Dockerを社内で使うために

1. 0
Dockerを社内で使うために
エスキュービズム・テクノロジー
エンジニア勉強会
Aug 7, 2015
S-cubism Technology Inc.

2. 本日の勉強会の趣旨
1
最近何かと話題に上がる
”Docker”の基礎知識を理解し、
開発、運用の側面から見てDockerが
解決する問題について言及しつつ、
どう使うかを考える。

3. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
2

4. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
3

5. 1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
4
ぱわぽめんどうだったんできーたでかいた。
http://qiita.com/kentt/private/1ee9b4a793cfe3860bdf

6. 1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
5
こっちのほうがわかりやすかった。
http://www.creationline.com/docker/index.html
引用元: クリエーションライン株式会社様

7. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
6

8. 2. 事例
7
開発環境構築
http://www.creationline.com/clientvoice/case05
テスト環境
http://www.slideshare.net/endhrk/docker-use-case-36473690
プロダクション
http://deeeet.com/talking/2015/01/21/docker-meetup-4/

9. 2. 事例
8
開発環境構築
http://www.creationline.com/clientvoice/case05
テスト環境
http://www.creationline.com/clientvoice/case05
http://www.slideshare.net/endhrk/docker-use-case-36473690
プロダクション
http://deeeet.com/talking/2015/01/21/docker-meetup-4/
まだプロダクションでの事例は少なく、
主に開発、CI環境として使われている。
記事を漁っていた時によく見かけたのは、
セキュリティがー、クラスタがー、Docker自体がー
という感じで不安視している人たち。
それを言ったらクラウドプラットフォームも
不安な気がする・・・。

10. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
9

11. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
10
公式イメージ

12. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
11
公式イメージ

13. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
12
公式イメージ 心の中のイメージ

14. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
13
クラスタを構成ファイルで
定義しておけば
コマンド一発で環境作成

15. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
14
クラスタを構成ファイルで
定義しておけば
コマンド一発で環境作成

16. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
15
クラスタを構成ファイルで
定義しておけば
コマンド一発で環境作成

17. 3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
16
クラスタを構成ファイルで
定義しておけば
コマンド一発で環境作成

18. docker-compose.yml
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
17
# これくらいならまだ大丈夫なんだけど・・・
web:
build: .
ports:
- "5000:5000"
volumes:
- .:/code
links:
- redis
redis:
image: redis

19. docker-compose.yml
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
18
# ちゃんと分けるとコンテナ連携が大変なことに・・・
web:
build: .
ports:
- "5000:5000"
volumes:
- .:/code
links:
- redis
redis:
image: redis
db:
image: mysql
ports:
- "5000:5000"

20. docker-compose.yml
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
19
# ちゃんと分けるとコンテナ連携が大変なことに・・・
web:
build: .
ports:
- "5000:5000"
volumes:
- .:/code
links:
- redis
redis:
image: redis
db:
image: mysql
ports:
- "5000:5000"
GUIでガイドに従ってポチポチやっていったら
定義ファイルできてるやったー。
みたいなツールがあれば・・・。
なので、これから一気に来そうな感じがするくらい。

21. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
20

22. 4. デプロイ作業を駆逐する
21
ActiveStandby Active Standby
記号 数 説明
記号
一般的な構成
2 WEB/APサーバ
1 パブリッククラウド
1 WAF
1 L4ロード バランサー
2 NFSサーバ
2 DBサーバ
WAF
(Web Application Firewall)
L4ロードバランサ

23. 4. デプロイ作業を駆逐する
22
Active Active StandbyStandby
記号 数 説明
記号
一般的な構成
2 WEB/APコンテナ@Dockerホストサーバ
1 パブリッククラウド
1 WAF
1 L4ロード バランサー
2 NFSサーバ
2 DBコンテナ@Dockerホストサーバ
WAF
(Web Application Firewall)
L4ロードバランサ

24. 4. デプロイ作業を駆逐する
23
Active Active StandbyStandby
記号 数 説明
記号
一般的な構成
2 WEB/APコンテナ@Dockerホストサーバ
1 パブリッククラウド
1 WAF
1 L4ロード バランサー
2 NFSサーバ
2 DBコンテナ@Dockerホストサーバ
WAF
(Web Application Firewall)
L4ロードバランサ
スケールするサーバはすべてDockerコンテナに。
スケール時はコンテナを増やすだけ。
ホストいっぱい→もう一台ホスト作成→コンテナ起動
データ共有コンテナでコンテナが落ちても継続。

25. 4. デプロイ作業を駆逐する
24
Active Active StandbyStandby
記号 数 説明
記号
一般的な構成
2 WEB/APコンテナ@Dockerホストサーバ
1 パブリッククラウド
1 WAF
1 L4ロード バランサー
2 NFSサーバ
2 DBコンテナ@Dockerホストサーバ
WAF
(Web Application Firewall)
L4ロードバランサ
開発時→共有ボリュームで
ソースコードをリアルタイムで反映。
CI→Gitプッシュ時にコンテナ内でテスト。
成功したらイメージをビルドして更新。
本番環境→そのままコンテナ起動するだけ。

26. 4. デプロイ作業を駆逐する
25
まとめ
・Docker自体は割と周知されてきている
・プロダクション環境としてはもうちょっと。人柱募集中。
・セキュリティ周りやノイジーネイバー問題の解決が待たれる
・クラスタ構成を組むためのツールが未熟。Kubernetesが頭一つ抜けてる？
・開発、テスト、本番でまったく同じ環境でアプリケーションが動作する
・サーバ更新時のダウンタイムをなくせる
・開発時はセットアップ済みの環境として
・CIではテスト時の環境を切り離すサンドボックスとして
・本番ではデプロイが簡単に。本番環境でテストしなくてもいい。
・システムとしてのSaaSが簡単に構築できる

27. アジェンダ
1. “どっかーどっかー”って何言ってんの？
2. 事例
3. Docker Clusterってなんかつよそう（適当
4. デプロイ作業を駆逐する
5. とりあえずどっかる
26

28. 5.とりあえずどっかる
27
デモ

29. 参考
28
瞬殺で作るMesos + Chronos + Marathon + Dockerクラスタ環境
http://qiita.com/TsuyoshiUshio@github/items/9d8f5b952b635d94ae6f
Dockerで実現するゼロダウンタイムデプロイ
http://www.infoq.com/jp/news/2015/06/twenty-minutes-production
Dockerのネットワークの基礎
http://deeeet.com/writing/2014/05/11/docker-network/
Dockerプライベートリポジトリ(Docker Registry)構築レシピ
http://dev.classmethod.jp/cloud/docker-registry-recipes/
Docker で Selenium Grid の環境構築をもっと楽に！
http://developer.cybozu.co.jp/tech/?p=8113
docker-machine を使って boot2docker から脱却する
http://qiita.com/voluntas/items/7bcc9402b51a2ba99096

30. 参考
29
Dockerのキホンその２ Docker Compose Swarm Machine 利用編
http://www.slideshare.net/ngzm/so-50778247
Docker Compose - docker-compose.yml リファレンス
http://qiita.com/zembutsu/items/9e9d80e05e36e882caaa
KitematicでローカルDockerを試す
http://qiita.com/ciela/items/33a89d424a7c552068c3
Docker Machine
https://docs.docker.com/machine/
Install Docker Compose
http://docs.docker.com/compose/install/
Dockerコンテナのパフォーマンス劣化とチューニング
http://thinkit.co.jp/story/2015/05/26/6037

31. 参考
30
docker swarmのマルチホスト環境でnginxでダイナミックにリバースプロキシする
http://www.sekailab.com/wp/2015/05/31/docker-swarm-nginx-dynamix-reverse-proxy/
Packerを使ってChef/Puppet/AnsibleでDockerのイメージをつくる
http://deeeet.com/writing/2014/03/02/build-docker-image-by-packer/
Dockerの諸問題とRocket登場の経緯
http://deeeet.com/writing/2015/02/17/docker-bad-points/
Dockerの再起動オプション
http://deeeet.com/writing/2014/09/17/docker-1-2-restart/
Docker Swarm: 開発用の Swam クラスタの作成
http://qiita.com/zembutsu/items/9edb9b40b8e7201c9fae

32. 質問
31
ご清聴ありがとうございました。
質問等お答えします。