「プログル」に込めた想い
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一般社団法人みんなのコード
代表理事 利根川裕太
開発を始めた理由
プログラミング必修化には様々な制約や実現への課題がある。
1. 教科・単元の問題
✓ 総合、算数、理科等の既存の教科の単元の中での実施
✓ 「プログラミング入門」x「教科の学習」を両立出来る単元は中々ない。
2. インフラの問題
✓ 整備が自治体ごとにバラバラ。
3. 教員の課題
✓ 教員のITリテラシーが平均的に高くない。
✓ 長時間労働の問題等もあり新しい事への学びがスムーズとは言い難
い。
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開発を始めた理由
どのような学校・どのような先生でも授業で使えるよう、
1. 教科の中でスムーズに使える
2. 貧弱なITの環境でも使える
3. 先生の準備時間・ITリテラシーに左右されずに使える
教材が必要だと考え、昨年秋から開発の検討を開始。
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なぜ算数か
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様々な教科の教科書を横断的に検討し、算数にフォーカス
よく上がる教科を今回棄却した理由
● 理科 : 小学校の理科は複雑な自然を体験/観察する事を重視
シュミレーション等は馴染みにくそう
● 図工 : 創作的な活動を考えるとScratchの車輪の再発明をするのはナ
ンセンス
一方で小学校の算数は「抽象的な概念の初歩段階を扱う」為、
プログラミング入門との相性が全体として良さそう と考え
算数にフォーカスすることに
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算数でも幾つか気になる単元があったが、
● 既存の教科書の内容
● ソフトウェアエンジニア界隈で良く扱われる内容
が重なる領域として公倍数xプログラミングを選択。
なぜ多角形か
なぜ公倍数か
指導要領に例示され、先生達からの声に応え開発することに
プログルの特徴
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● ビジュアル x テキスト
✓ 小学生には文法エラー等の無い
「ビジュアル」プログラミングを選択
● ドリル型 x 自由型
✓ 一人の教員がより多くの児童を見れる用
「ドリル型」を選択
● 教科向け x 総合学習向け
✓ 総合よりも時間の取りやすい
「教科(算数)向け」を選択
プログルの役割
「小学校の6年間の中で
公倍数や多角形のプログルだけやって
プログラミングをしたことにする」
ではなく
「これならプログラミング教育が自分でも始められる」
と先生に気づいてもらい他の教材の入り口に
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まとめ
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● 開発の狙い
➢ 単元・インフラ・教員の課題をクリアし、
どのような学校・どのような先生でも授業で使えるよう
プログラミング教材
● 教科・単元のチョイス
➢ プログラミングとの相性から算数>公倍数を選択
● 教材方式のチョイス
➢ ビジュアル > ドリル型 > 教科向け
● 使い方
➢ ☓ :必修化こなしたことにする
➢ ◯ :プログルをきっかけにプログラミングに熱心に
模擬授業
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お知らせ
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お知らせ その1
11
小学校プログラミング教育を体系的に
解説する本を執筆しました。
拙著「先生のための小学校プログラミ
ング教育がよくわかる本」を
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お知らせ その2
12
プログラミング教育のシンポジウム開催します。
〜プログラミング教育明日会議〜
8月22日 (火) @早稲田大学 西早稲田キャンパス
安彦広斉 文部科学省情報教育振興室長による基調講演
先行実践校教員の生の声 etc
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お知らせ その3
13
プログラミング教育のエキスパートを養成しています
〜プログラミング指導教員養成塾〜
周辺の教員をリードする教員を養成しています。
プログラミング指導教員養成塾のコンテンツ
● 必修化の背景を理解する
● 具体的に教材を研究し、授業を考える
● 実際に授業する
● 周囲に広める

201708 プログル模擬授業