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© 2016 IBM Corporation
SoftLayer環境でのDB2構成ガイド
IBM Japan Systems Engineering
Open Middleware
2016/02
2 © 2016 IBM Corporation
本資料掲載事項は、ある特定の環境・使用状況においての正確性がIBMによって確認されていますが、すべての環境において同様の結果が得られる保証
はありません。これらの技術を自身の環境に適用する際には、自己の責任において十分な検証と確認を実施いただくことをお奨めいたします。
© Copyright IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 2016 / © IBM Corporation 2016
3 © 2016 IBM Corporation
クラウド環境でDB2を利用する場合の選択肢
すでにDB2を利用中 新規にDB2を利用する
月額課金で利用でき
るハイパフォーマンス商
用DBが必要
大規模なデータ分析が必要だが、
インフラ運用は敷居が高い
小さくていいから今すぐ使
えるDWHが欲しい
自社所有サーバへの
新規投資は凍結にな
ったのでクラウドへの移
行が必須
インターネットとの連携が多いシス
テムはクラウドに置きたい
DB2 on Cloud
SaaS
dashDB
DBaaS
DB2 & SoftLayer
IaaS + DB2 software
&
システムの利用期間
が短いので初期投
資を抑えたい
分析に特化したDB2
を手軽に利用
購入済みのDB2ライ
センスを活用したい
リソース構成を
自由に決めたい
サインアップして数分で
利用できるDWH
CPU 2コアの仮想サーバ
ーから32コアBare
metalまで選択できる
たとえばこんな需要に対して・・・
IBMはクラウド上でこんなソリューションを提供しています
サーバーへの初期投資なしにこれまで
と同様のDB2サーバを構築可能
任意の期間だけ利用できるフル機能DB2 マネージド・サービス化されたDWH
4 © 2016 IBM Corporation
用途 OLAP + OLTP OLAP + OLTP OLAP + OLTP 主にOLAP
課金 初期投資+保守費用 従量課金 + DB2 Licence 従量課金 従量課金
HW
お客様センター/ホスティング
機器は事前に購入
SoftLayer
要件に応じて構成可能
SoftLayer (*)
固定(5種類のキャパシティ)
SoftLayer
固定(データ量に応じて選択)
運用 すべてお客様運用
インフラ関連のみ自動運用
お客様運用:DB2環境+OSの管
理・運用
インフラ関連のみ自動運用
お客様運用:DB2環境+OSの管
理・運用
ほぼ自動運用
特徴
お客様がすべてをコントロール可
能
システム・ライフサイクルを通じ
た必要キャパシティを満たすリ
ソースを事前に購入するケースが
多い
今お持ちのDB2 Licenceを利用可
能
柔軟にHWを構成可能
インフラメンテナンスの削減
DB2をデプロイする時間の短縮
費用対効果の高い構成
マネージドサービス(バックアッ
プ、統計情報、チューニング不
要)
Fixレベルは自動的に最新化される
GUIベースの簡単な操作
DB2 on Cloud
SaaS
dashDB
DBaaS
DB2 & SoftLayer
IaaS + DB2 software
&
DB2 on-premises
クラウドを含むDB2利用環境の特長
マネージド・サービスを活用していく
お客様がコントロールできる範囲を広く
この資料の主な対象 そのほかの選択肢
IBM CMS :AIXが利用できるIBMクラウド環境
Bluemix SQL Database:簡単に作成でき、少量のデータを
蓄積・処理できるマネージド・サービス
* Bluemix dedicatedおよびAWSも選択可
5 © 2016 IBM Corporation
SoftLayer上でのDB2の構成例
 SoftLayer上に高可用性、災対構成を備えたDBサーバーをHADRを利用して構成した例
SoftLayer Tokyo DC
お客様Network
VPN
Router
IPSecVPN
Internet
国外DC
DB#1
LB
Web/AP
DB2
DB#2
DB2
HADR Sync
DB#3
DB2
HADR Super
Async
DBサーバー構成の考慮ポイント
①サーバーの選択
➁OSの選択
➂ストレージの構成
④可用性の確保
⑤セキュリティの考慮
⑥ネットワークの構成
⑦バックアップの取得方式
Public VLAN Private
VLAN
DBサーバーはPrivate側のVLANにのみ接続し、
DB#1とDB#2間でHADRによるデータ連係を行う。
HADRのSuper Asyncモードで別のデータセン
ターにデータを伝送。
災害時のRPOが厳しくない場合はバックアップの
遠隔地コピーでの対応も検討できる
※ VLAN Spanningを有効にする必要あり
ストレージには内蔵RAID(物理サーバーのみ)を
利用し、DB#1とDB#2は共通のリソースに依存し
ない構成
Private
VLAN
SoftLayer
WAN
Vyatta
Internet
DirectLink
専用線
お客様DC
6 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項①
 仮想サーバーと物理サーバーの選択
– 仮想サーバーの特長
• Xenをハイパーバーザーとして利用した仮想環境
 Public(マルチテナント)とPrivate(シングルテナント)が選択でき、Privateを選択すると同一ホストで他のユーザーのサ
ーバーは稼働しない
 要求性能がシビアなデータベース(業務)では、仮想サーバでのリソース競合リスクには配慮が必要(Publicサーバでの他の
ユーザーとの競合や、Privateサーバでの複数サーバの同時ピークによる競合など)
• 仮想サーバーをDBサーバーとして利用する場合、必要なI/O性能を充足できるかどうかに配慮する
 オンプレミスでSANによる外部ストレージを利用していた構成から移行するケースでは、最小でも数千から1万IOPS程度のパ
フォーマンスが得られていた可能性が高いため、 必要なI/O性能が仮想サーバーで実現できるかを慎重にアセスする
 iSCSIによる外部ストレージを利用する場合もネットワーク帯域を消費する
> 仮想サーバーで利用できるネットワークアダプタの帯域は最大で1Gbps なので、たとえば100MB/secのシーケンシャル
読み込みは実現できない
– 物理(Bare Metal)サーバーの特長
• ハイパーバイザーを介さずに提供される環境
 リソースを共存することによる性能の変動を許容できない場合は物理サーバーが優位
• 物理サーバーは、選択するモデル次第でI/O能力の拡張性に優れる
 選択肢1:サーバーに搭載可能なSSDを利用してRAID構成で利用
 選択肢2:必要なI/O性能を充足するiSCSIディスクを構成し、10GEなどで十分なネットワーク帯域を確保する
7 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項➁
 サーバーの選択(続き)
– SoftLayer環境では、特定の物理サーバー・モデルが継続して提供されることは保証されないため、OSの
可搬性を考慮した構成が必要
• 選択肢1:物理サーバーを利用する場合でもハイパーバイザー上に構成し、ハイパーバイザーの機能でバックアップを取得する
 DB2 10.5がサポートするハイパーバイザー
 http://www-969.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity-
reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=254B4BA0C5F011E18183F12B092
5FE36&osPlatform=Linux
• 選択肢2:DBサーバの構成をChef等によるスクリプトベースで実施する
 OSの導入からDB2インスタンスの構成までをスクリプトベースで実施し、データベースのバックアップを復旧する
– SoftLayer上ではサーバーの提供形態に応じてIBMソフトウェアの必要PVU数が異なる
• Virtual Server Publicでは70 PVU/core、 Bare Metal Serverでは120 PVU/coreなど
 http://www-
01.ibm.com/software/passportadvantage/eligible_public_cloud_BYOSL_policy.html
 OSの選択
– SoftLayer が提供するOSのなかでDB2 10.5がサポートするもの(2016/1時点)
• お客様がライセンスを保有するOSを持ち込んで利用することも可能
Red Hat Enterprise Linux 7.x
Red Hat Enterprise Linux 6.x
Red Hat Enterprise Linux 5.x
Ubuntu Linux 14.04 LTS Trusty Tahr 64bit
Ubuntu Linux 12.04 LTS Precise Pangolin 64bit
Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition 64bit
Windows Server 2012 R2 Standard Edition 64bit
Windows Server 2012 Datacenter Edition 64bit
Windows Server 2012 Standard Edition 64bit
Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition 64bit
Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit
8 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項③
 ストレージの選択
– DB2のデータベースを保持するディスク領域にはブロックI/Oが可能なストレージが必要
– 仮想サーバーで利用できるストレージ
• SAN-DISK、 LOCAL-DISKが利用可能
• サーバー間でのディスク引き継ぎはできないため、可用性構成が必要な場合はDB2 HADRの利用を検討する
– 物理サーバーで利用できるストレージ
• サーバーに搭載できる物理DISK(SATA、SAS、SSD)が利用可能
 利用する物理サーバーのモデルに応じて構成できる数が異なる
• PCIeバスに直接搭載するFusion ioMemoryもTicketによる申請で利用可能
 SoftLayerで利用可能なストレージとして最も高速(数万~数十万IOPSが達成可能)
• サーバー間でのディスク引き継ぎはできないため、可用性構成が必要な場合はDB2 HADRの利用を検討する
– 仮想、物理どちらでも利用できるストレージ
• サーバー間で引き継げる共有ディスクとして利用可能
• Performance Storage
 iSCSIベースの外部ストレージ
 オーダー時に6000 IOPSまでのパフォーマンスが指定可能
• Endurance Storage
 容量に比例したIO性能(0.25, 2, 4 IOPS/GB)が得られるiSCSIベースの外部ストレージ
 4 IOPS/GBを選択した場合、最大構成の12TBで48,000 IOPSが得られる
– SoftLayerが提供するストレージの特長を大まかにつかめる参考情報
• http://www.slideshare.net/MahoTakara/cedec2014-ibmsoftlayer
9 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項④
 可用性の確保
– DB2で可用性を確保するための主な選択肢は共有DISKの引き継ぎ構成もしくはDB2 HADR
共有ディスクの引き継ぎ構成
DB#1
DB2
DB#2
DB2
Private
VLAN
Vyatta
そのほかの選択肢
仮想サーバーでSAN-diskを利用して構成している場合、サーバー障害の発生時はベストエフォートで他のサーバーでの再起動が行わ
れる。数十分から1時間程度の停止が許容できる場合は、もっとも安価に可用性を強化するソリューションとして活用できる。
DB2 HADRによるログ転送
SoftLayer
VLAN
Endurance storage/
Performance storage
• 高速なI/Oが必要な大規模DBサーバーに向い
た構成
• 共有ストレージを引き継ぐ必要がないため、高速
なローカルSSDやFusion ioが利用できる
• クラスターソフトにより、HADRのプライマリーロールと
IPアドレスを引き継ぐ
• 高速なI/Oが必要なく、数千IOPS程度の能力
で足りるやや小規模なDBサーバーに向いた構成
• iSCSIディスクを共有ディスクとしてサーバー間で引
き継ぎできるよう構成する
• クラスターソフトにより、DB2プロセス、IPアドレス、
ストレージを引き継ぐ
コールドスタン
バイへの
引き継ぎ
DB#1
DB2
DB#2
DB2
HADR Sync
Private
VLAN
ホットスタンバ
イへの
引き継ぎ
10 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑤
 セキュリティの考慮
• DBサーバーへのネットワークアクセスの制御
 DBサーバはPublicネットワークなどの、不要なVLANへは接続しない
 Vyattaなどのルーティング機能により、DBサーバーが接続されたVLANを他のゾーンから分離する
 DBサーバのOS Firewall (iptablesなど)で、意図しないIPアドレスからの通信や許可していないポートへ
のアクセスを排除する
 既知のポート番号(DB2のデフォルトポート番号である50000番など)を利用しない
 デフォルトのインスタンス名(db2inst1)は利用しない(インスタンス名での不正ログイン試行防止)
• データの安全な保持とアクセス
 APサーバとDBサーバ間のDB接続には、SSLによる暗号化通信を利用する
 DB2 Native Encryptionにより、データベース・ファイルとバックアップ・ファイルを暗号化する
 ユーザーごとにアクセスするべきテーブルだけに権限を与えるなど、適切にDBアクセス権限を設計する
• データアクセスの可視化
 db2auditやGuardiumを利用して、データベースへのアクセス監査履歴を収集する
11 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑥
 ネットワークの構成
• SoftLayerのサーバーにはパブリックネットワークとプライベートネットワークへの接続が提供される
 パブリックネットワークはInternetへつながるため、一般にDBサーバーは接続しない構成がお勧め
 プライベートネットワーク側が、通常DBサーバーへの通信に利用されるネットワークとなる
• サーバーの構成時にネットワーク帯域を消費するDB処理
 DB2へのアクセスや結果セット
 iSCSIストレージへのアクセス(外部ストレージを利用する場合)
 HADRによるログ転送(DB2 HADRを利用する場合)
 DBバックアップの外部転送
• サービスIPアドレスの利用
 DBサーバを高可用性構成にする場合、サーバー間で任意に移動できるサービスIPアドレスが必要
 SoftLayerでは「ポータブルIPアドレス」として提供されてるため、カスタマーポータルで追加注文して構成す
る
 db2haicuを利用してクラスター構成を行う場合は、サービスIPアドレスと固定IPアドレスが同じサブネットに
所属する必要があるため、サービスIPアドレスではない固定IPアドレスにもポータブルIPアドレスを利用するこ
とがおすすめ
12 © 2016 IBM Corporation
DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑦
 バックアップの取得方式
– DB2データベース・バックアップの基本的な考え方
• 特別な要件がなければ、DB2が標準で提供するBACKUPコマンドを利用するのが、実績の観点でおすすめ
• DBから直接取得する一次バックアップは、バックアップとリストアを高速に実施できるデバイスに取得する
• 二次バックアップとして、一次バックアップの喪失に備えたコピーを安全な場所に保管する
Portable disk(仮想サーバーのみ)
• 最大2TBのディスクが4つまでアサイン可能
• サーバー間での付け替えが可能なので、仮想ホストの障害時には
他サーバーから認識できる可能性あり
Local HDD (物理サーバーのみ)
• 物理サーバーに搭載されたスロットの範囲で搭載可能なディスクを
利用する
• サーバーに搭載されたディスクなので高スループットが期待でき、ネッ
トワーク帯域も消費しない
iSCSI disk
• サーバー外部のリソースであるため、障害ポイントが分離される
• ネットワーク帯域を消費するため、DB処理との競合に留意する
• Endurance storageを利用すると2次バックアップが取得しやすい
一次バックアップの取得先候補 二次バックアップの取得先候補
DBサーバー
DB2
DB BK1
一次バックアップの取得
DB2のオンライン・バックアップ利用が一般的
BK2
二次バックアップ先へコピー
取得先に応じた転送コマンドを利用する
Swift/S3などのオブジェクトストレージ
• 対容量比で最も安価に大容量ファイルを保管できる
• S3を利用するとデータセンター外でのコピー保管が容易に実現でき
るが、転送帯域の料金に留意する
Endurance Storageによるレプリケーション
• ストレージのレプリケーション機能を利用してバックアップのコピーを取
得する
EVaultによるバックアップ
• 統合されたファイルのバックアップ・リカバリーソリューション
13 © 2016 IBM Corporation
SoftLayerとDB2を使うための情報源
 SoftLayer活用ガイド おすすめ!
– https://www.change-makers.jp/docs/
 SlideShare 「IBM SoftLayer を使ってみよう 」
– http://www.slideshare.net/kkitase/lets-use-ibm-softlayer
 クラウド環境でのIBMソフトウェア・ライセンスの考え方
– http://www-01.ibm.com/software/passportadvantage/eligible_public_cloud_BYOSL_policy.html
 FusionIOの利用
– http://www.slideshare.net/MahoTakara/softlayerfio-lt
 SoftLayerとLifeKeeperの連携ソリューションと検証レポート
– http://sios.jp/products/lkdk/product/softlayer.html
– http://sios.jp/products/lkdk/product/pdf/lk-linux_sl.pdf
14 © 2016 IBM Corporation
ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供
の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むもので
もありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にか
かわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じ
た場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証
または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、ま
たそのような結果を生むものでもありません。
本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示
するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をも
っていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本
講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示する
ことを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用
した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミ
ングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々の
ユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示された
ものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Cloudant、dashDB、DB2、Insight、SoftLayerは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines
Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
Microsoft, Windows, Microsoft Exelおよび Microsoft Exelロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
TwitterおよびTwitterロゴは、Twitter, Inc.の米国およびその他の国における商標です。

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  • 1. © 2016 IBM Corporation SoftLayer環境でのDB2構成ガイド IBM Japan Systems Engineering Open Middleware 2016/02
  • 2. 2 © 2016 IBM Corporation 本資料掲載事項は、ある特定の環境・使用状況においての正確性がIBMによって確認されていますが、すべての環境において同様の結果が得られる保証 はありません。これらの技術を自身の環境に適用する際には、自己の責任において十分な検証と確認を実施いただくことをお奨めいたします。 © Copyright IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 2016 / © IBM Corporation 2016
  • 3. 3 © 2016 IBM Corporation クラウド環境でDB2を利用する場合の選択肢 すでにDB2を利用中 新規にDB2を利用する 月額課金で利用でき るハイパフォーマンス商 用DBが必要 大規模なデータ分析が必要だが、 インフラ運用は敷居が高い 小さくていいから今すぐ使 えるDWHが欲しい 自社所有サーバへの 新規投資は凍結にな ったのでクラウドへの移 行が必須 インターネットとの連携が多いシス テムはクラウドに置きたい DB2 on Cloud SaaS dashDB DBaaS DB2 & SoftLayer IaaS + DB2 software & システムの利用期間 が短いので初期投 資を抑えたい 分析に特化したDB2 を手軽に利用 購入済みのDB2ライ センスを活用したい リソース構成を 自由に決めたい サインアップして数分で 利用できるDWH CPU 2コアの仮想サーバ ーから32コアBare metalまで選択できる たとえばこんな需要に対して・・・ IBMはクラウド上でこんなソリューションを提供しています サーバーへの初期投資なしにこれまで と同様のDB2サーバを構築可能 任意の期間だけ利用できるフル機能DB2 マネージド・サービス化されたDWH
  • 4. 4 © 2016 IBM Corporation 用途 OLAP + OLTP OLAP + OLTP OLAP + OLTP 主にOLAP 課金 初期投資+保守費用 従量課金 + DB2 Licence 従量課金 従量課金 HW お客様センター/ホスティング 機器は事前に購入 SoftLayer 要件に応じて構成可能 SoftLayer (*) 固定(5種類のキャパシティ) SoftLayer 固定(データ量に応じて選択) 運用 すべてお客様運用 インフラ関連のみ自動運用 お客様運用:DB2環境+OSの管 理・運用 インフラ関連のみ自動運用 お客様運用:DB2環境+OSの管 理・運用 ほぼ自動運用 特徴 お客様がすべてをコントロール可 能 システム・ライフサイクルを通じ た必要キャパシティを満たすリ ソースを事前に購入するケースが 多い 今お持ちのDB2 Licenceを利用可 能 柔軟にHWを構成可能 インフラメンテナンスの削減 DB2をデプロイする時間の短縮 費用対効果の高い構成 マネージドサービス(バックアッ プ、統計情報、チューニング不 要) Fixレベルは自動的に最新化される GUIベースの簡単な操作 DB2 on Cloud SaaS dashDB DBaaS DB2 & SoftLayer IaaS + DB2 software & DB2 on-premises クラウドを含むDB2利用環境の特長 マネージド・サービスを活用していく お客様がコントロールできる範囲を広く この資料の主な対象 そのほかの選択肢 IBM CMS :AIXが利用できるIBMクラウド環境 Bluemix SQL Database:簡単に作成でき、少量のデータを 蓄積・処理できるマネージド・サービス * Bluemix dedicatedおよびAWSも選択可
  • 5. 5 © 2016 IBM Corporation SoftLayer上でのDB2の構成例  SoftLayer上に高可用性、災対構成を備えたDBサーバーをHADRを利用して構成した例 SoftLayer Tokyo DC お客様Network VPN Router IPSecVPN Internet 国外DC DB#1 LB Web/AP DB2 DB#2 DB2 HADR Sync DB#3 DB2 HADR Super Async DBサーバー構成の考慮ポイント ①サーバーの選択 ➁OSの選択 ➂ストレージの構成 ④可用性の確保 ⑤セキュリティの考慮 ⑥ネットワークの構成 ⑦バックアップの取得方式 Public VLAN Private VLAN DBサーバーはPrivate側のVLANにのみ接続し、 DB#1とDB#2間でHADRによるデータ連係を行う。 HADRのSuper Asyncモードで別のデータセン ターにデータを伝送。 災害時のRPOが厳しくない場合はバックアップの 遠隔地コピーでの対応も検討できる ※ VLAN Spanningを有効にする必要あり ストレージには内蔵RAID(物理サーバーのみ)を 利用し、DB#1とDB#2は共通のリソースに依存し ない構成 Private VLAN SoftLayer WAN Vyatta Internet DirectLink 専用線 お客様DC
  • 6. 6 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項①  仮想サーバーと物理サーバーの選択 – 仮想サーバーの特長 • Xenをハイパーバーザーとして利用した仮想環境  Public(マルチテナント)とPrivate(シングルテナント)が選択でき、Privateを選択すると同一ホストで他のユーザーのサ ーバーは稼働しない  要求性能がシビアなデータベース(業務)では、仮想サーバでのリソース競合リスクには配慮が必要(Publicサーバでの他の ユーザーとの競合や、Privateサーバでの複数サーバの同時ピークによる競合など) • 仮想サーバーをDBサーバーとして利用する場合、必要なI/O性能を充足できるかどうかに配慮する  オンプレミスでSANによる外部ストレージを利用していた構成から移行するケースでは、最小でも数千から1万IOPS程度のパ フォーマンスが得られていた可能性が高いため、 必要なI/O性能が仮想サーバーで実現できるかを慎重にアセスする  iSCSIによる外部ストレージを利用する場合もネットワーク帯域を消費する > 仮想サーバーで利用できるネットワークアダプタの帯域は最大で1Gbps なので、たとえば100MB/secのシーケンシャル 読み込みは実現できない – 物理(Bare Metal)サーバーの特長 • ハイパーバイザーを介さずに提供される環境  リソースを共存することによる性能の変動を許容できない場合は物理サーバーが優位 • 物理サーバーは、選択するモデル次第でI/O能力の拡張性に優れる  選択肢1:サーバーに搭載可能なSSDを利用してRAID構成で利用  選択肢2:必要なI/O性能を充足するiSCSIディスクを構成し、10GEなどで十分なネットワーク帯域を確保する
  • 7. 7 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項➁  サーバーの選択(続き) – SoftLayer環境では、特定の物理サーバー・モデルが継続して提供されることは保証されないため、OSの 可搬性を考慮した構成が必要 • 選択肢1:物理サーバーを利用する場合でもハイパーバイザー上に構成し、ハイパーバイザーの機能でバックアップを取得する  DB2 10.5がサポートするハイパーバイザー  http://www-969.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity- reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=254B4BA0C5F011E18183F12B092 5FE36&osPlatform=Linux • 選択肢2:DBサーバの構成をChef等によるスクリプトベースで実施する  OSの導入からDB2インスタンスの構成までをスクリプトベースで実施し、データベースのバックアップを復旧する – SoftLayer上ではサーバーの提供形態に応じてIBMソフトウェアの必要PVU数が異なる • Virtual Server Publicでは70 PVU/core、 Bare Metal Serverでは120 PVU/coreなど  http://www- 01.ibm.com/software/passportadvantage/eligible_public_cloud_BYOSL_policy.html  OSの選択 – SoftLayer が提供するOSのなかでDB2 10.5がサポートするもの(2016/1時点) • お客様がライセンスを保有するOSを持ち込んで利用することも可能 Red Hat Enterprise Linux 7.x Red Hat Enterprise Linux 6.x Red Hat Enterprise Linux 5.x Ubuntu Linux 14.04 LTS Trusty Tahr 64bit Ubuntu Linux 12.04 LTS Precise Pangolin 64bit Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition 64bit Windows Server 2012 R2 Standard Edition 64bit Windows Server 2012 Datacenter Edition 64bit Windows Server 2012 Standard Edition 64bit Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition 64bit Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit
  • 8. 8 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項③  ストレージの選択 – DB2のデータベースを保持するディスク領域にはブロックI/Oが可能なストレージが必要 – 仮想サーバーで利用できるストレージ • SAN-DISK、 LOCAL-DISKが利用可能 • サーバー間でのディスク引き継ぎはできないため、可用性構成が必要な場合はDB2 HADRの利用を検討する – 物理サーバーで利用できるストレージ • サーバーに搭載できる物理DISK(SATA、SAS、SSD)が利用可能  利用する物理サーバーのモデルに応じて構成できる数が異なる • PCIeバスに直接搭載するFusion ioMemoryもTicketによる申請で利用可能  SoftLayerで利用可能なストレージとして最も高速(数万~数十万IOPSが達成可能) • サーバー間でのディスク引き継ぎはできないため、可用性構成が必要な場合はDB2 HADRの利用を検討する – 仮想、物理どちらでも利用できるストレージ • サーバー間で引き継げる共有ディスクとして利用可能 • Performance Storage  iSCSIベースの外部ストレージ  オーダー時に6000 IOPSまでのパフォーマンスが指定可能 • Endurance Storage  容量に比例したIO性能(0.25, 2, 4 IOPS/GB)が得られるiSCSIベースの外部ストレージ  4 IOPS/GBを選択した場合、最大構成の12TBで48,000 IOPSが得られる – SoftLayerが提供するストレージの特長を大まかにつかめる参考情報 • http://www.slideshare.net/MahoTakara/cedec2014-ibmsoftlayer
  • 9. 9 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項④  可用性の確保 – DB2で可用性を確保するための主な選択肢は共有DISKの引き継ぎ構成もしくはDB2 HADR 共有ディスクの引き継ぎ構成 DB#1 DB2 DB#2 DB2 Private VLAN Vyatta そのほかの選択肢 仮想サーバーでSAN-diskを利用して構成している場合、サーバー障害の発生時はベストエフォートで他のサーバーでの再起動が行わ れる。数十分から1時間程度の停止が許容できる場合は、もっとも安価に可用性を強化するソリューションとして活用できる。 DB2 HADRによるログ転送 SoftLayer VLAN Endurance storage/ Performance storage • 高速なI/Oが必要な大規模DBサーバーに向い た構成 • 共有ストレージを引き継ぐ必要がないため、高速 なローカルSSDやFusion ioが利用できる • クラスターソフトにより、HADRのプライマリーロールと IPアドレスを引き継ぐ • 高速なI/Oが必要なく、数千IOPS程度の能力 で足りるやや小規模なDBサーバーに向いた構成 • iSCSIディスクを共有ディスクとしてサーバー間で引 き継ぎできるよう構成する • クラスターソフトにより、DB2プロセス、IPアドレス、 ストレージを引き継ぐ コールドスタン バイへの 引き継ぎ DB#1 DB2 DB#2 DB2 HADR Sync Private VLAN ホットスタンバ イへの 引き継ぎ
  • 10. 10 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑤  セキュリティの考慮 • DBサーバーへのネットワークアクセスの制御  DBサーバはPublicネットワークなどの、不要なVLANへは接続しない  Vyattaなどのルーティング機能により、DBサーバーが接続されたVLANを他のゾーンから分離する  DBサーバのOS Firewall (iptablesなど)で、意図しないIPアドレスからの通信や許可していないポートへ のアクセスを排除する  既知のポート番号(DB2のデフォルトポート番号である50000番など)を利用しない  デフォルトのインスタンス名(db2inst1)は利用しない(インスタンス名での不正ログイン試行防止) • データの安全な保持とアクセス  APサーバとDBサーバ間のDB接続には、SSLによる暗号化通信を利用する  DB2 Native Encryptionにより、データベース・ファイルとバックアップ・ファイルを暗号化する  ユーザーごとにアクセスするべきテーブルだけに権限を与えるなど、適切にDBアクセス権限を設計する • データアクセスの可視化  db2auditやGuardiumを利用して、データベースへのアクセス監査履歴を収集する
  • 11. 11 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑥  ネットワークの構成 • SoftLayerのサーバーにはパブリックネットワークとプライベートネットワークへの接続が提供される  パブリックネットワークはInternetへつながるため、一般にDBサーバーは接続しない構成がお勧め  プライベートネットワーク側が、通常DBサーバーへの通信に利用されるネットワークとなる • サーバーの構成時にネットワーク帯域を消費するDB処理  DB2へのアクセスや結果セット  iSCSIストレージへのアクセス(外部ストレージを利用する場合)  HADRによるログ転送(DB2 HADRを利用する場合)  DBバックアップの外部転送 • サービスIPアドレスの利用  DBサーバを高可用性構成にする場合、サーバー間で任意に移動できるサービスIPアドレスが必要  SoftLayerでは「ポータブルIPアドレス」として提供されてるため、カスタマーポータルで追加注文して構成す る  db2haicuを利用してクラスター構成を行う場合は、サービスIPアドレスと固定IPアドレスが同じサブネットに 所属する必要があるため、サービスIPアドレスではない固定IPアドレスにもポータブルIPアドレスを利用するこ とがおすすめ
  • 12. 12 © 2016 IBM Corporation DB2をSoftLayer上に構築する際の考慮事項⑦  バックアップの取得方式 – DB2データベース・バックアップの基本的な考え方 • 特別な要件がなければ、DB2が標準で提供するBACKUPコマンドを利用するのが、実績の観点でおすすめ • DBから直接取得する一次バックアップは、バックアップとリストアを高速に実施できるデバイスに取得する • 二次バックアップとして、一次バックアップの喪失に備えたコピーを安全な場所に保管する Portable disk(仮想サーバーのみ) • 最大2TBのディスクが4つまでアサイン可能 • サーバー間での付け替えが可能なので、仮想ホストの障害時には 他サーバーから認識できる可能性あり Local HDD (物理サーバーのみ) • 物理サーバーに搭載されたスロットの範囲で搭載可能なディスクを 利用する • サーバーに搭載されたディスクなので高スループットが期待でき、ネッ トワーク帯域も消費しない iSCSI disk • サーバー外部のリソースであるため、障害ポイントが分離される • ネットワーク帯域を消費するため、DB処理との競合に留意する • Endurance storageを利用すると2次バックアップが取得しやすい 一次バックアップの取得先候補 二次バックアップの取得先候補 DBサーバー DB2 DB BK1 一次バックアップの取得 DB2のオンライン・バックアップ利用が一般的 BK2 二次バックアップ先へコピー 取得先に応じた転送コマンドを利用する Swift/S3などのオブジェクトストレージ • 対容量比で最も安価に大容量ファイルを保管できる • S3を利用するとデータセンター外でのコピー保管が容易に実現でき るが、転送帯域の料金に留意する Endurance Storageによるレプリケーション • ストレージのレプリケーション機能を利用してバックアップのコピーを取 得する EVaultによるバックアップ • 統合されたファイルのバックアップ・リカバリーソリューション
  • 13. 13 © 2016 IBM Corporation SoftLayerとDB2を使うための情報源  SoftLayer活用ガイド おすすめ! – https://www.change-makers.jp/docs/  SlideShare 「IBM SoftLayer を使ってみよう 」 – http://www.slideshare.net/kkitase/lets-use-ibm-softlayer  クラウド環境でのIBMソフトウェア・ライセンスの考え方 – http://www-01.ibm.com/software/passportadvantage/eligible_public_cloud_BYOSL_policy.html  FusionIOの利用 – http://www.slideshare.net/MahoTakara/softlayerfio-lt  SoftLayerとLifeKeeperの連携ソリューションと検証レポート – http://sios.jp/products/lkdk/product/softlayer.html – http://sios.jp/products/lkdk/product/pdf/lk-linux_sl.pdf
  • 14. 14 © 2016 IBM Corporation ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供 の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むもので もありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にか かわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じ た場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証 または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、ま たそのような結果を生むものでもありません。 本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示 するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をも っていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本 講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示する ことを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用 した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミ ングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々の ユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。 記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示された ものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。 IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Cloudant、dashDB、DB2、Insight、SoftLayerは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 Microsoft, Windows, Microsoft Exelおよび Microsoft Exelロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。 JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 TwitterおよびTwitterロゴは、Twitter, Inc.の米国およびその他の国における商標です。