. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ロボットゲーム じゃんけんで 勝った人:プログラマー 負けた人:ロボット ロボット 、「行きたい席」を決めましょう 9
  • 9. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ロボットゲーム プログラマー 、 ロボットがゴールに行けるように、 命令カードをならべましょう。 並べたら、ロボットに動いてもらいましょう! うまくゴールに到着しなかったら、やりなおしましょう。 10
  • 10. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート
  • 11. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート ● みなさん ご自宅にコンピューター いくつありますか? ○ 1台 ○ 2〜5台 ○ 6〜10台 ○ 11台〜
  • 12. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート ● プログラミング教育 2020 (H32) に向け、問題ないと思う ○ 問題ない ○ 少し不安 ○ まずい
  • 13. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート ● プログラミング教育 2020 (H32) に向け、何が課題だと思いますか? ○ 予算やインフラが貧弱 ○ 指導案・指導事例が足りない ○ 授業で使える良い教材が無い ○ 教員 意識・スキル ○ 管理職 意識・スキル ○ 他にもまだ課題がありそう
  • 14. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート ● プログラミング教育について ○ もう実践している ○ 実践することが決まっている ○ 準備・研究している ○ 今日が初めてだ
  • 15. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ● プログラミング教育 やり方について ○ どうやったら良いか分かってきた ○ やってみたが、これで正しいか分からない ○ 情報 収集しているが、どうやったらよいか実感がわかない ○ 全然想像が付かない アンケート
  • 16. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp アンケート ● 今日 気になることを隣/前後 人と話してみましょう。
  • 17. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 議題 1. 「昨日」 こと ○ プログラミング必修化 背景 ○ 有識者会議で 議論 2. 「今日」 こと ○ 教材 分類 ○ 事例を見る軸 3. 「明日」 こと ○ みんな コードから ご支援 ○ みんな コード関係なく出来ること
  • 18. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 1.「昨日まで」 こと
  • 19. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 1-1. プログラミング必修化 政治的・社会的背景 20
  • 20. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 流れ 整理 21 時 間 流 れ 産業競争力 会議 有識者会議 議論 取りまとめ 指導 要領 指導 要領解説 事例・教科書 etc いまここ 議論 幅
  • 21. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 昨年4月19日 産業競争力会議で 発表 22 第26回 産業競争力会議 配布資料平成28年 4月19日 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai26/siryou.html 産業競争力会議にて、 小学校段階から 必修化が 文部科学大臣より発表。 2020年度開始
  • 22. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 産業競争力会議で 発表 ● 「第四次産業革命に向けた人材 育成」 ● 学校教育で 取り組み内容 “小学校における体験的に学習する機会 確保、 中学校におけるコンテンツに関するプログラミング学習、 高等学校における情報科 共通必履修科目化といった、 発達 段階に即したプログラミング教育 必修化” ● 情報スキルと情報リテラシー 別 23
  • 23. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 1-2. 有識者会議で 議論 24
  • 24. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 会議について 25 ● 正式名称 「小学校段階における論理的思考力や創 性、問題解決能力等 育 成とプログラミング教育に関する有識者会議」 ● 委員構成 16名 ○ 大学教授等 7名 ○ 学校教頭教諭 2名 ○ 民間企業 5名 ○ NPO系 2名 ● 開催回数 ○ 全3回 (各2時間強)
  • 25. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 会議 スタイル 26 ● 報告・提言 ○ 人工知能について 研究者から ○ 民間企業・NPO等 実践者から ● 議論を深めるというよりも、各出席者から ○ 「必修化にあたって あるべき論」 ○ 「必修化にあたって 懸念点」 が中心
  • 26. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 閑話休題 27 本当に人工知能で社会 変わる ?
  • 27. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp すぐそこに来ている人工知能 28 決算サマリーから 人工知能が記事を自動生成 http://pr.nikkei.com/qreports-ai/
  • 28. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp すぐそこに来ている人工知能 29 患者 ヤマシタさん 「先生、私 人工知能 未来 SFに出てくるようなも だ と思っていました。 それが私 ところに来てくれ たんです 」
  • 29. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp すぐそこに来ている人工知能 30
  • 30. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp すぐそこに来ている人工知能 31 https://cloudplatform-jp.googleblog.com/2016/08/tensorflow_5.html きゅうり 等級 仕分けを ディープラーニングで自動化
  • 31. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp すぐそこに来ている人工知能 32 ソフトバンク株式会社 、応募者をより客 観的に、また適正に評価することを目的 に、2017年5月29日より新卒採用選考 エントリーシート評価にIBM Watson日本 語版を活用します。 https://www.softbank.jp/corp/group/sbm /news/press/2017/20170529_01/ http://japanese.engadget.com/2017/05/ 29/ai-75/
  • 32. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp なぜ義務教育にプログラミングが必要か 33 プログラミングが活用されている PC, スマートフォン 中だけで あり ません。 ● これまで 10年間 ○ Facebook 2004年、Youtube 2005年、Twitter 2006年、 iPhone 2007年、LINE 2011年 いずれも過去約10年に 生まれています。 10年 時価総額成長率で全セクター45%に対し,ITセクター 128%(*1) → IT業界が約3倍 成長率で伸びた時代 ● こ 先 10年間 ○ トヨタが2020年に全自動運転車 市販発表(*2) ○ サッカー岡田監督 チームFC今治もITを駆使 (*3) ○ 回転すしでもICチップ+ビックデータ解析で1分後と15分後に 握るネタを決定し廃棄を減少(*4) → IT業界以外で IT 活用が進んでいます。 * 1 Financial Times, FT500 2006, 2015 * 2 トヨタ自動車プレスリリース2015/10/16 * 3 SAPジャパン FC今治オフィシャルパートナー* 4 スシロー、ビッグデータ分析し寿司流す日経情報ストラテジー2014/10
  • 33. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp なぜ義務教育にプログラミングが必要か 34 過去10年間でスマートフォン等 前掲 技術が黎明から普及し、私たち 生活を変えたように、現在黎明期 技術が10年~20年後 社会を変えるこ とが予測されます。 人工知能、音声認識、先端ロボット技術、自動運転車、機械学習(AI)、IoT、3Dプリンター等 技術により、ブ ルーカラー(タクシー、トラック運転手等)だけでなく、ホワイトカラー(コールセンターオペレーター、弁護士等) 多く 仕事も失われると見込まれ、そ 割合 49%にもなると予測されています。(*5,6) → 35人学級だとすると17人 仕事が失われる可能性 → 逆に新たに発生するであろう仕事 多く   共通スキルとしてプログラミング 重要性が 高まると予測されています。 * 5 McKinsey Global Institute, Disruptive technologies: Advances that will transform life, business, and the global econom 2013 * 6 日本 労働人口 49%が人工知能やロボット等で代替可能に(野村総合研究所・オックスフォード大学2015)
  • 34. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp なぜ義務教育にプログラミングが必要か 35 理科 「電気」が教育課程に導入されていることにより、 「社会で広く使われている技術を科学的に理解する」ことに役立っている と同様に、 21世紀において、社会で幅広く活用されているコンピューターについて、 そ 動作原理を科学的に理解する為に、 義務教育で プログラミング教育が必要と考えられます。 画像:当法人 出張授業まとめスライドより
  • 35. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp なぜプログラミング必修化が必要か 36 http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/science/chuugaku/buturi/kairo/3-2-2/3-2-2-1.html
  • 36. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 1-3. 議論 取りまとめ 37
  • 37. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 38 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/074/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/07/07/1373891_5_1_1.pdf
  • 38. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 39 背景 ● 人工知能等 第四次産業革命により社会 あり方が 変わる で、学校教育も変える必要がある ● 身近な生活で使われるプログラミングが「魔法 箱」で なく 科学技術として理解することが必要 ● 特定 プログラミング言語で コーディングを覚えること目的 としない (→「コーディングしない」で ない)
  • 39. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ● コンピューターに処理を行うように指示すること (=プログラミング)を体験 →アンプラグドだけで NG ● 将来ど ような職業に就くとしても必要な 「プログラミング的思考」等を育成 小学校段階で プログラミング教育 40
  • 40. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング的思考と 41 ● 子供たちが、情報技術を効果的に活用しながら、論理的・創 的に思考し課題を発見・解決していくために 、コン ピュータ 働きを理解しながら、それが自ら 問題解決にど ように活用できるかをイメージし、意図する処理がど ようにすれ コンピュータに伝えられるか、さらに、コンピュータを介してど ように現実世界に働きかけることがで きる かを考えることが重要になる。 ● そ ために 、自分が意図する一連 活動を実現するために、ど ような動き 組合せが必要であり、一つ一つ 動きに対応した記号を、ど ように組み合わせたらいい か、記号 組合せをど ように改善していけ 、より意図 した活動に近づく か、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。 ● こうした「プログラミング的思考」 、急 な技術革新 中でプログラミングや情報技術 在り方がど ように変化し ていっても、普遍的に求められる力であると考えられる。 また、特定 コーディングを学ぶことで なく、「プログラミング的思考」を身に付けること 、情報技術が人間 生活 にますます身近なも となる中で、それら サービスを受け身で享受するだけで なく、そ 働きを理解して、自分 が設定した目的 ために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生かしていくために必要である。 言い換えれ 、「プログラミング的思考」 、プログラミングに携わる職業を目指す子供たちだけで なく、ど ような 進路を選択しど ような職業に就くとしても、これから 時代において共通に求められる力であると言える。
  • 41. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ● 何をやるか 子供たちが、情報技術を効果的に活用しながら、論理的・創 的に思考し課題を発見・解決していくために 、コンピュータ 働きを理解しながら、それが自ら 問題解決にど ように 活用できるかをイメージし、意図する処理がど ようにすれ コンピュータに伝えられるか、さらに、コンピュータを介してど ように現実世界に働きかけることができる かを考えること が重要になる。 プログラミング的思考と 42
  • 42. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ● つまりど ような能力か そ ために 、自分が意図する一連 活動を実現するため に、ど ような動き 組合せが必要であり、一つ一つ 動きに 対応した記号を、ど ように組み合わせたらいい か、記号 組合せをど ように改善していけ 、より意図した活動に近 づく か、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。 プログラミング的思考と 43
  • 43. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング的思考と 44 ● ど ように活かされる か こうした「プログラミング的思考」 、急 な技術革新 中でプログラミング や情報技術 在り方がど ように変化していっても、普遍的に求められる 力であると考えられる。 また、特定 コーディングを学ぶことで なく、「プログラミング的思考」を身 に付けること 、情報技術が人間 生活にますます身近なも となる中で、 それら サービスを受け身で享受するだけで なく、そ 働きを理解して、 自分が設定した目的 ために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生か していくために必要である。 言い換えれ 、「プログラミング的思考」 、プログラミングに携わる職業を 目指す子供たちだけで なく、ど ような進路を選択しど ような職業に就 くとしても、これから 時代において共通に求められる力であると言える。
  • 44. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング教育を通じて目指す育成すべき資質・能力 45 ● 【知識・技能】 (小) 身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題 解決 に 必要 な手順があることに気付くこと ● 【思考力・判断力・表現力等】 発達 段階に即して「プログラミング的思考」を育成すること ● 【学びに向かう力・人間性等】 発達 段階に即して、コンピュータ 働きを、よりよい人生や社会づく りに生かそうとする態度を涵養すること
  • 45. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 実施時間について 46 ● 次期指導要領(2020年全面施行) 総則に加わる予定 ● 実施時間 ○ 各学校が単元(教科・時間数・実施学年)を決める。 ○ そ 背景 ■ 2020 ~ 2030年まで 基準 無理 ■ 全国一律 固い基準を策定する 非効率 ■ 時間数 純増 出来ない
  • 46. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 1-4. 指導要領解説編
  • 47. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ● 情報活用能力 「学習 基盤となる能力」 ○ 言語能力等と並ぶ ○ 情報活用能力に含まれる ■ 基本的な操作 ■ プログラミング的思考 ■ 情報モラル ■ 統計情報セキュリティ ■ 統計 等 ● カリキュラムマネジメントとして プログラミング体験 ○ 環境整備 ○ 各教科と合わせて実施 ○ 算数・理科・総合 あくまで例示 総則 48
  • 48. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 総則 49 学習 基盤となる能力 言語能力 情報活用能力 問題発見・ 解決能力 基本的な 操作 プログラミング的 思考 統計情報モラル セキュリティ New
  • 49. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 算数  正多角形 学習で 「正多角形 円に内接すること」を基に定規とコンパスなどを用 いてかくことを指導する。コンピュータを用いると,「正多角形 全て 辺 長さや角 大きさが等しいこと」を基に簡単にかつ正確にかくことができる。  また,辺 長さや角 大きさを適切に変えれ ,ほか 正多角形もすぐにかくことが できる。辺 長さ分だけ線を引き,角 大きさ分向きを変え,これら ことを繰り返すこ とで正多角形がかける。正方形 直角に向きを変えれ よいが,正六角形 何度にす れ いい かを考えて目的に達することになる。 動きを示す記号として「線を引く」「○度向きを変える」「繰り 返す」など少ない記号を覚えれ ,正多角形をかくことが できる である。  算数科で こ ような活動を行うことで,問題 解決に 必要な手順があることと,正 確な繰り返しが必要な作業をする際にコンピュータを用いるとよいことに気付かせること ができる。 50
  • 50. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 理科 日常生活と 関連として ,エネルギー資源 有効利用という観点から,電気 効率的な利用について捉えるよう にする。こ ことについて,例え ,蓄電した電気を使って,発光ダイオードと豆電球 点灯時間を比較することが考 えられる。  また,身 回りに ,温度センサーなどを使って,エネルギーを効率よく利用している道具があることに気付き,実 際に目的に合わせてセンサーを使いモーター 動きや発光ダイオード 点 灯を制御するなどといったプログラミングを体験することを通して,そ 仕組みを体験的に 学習するといったことが考えられる。 51 ロジック if ~ else ~ センサー
  • 51. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 総合 52 ● キーワード 「探究的な学習に取り組むことを通して」 ● 「情報技術」と「社会」を繋げて探求する ● 「情報技術」と「自分たち 暮らし」を見つめ考える
  • 52. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 2.「今日」 こと
  • 53. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 2-1. プログラミング教材について 54
  • 54. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング教材 種類 1. アンプラグド ● コンピューターを使わない 2. ソフトウェア ● コンピューターにプログラミングをし、 コンピューター内 キャラクター等を操作する 3. ロボット ● コンピューターにプログラミングをし、 コンピューター外 ロボット等を操作する 55 難易度 予算 1.アンプラグド X ほぼ無料 2.ソフトウェア ◯ 無料から 3.ロボット △ 無料 無い
  • 55. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 2. ソフトウェア型 プログラミング教材 選定 56
  • 56. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp ソフトウェア型 プログラミング教材 選定 プログラミング教材を「ビジュアルx テキスト」、「チュートリアル型x 自由型」で分類すると下記4タイプになり、 子どもと指導者 状況で最適な教材 異なります。 ● ビジュアル vs テキスト ○ ビジュアル 方が、文法エラー等が無く、構 学習に集中でき理解しやすい ○ テキスト 方が、関数 種類が豊富等で高度な事が出来ることが多い ● チュートリアル vs 自由 ● チュートリアル 方が、教材が 子どもを導いてくれる で、 指導が容易 (同時に多人数指導可能) ○ 自由型 方が、子ども 創 力・問題解決能力を 育むことができる 57
  • 57. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 2-2. 授業で 実践例 58
  • 58. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 教科 中で プログラミング 59 A 多く 汎用 プログラミング入 門教材 B 多く 授業で プログラミング 実践事例 C 必要な領域 2 1 教科と 親和性 高 低 プログラミングとして 難易度 (児童 難易度 + 指導 難易度) 低 高
  • 59. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 3.「明日」 こと
  • 60. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 3-1. みんな コードから ご支援
  • 61. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング教育研修会 市内 情報教育研究会等 講師を承っています。 ● プログラミング必修化 背景 ● 指導要領解説編 読み込み ● 授業 実践事例 ● 教材 体験 ● 実践に向けて 討議 等を通じて、 プログラミング教育を体系的に学ぶ研修です。 (所要 1.5 ~ 3時間)
  • 62. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp プログラミング指導教員養成塾 63 プログラミング教育 エキスパートを養成しています 周辺 教員をリードする教員を養成しています。 プログラミング指導教員養成塾 コンテンツ ● 必修化 背景を理解する ● 具体的に教材を研究し、授業を考える ● 実際に授業する ● 周囲に広める
  • 63. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 校内研究会をご支援しています ● 今日 資料ご活用ください。 ● 不明点あれ 遠慮なくお問い合わせください。 info@code.or.jp
  • 64. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 書籍にもまとめています 65 小学校プログラミング教育を体系的に 解説する本を執筆しました。 拙著「先生 ため 小学校プログラミン グ教育がよくわかる本」を ご覧ください。 http://amzn.to/2vdZZk4
  • 65. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 3-2. みんな コードに 関係なく出来ること
  • 66. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp 一人でも様々なことが出来ます。 ● 自分で教材を試してみる ● 子どもたちと試してみる。 (自分/親戚 子ども・コンピュータークラブ活動等) ● 他 先生と研究してみる。 ● 授業に取り入れてみる。
  • 67. © 2017 一般社団法人みんな コード info@code.or.jp まとめ 1. 「昨日」 こと ○ プログラミング必修化 背景 ○ 有識者会議で 議論 社会が変わる学校教育も変わる必要が → 教科 中でプログラミング体験を通じ論理的思考力を 2. 「今日」 こと ○ 教材 分類 → アンプラグド、ソフトウェア、ロボット ○ 事例を見る軸 → 教科と 親和度 x 指導 難易度 3. 「明日」 こと ○ みんな コードから ご支援 ○ みんな コード関係なく出来ること 「自分が楽しむ」が1stステップに良い で