① 
② 
③ 
中之島ウォーターゲートの役割 
     船の拠点 
生活の船・仕事の船・遊びの船 
四国や九州など大阪の外から「船」でくる 
人々のゲートとなる場所。大きい船から大 
阪中心へ向かう船への乗り換えができるだ 
けでなく、大阪本来の水路による移動の楽 
しさがある生活を伝える。 
川口エリアの歴史と水路の変遷 
剣先から川口エリアでの船の生活が見える。 
水上バスターミナルでは盛んな船の移動に活 
気を感じる事ができ、安治川に停泊する数々 
の船からは、訪れた人の多様なアクティビテ 
ィが連想されることから、剣先から川口エリ 
アの眺めは人々の往来をさらに活発にする。 
船と水のように、安治川は川口エリアの最も 
大事なパートナー。川口エリアの人々の足と 
して生活を支え、エリア外の人々の入り口と 
しての機能を備える。 
かつて海運と共に生きてきた中央市場は、 
川口エリアと船で結ぶことによって復活す 
る。船は市場から対岸の人々に食べ物を運 
ぶことを可能にする。新鮮な生鮮食品を一 
番おいしく食べる喜びで人々を満たし、そ 
の笑顔は良好な景観として中之島エリアの 
価値を上げる。 
「津々浦裏」 
下田知輝(山口大学B4)  佐藤未佳(弘前大学M1)  忽那知輝(東京大学M1) 
河合孝哉(東京大学M1)  釣祐吾(横浜国立大学M1) 
川口エリアの歴史と解釈 
川口エリアの持つ性質として、「役割の変化が早いテンポで起きる」「多様な 
ものや人が自由に行き来できる」があるのではないか。 
 解釈①:時代に合わせ多様なものを受け入れる事ができる、フレキシブル 
     なまち 
 解釈②:時代の変化と水路の変化は同時に起きている 
これらの解釈から、これまでは時代の変化に水路の形を対応させてきたが、 
私たちは未来に向けて水路をの形を変化させる事で変化した時代に対応でき 
るまちをつくることが出来ると考えた。 
これまで 
これから 
まち(生活・文化) 水路 
水路まち(生活・文化) 
          
          時代背景                         水路 
 ●江戸時代の川口 
  1600 年代、幕府の新田開発奨励政策。 
  豊臣氏の繁栄は大阪のまちに多くの人を呼ぶ。 
  食糧難を未然に防ぐ為に、大阪西部の新田と水路の 
  開発を奨励。 
 ●居留地としての川口   
  1854 年、天保山沖に黒船(ロシア軍艦)が来航する。 
  1868 年、大阪港開港。居留地が川口に開かれる。  
 ●キリスト教宣教師の影響  
  外国人貿易商に代わってキリスト教の宣教師が入って 
  くる。キリスト教の布教と同時に病院、女子学校など 
  を設立・経営。 
 ●進む水路の埋め立て 
  かつて船によって運んでいた石炭などが鉄道によって 
  運ばれるようになった。 
  水運の需要が衰退した結果として、水路の必要性も低 
  くなり、埋め立てが進んだ。 
, 
  
 ●華僑 
  居留地廃止後は川口雑居地の華僑が進出して来て中国 
  人街になったが戦争を経て、華僑は去り、大空襲によ 
  り街は焼け野原になった。 
   
   
1691 年 
1863 年 
1925 年 
1952 年 
他エリアとの関係性 
中央市場 
剣先 
川口エリア 
安治川 
① 
② 
③
居住地域 
海外ベンチャー 
 企業務地 
多様な流れ 
舟の流れ 
人の流れ 
物の流れ 
文化の流れ 
堤防 
S=1:500 
 歴史的再考により居留地時代に流れていた古 
川水系をなぞり新古川を掘削した上で、その南 
側は居住地域に居留地地区は海外企業の活動の 
場とする。 
 また、島内部については歴史的に貯炭場等が 
あったことから東側を「畜」、多様な文化を大 
阪に発信してきた西側を「発」というイメージ 
でマスタープランを計画した。 
川口エリアにかつて存在した「古川」の位置に再び見ずを通し「新古川」を整備することで、エリアの一部に島を生み出す。島には細い水路を巡らせ、SUP をあちこちに係船し、船中心のモビリティ空間を生み出す。それは新しい提案である。 
安治川側には中型船も停泊でき、新古川には中型船やSUP が行き来する。新古川両側の住宅地と島の川辺には、それぞれ賑わいのある親水空間を生み出す。また潮の満ち引きによって島は常に姿を変え、船やSUP 中心の生活が送られ、それは 
すばらしい風景となる。船やSUP はこのエリアに住む人や来外者に新しい通勤や通学手段、豊かな生活を与える。船の往来や水の生活によってこの地域に活気と価値がもたらされる。 
街区ごとに周囲の歩道に 
微小な高さの差を設ける。 
潮の満ち引きにより街区 
が浮き沈みし、時間と共 
に島は姿を変え、アクテ 
ィビティの中心が船にな 
る。 
① ② ③ 
基本計画・配置図 
空間・船イメージ 
断面構成 
居住地域新古川流通・倉庫文化安治川 
4000 3000 
潮の満ち引きによる断面 
4000 
3000 
120000 15000 60000

D-2Group_パネル1-2枚目

  • 1.
    ① ② ③ 中之島ウォーターゲートの役割      船の拠点 生活の船・仕事の船・遊びの船 四国や九州など大阪の外から「船」でくる 人々のゲートとなる場所。大きい船から大 阪中心へ向かう船への乗り換えができるだ けでなく、大阪本来の水路による移動の楽 しさがある生活を伝える。 川口エリアの歴史と水路の変遷 剣先から川口エリアでの船の生活が見える。 水上バスターミナルでは盛んな船の移動に活 気を感じる事ができ、安治川に停泊する数々 の船からは、訪れた人の多様なアクティビテ ィが連想されることから、剣先から川口エリ アの眺めは人々の往来をさらに活発にする。 船と水のように、安治川は川口エリアの最も 大事なパートナー。川口エリアの人々の足と して生活を支え、エリア外の人々の入り口と しての機能を備える。 かつて海運と共に生きてきた中央市場は、 川口エリアと船で結ぶことによって復活す る。船は市場から対岸の人々に食べ物を運 ぶことを可能にする。新鮮な生鮮食品を一 番おいしく食べる喜びで人々を満たし、そ の笑顔は良好な景観として中之島エリアの 価値を上げる。 「津々浦裏」 下田知輝(山口大学B4)  佐藤未佳(弘前大学M1)  忽那知輝(東京大学M1) 河合孝哉(東京大学M1)  釣祐吾(横浜国立大学M1) 川口エリアの歴史と解釈 川口エリアの持つ性質として、「役割の変化が早いテンポで起きる」「多様な ものや人が自由に行き来できる」があるのではないか。  解釈①:時代に合わせ多様なものを受け入れる事ができる、フレキシブル      なまち  解釈②:時代の変化と水路の変化は同時に起きている これらの解釈から、これまでは時代の変化に水路の形を対応させてきたが、 私たちは未来に向けて水路をの形を変化させる事で変化した時代に対応でき るまちをつくることが出来ると考えた。 これまで これから まち(生活・文化) 水路 水路まち(生活・文化)                     時代背景                         水路  ●江戸時代の川口   1600 年代、幕府の新田開発奨励政策。   豊臣氏の繁栄は大阪のまちに多くの人を呼ぶ。   食糧難を未然に防ぐ為に、大阪西部の新田と水路の   開発を奨励。  ●居留地としての川口     1854 年、天保山沖に黒船(ロシア軍艦)が来航する。   1868 年、大阪港開港。居留地が川口に開かれる。   ●キリスト教宣教師の影響    外国人貿易商に代わってキリスト教の宣教師が入って   くる。キリスト教の布教と同時に病院、女子学校など   を設立・経営。  ●進む水路の埋め立て   かつて船によって運んでいた石炭などが鉄道によって   運ばれるようになった。   水運の需要が衰退した結果として、水路の必要性も低   くなり、埋め立てが進んだ。 ,    ●華僑   居留地廃止後は川口雑居地の華僑が進出して来て中国   人街になったが戦争を経て、華僑は去り、大空襲によ   り街は焼け野原になった。       1691 年 1863 年 1925 年 1952 年 他エリアとの関係性 中央市場 剣先 川口エリア 安治川 ① ② ③
  • 2.
    居住地域 海外ベンチャー  企業務地 多様な流れ 舟の流れ 人の流れ 物の流れ 文化の流れ 堤防 S=1:500  歴史的再考により居留地時代に流れていた古 川水系をなぞり新古川を掘削した上で、その南 側は居住地域に居留地地区は海外企業の活動の 場とする。  また、島内部については歴史的に貯炭場等が あったことから東側を「畜」、多様な文化を大 阪に発信してきた西側を「発」というイメージ でマスタープランを計画した。 川口エリアにかつて存在した「古川」の位置に再び見ずを通し「新古川」を整備することで、エリアの一部に島を生み出す。島には細い水路を巡らせ、SUP をあちこちに係船し、船中心のモビリティ空間を生み出す。それは新しい提案である。 安治川側には中型船も停泊でき、新古川には中型船やSUP が行き来する。新古川両側の住宅地と島の川辺には、それぞれ賑わいのある親水空間を生み出す。また潮の満ち引きによって島は常に姿を変え、船やSUP 中心の生活が送られ、それは すばらしい風景となる。船やSUP はこのエリアに住む人や来外者に新しい通勤や通学手段、豊かな生活を与える。船の往来や水の生活によってこの地域に活気と価値がもたらされる。 街区ごとに周囲の歩道に 微小な高さの差を設ける。 潮の満ち引きにより街区 が浮き沈みし、時間と共 に島は姿を変え、アクテ ィビティの中心が船にな る。 ① ② ③ 基本計画・配置図 空間・船イメージ 断面構成 居住地域新古川流通・倉庫文化安治川 4000 3000 潮の満ち引きによる断面 4000 3000 120000 15000 60000