6/21 に開催された cocos2d 勉強会で発表したスライドになります

1. cocos2d ☓ OpenOffice
Kazunori Nanji
2012 BeXide Inc.

2. 自己紹介
• 南治一徳（なんじ かずのり）
• Twitter @torotiti
• 株式会社ビサイド 代表
• 代表作「どこでもいっしょ」シリーズ
• 最新作「みんなといっしょ」
nanji@bexide.co.jp http://www.bexide.co.jp/

3. cocos2d で制作した絵本アプリ
← ビサイド自社販売
↓ 日販さんからの委託制作

4. 今日の概要
• OpenOffice を何につかっているのか？
• OpenOffice 選択に至った経緯
• 必要とされた機能など
• Impressファイル(.odp）について
• コンバーターのあらまし
• 質疑応答（あれば）

5. OpenOfficeを何に使っているのか？
• 画面設計に利用しています
• 画像を配置したり
• アニメーションを指定したり
• 配置オブジェクトの属性を指定したり
• 音声の指定をしたり
• etc

6. こんなかんじです
↑ OpenOffice ↑ iPad

7. ↑ OpenOffice ↑ iPad

8. ↑ OpenOffice ↑ iPad

9. ↑ OpenOffice ↑ iPad

10. OpenOffice に至った経緯
• cocos2d はシーン管理、アニメ管理などあったが、
いわゆるレベルエディタがなかった
• 絵本アプリの制作に当たり、ページレイアウトソフトが必要
• 配置情報だけでなく、属性、アニメの指定機能も必要
• 使えそうなツールをさがしてみたが・・・ゲーム系のものはイマイチ
• OpenOffice に必要な機能が、ほぼ っていた！

11. 必要とされた機能など
• 視覚的に画像が配置、編集可能
• オブジェクトに属性情報などを付加できる
• ライン、パスなども配置できる
• フォーマットがテキストで読出でき、パースしやすい
• 無料、もしくは安価

12. Impress ファイル(odp)について
• 複数ファイルがzip圧縮されているだけ！
• 画像等のファイルもそのまま存在
• content.xml がメインファイル
• Writer, Calc, Impress 等でも同一構造

13. contents.xml
• HEADER部とBODY部が存在
• HEADER 部にはスタイル
（一部はstyles.xmlにも存在）
• BODY部にはコンテンツデータ

14. コンバータのあらまし
• Ruby 1.86 にて、コンバータを作成
• ruby/zlib
Ruby で zlib を使うための拡張ライブラリ
• REXML
Ruby 用標準XMLパーサ
これらをもちいて、コンバータを作成した

15. 出力結果
• アプリで読み込むための XML として出力
• Objective-C のプログラムで読み込み
• 定義された配置情報、アニメなどを、cocos2D で実装！

16. 質問など？