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Dmedia2011 03
- 3. • ①マイクロ・コンピュータの略称
– MPU(Micro Processing Unit)と制御回路を総括したも
の
• ②マイ・コンピュータの略称
– My Computer。マイカー(my car)など“私の”コンピュ
ータという和製英語
• パーソナル・コンピュータ(パソコン)が「企業」では
なく「共同利用」ではなく,「個人の」を強調したよ
うに,マイコンも②の意味を内包していた?
- 6. 咆
• 4004開発にはビジコン社 咉
咆
咡
の嶋正利も参加(嶋はイン 咗
テルで8080の開発に参画)
• モステック社(TI)と電卓用ワンチップLSIも
開発。手のひらサイズの電卓「ビジコン
LE-120A」を発売
• 1974年,ビジコン倒産
- 9. • 1977年,アップルが世界で初めて個人向
け完成品として大量生産・大量販売した
Home Computer。キーボード,FDDなどを
備える。83年までに累計60万台
• 「1台の機械すべてを完全に自分のものと
して使えるコンピュータ」
- 10. • NECが1979年5月に発売した8ビット・マイ
コン。16万8000円
• MPUはμPD780C-1(Z80-A互換)
• RAMは16キロビット
• 160x100ドット 8色
• OSはディスクBASIC
またはCP/M(BASICイ
ンタープリタ)
- 13. • 富士通(FMシリーズ),シャープ(MZシリー
ズ),日立製作所(BASICマスターシリー
ズ)が8ビットパソコンの小さな市場で乱立
• 主力商品の価格は最小構成でも20万円
台と高く,ホビー商品の域を出なかった
• 各社のBASICには完全な互換性がなく
(同一メーカーでさえ!),基本命令以外で
の移植性は薄かった
- 20. • 1983年にマイクロソフトとアスキーによっ
て提唱された8ビットパソコンの共通規格
• パソコン御三家から出遅れたメーカーに
挽回のチャンスを与え,大同団結すること
で共通規格を推進してユーザーの利便性
を高める
• 西和彦はアスキー社長と
MS極東担当副社長を兼任
- 22. • 西和彦(26歳)がMSXでソフト発売元から
ロイヤリティ(商標使用料)を徴収する計画
を知った孫正義(25歳=日本ソフトバンク
社長)はMSXへの対抗規格を模索
• 仲介者により二人は会談し,MSXのソフト
開発でロイヤリティを徴収しない「オープ
ン方式」をとることで合意
- 28. • 任天堂が1983年7月21日に発売。価格は
1万4800円!!
• テレビ受像機に接続し,ROMカートリッジ
で供給されるゲームソフトを楽しむのは,
MSXパソコンと同じ
• ファミコンBASICが用意されていたから,
楽しみたければプログラミングもできる
- 29. • 1985年に16ビット規格「MSX2」をリリース
し差異化を図るが,「スーパーマリオブラ
ザーズ」に「ドラゴンクエスト」を加えたファ
ミコンのパワーは増すばかり
• 16ビット機では,NECのPC-9801シリーズ
(1982年に登場)が日本国内は席捲
• MSXが入り込む余地は狭かった
- 34. • 日本では1995年ごろまでワープロやゲー
ム機など専用機文化が根強く,汎用機
(何にでも使えるパソコン)へのニーズは
高くなかった。通信機能も搭載していた
• OSではWindows95,MS-Office(Word),イ
ンターネットが専用機を時代遅れにした?
• パソコンがあれば汎用性が確保できる時
代の到来
- 35. • ハードはIBM PC AT規格,OSはWindowsの
パソコンが世界を制圧
• 健全な対抗勢力としてアップルコンピュータ
が存在している
• 汎用機のこの支配は永遠なのか?