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© 2017 IBM Corporation
Docker と Db2 をあわせた
シンプルなデプロイ
IBM Db2
1
IBM Cloud
Safe Harbor Statement (セーフ・ハーバー・ステートメント)
および特記事項
Copyright IBM Corporation 2017.All rights reserved.⽶国政府機関ユーザーの権利の制限 – IBM Corporation との間の GSA ADP Schedule Contract
により、使⽤、複製、および開⽰が制限されます。
• IBM、IBM ロゴ、および ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。これらおよび他の
IBM 商標に、この情報の最初に現れる個所で商標表⽰ (® または TM) が付されている場合、これらの表⽰は、この情報が公開された時点で、⽶国に
おいて、IBM が所有する登録商標またはコモン・ロー上の商標であることを⽰しています。このような商標は、その他の国においても登録商標または
コモン・ロー上の商標である可能性があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/legal/copytrade/shtml の「Copyright and
trademark information」をご覧ください。
• 本書に含まれる情報は、情報提供のみを⽬的に提供されています。本書の情報の完全性および正確性については最善の努⼒を払いましたが、本書の内容
は現状のままで提供されるものであり、IBM はいかなる明⽰もしくは黙⽰の保証責任も負いません。IBM は本書およびその他関連⽂書の使⽤に起因する
いかなる損害についても責任を負いません。
• 今後の製品に関する情報は、いかなる資料、コード、または機能性の提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について⾔及するものでも
ありません。今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。本⽂書は、IBM (または IBM のサプライヤーまたはライセンサー)
にいかなる保証責任を負わせるものではなく、また、IBM 製品や IBM ソフトウェアの使⽤に際し適⽤される、プログラムのご使⽤条件の内容も変更する
ものではありません。
• 本書に含まれるパフォーマンス・データは、管理環境下で標準の IBM ベンチマークを使⽤し得られた測定結果と予測に基づくものです。ユーザーが
経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、⼊出⼒構成、ストレージ構成、
および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと
同様の結果を得られると確約するものではありません。
• IBM の計画、⽅向性、および指針に関する記述は、IBM 独⾃の判断で予告なく変更または撤回される場合があります。IBM 製品について記載される
今後のいかなるフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期も、IBM の判断で決定されます。今後発表予定の製品に関する情報は、製品の⽅向性
の概要を⽰す⽬的で提供されるものであり、購⼊決定の判断に利⽤できる情報として提供されるものではありません。
2
© 2017 IBM Corporation3
l コンテナーの定義とコンテナーを活⽤する理由
l Docker 概要
l Db2 Developer-C Edition と Docker
アジェンダ
© 2017 IBM Corporation4
貨物輸送に例えた課題の考察
© 2017 IBM Corporation5
貨物輸送に例えた解決策の考察
© 2017 IBM Corporation6
ビジネス上の課題 - 多数のプラットフォームと多数のアプリケーション
© 2017 IBM Corporation7
ビジネス・ソリューション - Docker (Linux) コンテナー
© 2017 IBM Corporation8
仮想マシン (VM) とコンテナーの違い
n ひとことで⾔えば、コンテナーは VM よりはるかに軽量だということです。
© 2017 IBM Corporation9
コンテナーをお勧めする理由
n OS ベース (Linux) の軽量仮想化テクノロジー
n コンテンツとリソースの分離
n より⾼いパフォーマンスと効率性、より⼩さなフットプリント
n どこにでも構築、移動、実⾏が可能
n OS からコンテナーが分離されていることによる
職務の分離 (SoD)
© 2017 IBM Corporation10
コンテナーのタイプ
n 2 つのタイプ
- 最新アプリケーション向けアプリケーション・コンテナー
- 従来のアプリケーション向けシステム・コンテナー
© 2017 IBM Corporation11
数字でわかる、Docker が選ばれている理由
© 2017 IBM Corporation12
Docker コンポーネント
© 2017 IBM Corporation13
Docker Engine
© 2017 IBM Corporation14
Docker コンテナー管理
© 2017 IBM Corporation15
Docker イメージ・レジストリー
© 2017 IBM Corporation16
Docker ボリューム
n ローカルまたは分散ストレージ
Db2 Developer-C
Docker イメージ
© 2017 IBM Corporation17
Db2 Developer-C - Docker Store の詳細
n Docker Store へのリンク
- https://docker.store.com/images/db2-developer-c-edition
© 2017 IBM Corporation18
Docker の開始
n 開始するには、Docker Community Edition (CE) が必要です。
複数の Docker Engine が⽤意されています。
© 2017 IBM Corporation19
Db2-Developer-C Edition
n https://docker.store.com/images/db2-developer-c-edition URL
(Docker へのログイン後、Db2 Developer-C Edition のセットアップ
⼿順の説明ページが表⽰されます。)
© 2017 IBM Corporation20
セットアップについての説明
© 2017 IBM Corporation21
Db2 and Docker - 開発だけにはとどまりません
n Db2 Warehouse (2016 年中盤にリリース) は、データウェアハウスと
分析のワークロードのために最適化された Db2 環境です。
- カラム・オーガナイズ表がデフォルトの表タイプです。
- 単⼀の Db2 BLU ノード、または Db2 BLU 超並列処理 (MPP) クラスターと
してデプロイできます。
n Db2 Warehouse は、IBM Integrated Analytics System (IIAS) と
同じデータベース・エンジンを備えています。
- お客様⾃⾝のプライベート・クラウドまたはパブリック・クラウドで、
低コストでの開発/テスト環境、あるいは本番環境を提供します。
• Docker をサポートするプラットフォームはすべて Db2 Warehouse をサポート
します。
© 2017 IBM Corporation22
Db2 Warehouse - プライベート・クラウドとオンプレミス向け
以下を必要とするアプリケーション
に最適:
• 柔軟なスケーラビリティー
• ⾼可⽤性
• 柔軟なデータ・モデル
• データ・モビリティー
• テキスト検索
• 地理空間
以下の形態で利⽤可能:
• フル・マネージド DBaaS
• オンプレミスのプライベート・クラウ
ド
• ハイブリッド・アーキテクチャー
プライベート・クラウド
あるいは仮想
プライベート・クラウド
Docker コンテナー・
テクノロジー
Db2 BLU テクノロジー
プライベート・クラウド環境に迅速にデプロイ可能な Db2 テクノロジーのメリット
⾃動スケーリング
機能が備わった MPP
n ⾮常に柔軟なデータウェアハウス
n プライベート・クラウドまたは仮想プライベート・
クラウドへの迅速かつ柔軟なデプロイメントに向け
て最適化
n Docker コンテナー・テクノロジーを活⽤
n Db2 テクノロジー上に構築されているため、Db2 の
メリットも実現:
n BLU Acceleration インメモリー・カラム型テクノロジー
n Netezza インデータベース分析
n Oracle との互換性
n ⾃動スケーリング機能が備わった超並列処理 (MPP)
によるインフラストラクチャー効率の向上
Db2 Warehouse
© 2017 IBM Corporation23
Db2 Warehouse
最⼩および推奨システム要件
システム要件
最⼩
単⼀ホスト
最⼩
マルチホスト (MPP)
推奨
1 ホストにつき
4TB の⽣データ
ホスト・
オペレーティング・
システム
Docker 対応 OS
(Kernel 3.10 以上)
Docker 対応 OS
(Kernel 3.10 以上)
CentOS 7 / RHEL 7
プロセッサー 1x 2.0 GHz コア 8x 2.0 GHz コア
2 x 2.6 GHz 12-コア
Xeon 2690v3 CPU
RAM 8GB 64GB 256GB
/mnt/bludata0 に
マウント済みの
ストレージ
20GB 200GB
ネットワークに接続した
(SAN)
2000GB SSD
@ 3000MB IOPS
Docker バージョン 1.11.1 1.11.1 1.11.1
対応ハードウェア: Intel、POWER LE (リトル・エンディアン)
© 2017 IBM Corporation24
Db2 Warehouse - Docker Store で提供開始
© 2017 IBM Corporation25
まとめ - Db2 および Docker をあわせてお勧めする理由
n ソフトウェア⾃体をインストールして構成する必要なく、事前構成
されたソフトウェア・スタックを簡単に利⽤可能
n 仮想マシン、または物理マシンに OS をインストールし、続いて Db2
をインストール・構成するよりもはるかに簡単
n 既存の Docker イメージを更新された Docker イメージに置き換える
だけで、Db2 のフィックスを適⽤可能
n Db2 の開始がはるかに迅速
© 2017 IBM Corporation26
まとめ - Db2 および Docker をあわせてお勧めする理由
n パブリック・クラウドとプライベート・クラウドでのデプロイメントを
容易にするための IBM ソリューション:
- Db2 Warehouse
- Db2 Warehouse on Cloud MPP V2
- IBM Integrated Analytics System
n 環境 (データベース構成、パラメーター設定など) の間で整合性を保てる
ことから、複数のテスト/開発環境のデプロイに最適
n Docker は⼈気のある Linux ディストリビューション上で実⾏され、多く
のユーザーが使⽤するコンテナー
- 450,000 を超える Docker イメージ、プルされたイメージは 80 億超え

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  • 1. © 2017 IBM Corporation Docker と Db2 をあわせた シンプルなデプロイ IBM Db2 1
  • 2. IBM Cloud Safe Harbor Statement (セーフ・ハーバー・ステートメント) および特記事項 Copyright IBM Corporation 2017.All rights reserved.⽶国政府機関ユーザーの権利の制限 – IBM Corporation との間の GSA ADP Schedule Contract により、使⽤、複製、および開⽰が制限されます。 • IBM、IBM ロゴ、および ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。これらおよび他の IBM 商標に、この情報の最初に現れる個所で商標表⽰ (® または TM) が付されている場合、これらの表⽰は、この情報が公開された時点で、⽶国に おいて、IBM が所有する登録商標またはコモン・ロー上の商標であることを⽰しています。このような商標は、その他の国においても登録商標または コモン・ロー上の商標である可能性があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/legal/copytrade/shtml の「Copyright and trademark information」をご覧ください。 • 本書に含まれる情報は、情報提供のみを⽬的に提供されています。本書の情報の完全性および正確性については最善の努⼒を払いましたが、本書の内容 は現状のままで提供されるものであり、IBM はいかなる明⽰もしくは黙⽰の保証責任も負いません。IBM は本書およびその他関連⽂書の使⽤に起因する いかなる損害についても責任を負いません。 • 今後の製品に関する情報は、いかなる資料、コード、または機能性の提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について⾔及するものでも ありません。今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。本⽂書は、IBM (または IBM のサプライヤーまたはライセンサー) にいかなる保証責任を負わせるものではなく、また、IBM 製品や IBM ソフトウェアの使⽤に際し適⽤される、プログラムのご使⽤条件の内容も変更する ものではありません。 • 本書に含まれるパフォーマンス・データは、管理環境下で標準の IBM ベンチマークを使⽤し得られた測定結果と予測に基づくものです。ユーザーが 経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、⼊出⼒構成、ストレージ構成、 および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと 同様の結果を得られると確約するものではありません。 • IBM の計画、⽅向性、および指針に関する記述は、IBM 独⾃の判断で予告なく変更または撤回される場合があります。IBM 製品について記載される 今後のいかなるフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期も、IBM の判断で決定されます。今後発表予定の製品に関する情報は、製品の⽅向性 の概要を⽰す⽬的で提供されるものであり、購⼊決定の判断に利⽤できる情報として提供されるものではありません。 2
  • 3. © 2017 IBM Corporation3 l コンテナーの定義とコンテナーを活⽤する理由 l Docker 概要 l Db2 Developer-C Edition と Docker アジェンダ
  • 4. © 2017 IBM Corporation4 貨物輸送に例えた課題の考察
  • 5. © 2017 IBM Corporation5 貨物輸送に例えた解決策の考察
  • 6. © 2017 IBM Corporation6 ビジネス上の課題 - 多数のプラットフォームと多数のアプリケーション
  • 7. © 2017 IBM Corporation7 ビジネス・ソリューション - Docker (Linux) コンテナー
  • 8. © 2017 IBM Corporation8 仮想マシン (VM) とコンテナーの違い n ひとことで⾔えば、コンテナーは VM よりはるかに軽量だということです。
  • 9. © 2017 IBM Corporation9 コンテナーをお勧めする理由 n OS ベース (Linux) の軽量仮想化テクノロジー n コンテンツとリソースの分離 n より⾼いパフォーマンスと効率性、より⼩さなフットプリント n どこにでも構築、移動、実⾏が可能 n OS からコンテナーが分離されていることによる 職務の分離 (SoD)
  • 10. © 2017 IBM Corporation10 コンテナーのタイプ n 2 つのタイプ - 最新アプリケーション向けアプリケーション・コンテナー - 従来のアプリケーション向けシステム・コンテナー
  • 11. © 2017 IBM Corporation11 数字でわかる、Docker が選ばれている理由
  • 12. © 2017 IBM Corporation12 Docker コンポーネント
  • 13. © 2017 IBM Corporation13 Docker Engine
  • 14. © 2017 IBM Corporation14 Docker コンテナー管理
  • 15. © 2017 IBM Corporation15 Docker イメージ・レジストリー
  • 16. © 2017 IBM Corporation16 Docker ボリューム n ローカルまたは分散ストレージ Db2 Developer-C Docker イメージ
  • 17. © 2017 IBM Corporation17 Db2 Developer-C - Docker Store の詳細 n Docker Store へのリンク - https://docker.store.com/images/db2-developer-c-edition
  • 18. © 2017 IBM Corporation18 Docker の開始 n 開始するには、Docker Community Edition (CE) が必要です。 複数の Docker Engine が⽤意されています。
  • 19. © 2017 IBM Corporation19 Db2-Developer-C Edition n https://docker.store.com/images/db2-developer-c-edition URL (Docker へのログイン後、Db2 Developer-C Edition のセットアップ ⼿順の説明ページが表⽰されます。)
  • 20. © 2017 IBM Corporation20 セットアップについての説明
  • 21. © 2017 IBM Corporation21 Db2 and Docker - 開発だけにはとどまりません n Db2 Warehouse (2016 年中盤にリリース) は、データウェアハウスと 分析のワークロードのために最適化された Db2 環境です。 - カラム・オーガナイズ表がデフォルトの表タイプです。 - 単⼀の Db2 BLU ノード、または Db2 BLU 超並列処理 (MPP) クラスターと してデプロイできます。 n Db2 Warehouse は、IBM Integrated Analytics System (IIAS) と 同じデータベース・エンジンを備えています。 - お客様⾃⾝のプライベート・クラウドまたはパブリック・クラウドで、 低コストでの開発/テスト環境、あるいは本番環境を提供します。 • Docker をサポートするプラットフォームはすべて Db2 Warehouse をサポート します。
  • 22. © 2017 IBM Corporation22 Db2 Warehouse - プライベート・クラウドとオンプレミス向け 以下を必要とするアプリケーション に最適: • 柔軟なスケーラビリティー • ⾼可⽤性 • 柔軟なデータ・モデル • データ・モビリティー • テキスト検索 • 地理空間 以下の形態で利⽤可能: • フル・マネージド DBaaS • オンプレミスのプライベート・クラウ ド • ハイブリッド・アーキテクチャー プライベート・クラウド あるいは仮想 プライベート・クラウド Docker コンテナー・ テクノロジー Db2 BLU テクノロジー プライベート・クラウド環境に迅速にデプロイ可能な Db2 テクノロジーのメリット ⾃動スケーリング 機能が備わった MPP n ⾮常に柔軟なデータウェアハウス n プライベート・クラウドまたは仮想プライベート・ クラウドへの迅速かつ柔軟なデプロイメントに向け て最適化 n Docker コンテナー・テクノロジーを活⽤ n Db2 テクノロジー上に構築されているため、Db2 の メリットも実現: n BLU Acceleration インメモリー・カラム型テクノロジー n Netezza インデータベース分析 n Oracle との互換性 n ⾃動スケーリング機能が備わった超並列処理 (MPP) によるインフラストラクチャー効率の向上 Db2 Warehouse
  • 23. © 2017 IBM Corporation23 Db2 Warehouse 最⼩および推奨システム要件 システム要件 最⼩ 単⼀ホスト 最⼩ マルチホスト (MPP) 推奨 1 ホストにつき 4TB の⽣データ ホスト・ オペレーティング・ システム Docker 対応 OS (Kernel 3.10 以上) Docker 対応 OS (Kernel 3.10 以上) CentOS 7 / RHEL 7 プロセッサー 1x 2.0 GHz コア 8x 2.0 GHz コア 2 x 2.6 GHz 12-コア Xeon 2690v3 CPU RAM 8GB 64GB 256GB /mnt/bludata0 に マウント済みの ストレージ 20GB 200GB ネットワークに接続した (SAN) 2000GB SSD @ 3000MB IOPS Docker バージョン 1.11.1 1.11.1 1.11.1 対応ハードウェア: Intel、POWER LE (リトル・エンディアン)
  • 24. © 2017 IBM Corporation24 Db2 Warehouse - Docker Store で提供開始
  • 25. © 2017 IBM Corporation25 まとめ - Db2 および Docker をあわせてお勧めする理由 n ソフトウェア⾃体をインストールして構成する必要なく、事前構成 されたソフトウェア・スタックを簡単に利⽤可能 n 仮想マシン、または物理マシンに OS をインストールし、続いて Db2 をインストール・構成するよりもはるかに簡単 n 既存の Docker イメージを更新された Docker イメージに置き換える だけで、Db2 のフィックスを適⽤可能 n Db2 の開始がはるかに迅速
  • 26. © 2017 IBM Corporation26 まとめ - Db2 および Docker をあわせてお勧めする理由 n パブリック・クラウドとプライベート・クラウドでのデプロイメントを 容易にするための IBM ソリューション: - Db2 Warehouse - Db2 Warehouse on Cloud MPP V2 - IBM Integrated Analytics System n 環境 (データベース構成、パラメーター設定など) の間で整合性を保てる ことから、複数のテスト/開発環境のデプロイに最適 n Docker は⼈気のある Linux ディストリビューション上で実⾏され、多く のユーザーが使⽤するコンテナー - 450,000 を超える Docker イメージ、プルされたイメージは 80 億超え