選考基準の概要
事業化シナリオ:
結果の具体的なイメージが形成できるか?
イノベーションを達成するためのシナリオが明確に示されているか?
3億円の資金を投じた際の結果が予測可能か?
人材:
チームメンバーの各ロール(役割)が明確に定義されているか?
必要かつ効果的なチーム構成となっているか?
他のファンドからの資金供給が明確であり、当プログラムの資金の意義が損なわれていないか?
データ利用(機械学習の場合):
データの有無が確認されているか?
データが無い場合、その入手方法や計画が具体的に示されているか?
エンジニアリング:
システムの実装・運用を行うためのチーム編成が適切に考慮されているか?
永続性:
研究成果が10年、20年と長期的に活用されるようなテーマ設定がされているか?
適切な問題設定規模(金出マップを参照):
大きな市場シェアを獲得できる部分問題からアプローチが開始されているか?
これは研究成果をプロダクトとみるとPMF(プロダクトマーケットフィット)の課題と見れる。
ダイバーシティ:
研究代表者の選定において、多様性が適切に考慮されているか?
その他の注意点:
アンダーラインや文字の強調など、スーパーのチラシのような目立つデザインに惑わされない。
「独創的」、「新しい」といった主観的な表現は重視せず、新規性や有用性の判断は査読者に委ねる。主観的な主張は避ける方が良い。