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みことばの黙想 2010 年 5 月
8 日( 土) ルカ 10:25-37
これらの短いみことばは、フランスにある超教派男 善きサマリア人のたとえ話で、イエスは次のように言
子修道共同体テゼの昼の祈りから取られたものです。 われた。「あなたはこの三人の中で、だれが追いは
より深くみことばを味わいたい方は、出典箇所を参 ぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」律法の
照して文脈のなかでみことばを黙想なさってくださ 専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、
い。 イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしな
さい。」
聖書本文は、原則として『聖書 新共同訳』(日本
聖書協会発行)をもとにしています。 9 日( 日) ヨハネ 14:22-26
イエスは言われた。「わたしは、平和をあなたがたに
1 日( 土) 列王記上 8:22-40 残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が
ソロモンは祈った。「主よ、耳を傾け、罪を赦し、こた 与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。お
えてください。あなたは人の心をご存知ですから、ど びえるな。」
の人にもその人の歩んできたすべての道に従って報
いてください。まことにあなただけがすべての人の心 10 日(月) イザヤ 26:7-9
をご存知です。」 わたしの魂は夜あなたを捜し、わたしの中で霊はあ
なたを捜し求めます。
2 日( 日) ヨハネ 13:31-35
イエスは言われた。「互いに愛し合うならば、それに 11 日(火) フィリピ 4:4-7
よってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が どんなことでも思い煩(わずら)うのはやめなさい。何
知るようになる。」 事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めて
いるものを神に打ち明けなさい。
3 日( 月) イザヤ 62:1-5
イザヤの預言。わたしの民のためにわたしは決して 12 日(水) ヨハネ 20:11-18
口を閉ざさない。民の正しさが光と輝き出でるまで決 復活なさったイエスはマグダラのマリアに言われた。
して黙さない。そして諸国の民はあなたの正しさを見、 「わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。
主の口が定めた新しい名をもってあなたは呼ばれる。 『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、
わたしの神であり、あなたがたの神である方のところ
4 日( 火) 1ヨハネ 3:14-20 へわたしは上る。』」
言葉や口先だけでなく、行いをもって誠実に愛し合お
う。 13 日(木) ルカ 24:46-53
昇天日
†昇天日
5 日( 水) フィリピ 4:4-7 イエスが天に上げられた後、弟子たちは大喜びでエ
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜び ルサレムに帰り、絶えず神殿の境内にいて、神をほ
なさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られ めたたえていた。
るようになさい。主はすぐ近くにおられます。
14 日(金) マタイ 20:20-38
6 日( 木) イザヤ 66:18-21 イエスは言われた。「あなたがたの中で偉くなりたい
主は言われる。「わたしはすべての国、すべての言 者は、皆に仕える者になりなさい。」
葉の民を集めるために臨む。彼らは来て、わたしの
栄光を見る。」 15 日(土) ゼファニヤ 3:14-18a
主なる神はあなたのただ中におられる。愛によって
7 日( 金) エフェソ 2:4-6 あなたを新たにし、あなたのゆえに喜びの歌をもって
憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛してく 楽しまれる。
ださり、その愛によって、罪のために死んでいたわた
したちをキリストと共に生かしてくださいました。
2. 16 日(日) ヨハネ 17:11-21 24 日(月) 1コリント 12:4-11
イエスは弟子たちのために祈られた。「父よ、あなた 一人一人に、霊の働きが現れるのは、全体の益とな
がわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいる るためです。
ように、すべての人を一つにしてください。そうすれば、
世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信 25 日(火) テトス 3:4-7
じるようになります。」 神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、
この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。
17 日(月) アモス 8:11 こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とさ
見よ、その日が来ればと、主なる神は言われる。わ れ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたので
たしは大地に飢えを送る。それはパンに飢えることで す。
もなく、水に渇くことでもなく、主の言葉への飢えと渇
きだ。 26 日(水) 使徒言行録 5:27-42
使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほど
18 日(火) ローマ 8:14-17 の者にされたことを喜び、神殿の境内や家々で絶え
パウロは記す。「あなたがたは、人を奴隷として再び ず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせて
恐れに陥(おとしい)れる霊ではなく、神の子とする霊 いた。
を受けたのです。この霊によってわたしたちは。『アッ
バ、父よ』と呼ぶのです。」 27 日(木) 使徒言行録 2:1-21
五旬祭の日が来て、弟子たちが一つになって集まっ
19 日(水) エレミヤ 1:4-8 ていると、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一
主はエレミヤに言われた。「わたしがあなたを、だれ 人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満
のところへ遣わそうとも、行きなさい。彼らを恐れるこ たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で
とはない。わたしがあなたと共にいて、必ず救い出 話しだした。
す。」
28 日(金) ヘブライ 8:6-13
20 日(木) 1コリント 13:1-13 主は言われる。「わたしの民は同胞に『主を知れ』と
愛は忍耐強い。愛は情け深い。愛は自分の利益を 言って教える必要はなくなる。小さな者から大きな者
求めず、不義を喜ばず、真実を喜ぶ。 に至るまで、彼らはすべてわたしを知るようになる。」
21 日(金) 詩編 105:1-5 29 日(土) 使徒言行録 2:42-47
主を、主の御力を尋ね求め、常に御顔を求めよ。主 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、
の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を心に留めよ。 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆
がそれを分け合った。
22 日(土) 使徒言行録 3:1-10
ペトロは、足の不自由な男に言った。「わたしには金 30 日(日) ヨハネ 16:12-15
や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの イエスは言われた。「真理の霊が来ると、あなたがた
人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさ を導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分
い。」 から語るのではなく、聞いたことを語り告げるからで
ある。」
23 日(日) ヨハネ 20:19-23
聖霊降臨日
†聖霊降臨日 31 日(月) イザヤ 12:1-6
復活されたキリストは、弟子たちに言われた。「あな 主にほめ歌をうたえ。全世界にその御業を示せ。叫
たがたに平和があるように。父がわたしをお遣わし び声をあげ、喜び歌え。なぜなら、神は、あなたたち
になったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう のただ中におられるから。
言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊
を受けなさい。」 6月は裏面
3. みことばの黙想
みことばの黙想 2010 年 6 月
8 日( 火) ローマ 15:1-7,13
これらの短いみことばは、フランスにある超教派男 聖パウロは記す。「わたしたちは、自分の満足を求め
子修道共同体テゼの昼の祈りから取られたものです。 るべきではありません。おのおの善を行って隣人を
より深くみことばを味わいたい方は、出典箇所を参 喜ばせ、互いの向上に努めるべきです。」
照して文脈のなかでみことばを黙想なさってくださ
い。 9 日( 水) エレミヤ 20:7-9
エレミヤは言った。「主の言葉のゆえに、わたしは恥
聖書本文は、原則として『聖書 新共同訳』(日本 とそしりを受けねばなりません。主の名を口にすまい、
聖書協会発行)をもとにしています。 もうその名によって語るまい、と思っても、主の言葉
は、わたしの心の中に閉じ込められて火のように燃
1 日( 火) ナホム 1:7-8 え上がります。押さえつけておこうとして、わたしは疲
主は恵み深く、苦しみの日には砦(とりで)となり、主 れ果てました。」
に身を寄せる者を御心に留められる。
10 日(木) ローマ 8:26-27
2 日( 水) 箴言 23:15-19 霊が弱いわたしたちを助けてくださいます。わたした
日ごと、主を畏れることに心を燃やすがよい。確かに ちはどう祈るべきかを知りませんが、霊自らが、言葉
未来はある。あなたの希望が断たれることはない。 に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。
3 日( 木) マルコ 14:12-26 11 日(金) 1ペトロ 4:7-11
一同が過越しの食事をしているとき、イエスはパンを ペトロは記す。「何よりもまず、心を込めて愛し合いな
取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに さい。愛は多くの罪を覆うからです。」
与えて言われた。「取りなさい。これはわたしの体で
ある。」 12 日(土) マタイ 12:14-21
イエスは、預言者イザヤを通して言われていたことを
4 日( 金) ルカ 6:27-35 実現なさった。「わたしの僕(しもべ)は争わず、叫ば
イエスは言われた。「人にしてもらいたいと思うことを、 ず、くすぶる灯心を消さない。すべての人は、彼の名
人にもしなさい。」 に望みをかける。」
5 日( 土) 1ペトロ 4:7-11 13 日(日) ルカ 7:36-50
語る者は、神の言葉を語るにふさわしく語りなさい。 イエスは女に言われた。「あなたの罪は赦された。」
奉仕する人は、神がお与えになった力に応じて奉仕 同席の人たちは、「罪まで赦すこの人は、いったい何
しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キ 者だろう」と考え始めた。イエスは女に言われた。「あ
リストを通して、神が栄光をお受けになるためです。 なたの信仰があなたを救った。安心して行きなさ
い。」
6 日( 日) 1コリント 10:16-17
わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかるこ 14 日(月) 申命記 32:8-11
とではないか。パンは一つだから、わたしたちは大勢 主は荒れ野で民を見いだし、獣のほえる不毛の地で
でも一つの体です。 これを見つけ、これを囲い、いたわり、ご自分の瞳の
ように守られた。
7 日( 月) イザヤ 43:1-4a
あなたを創造された主は、こう言われる。「恐れるな、 15 日(火) ルカ 12:22-31
わたしはあなたを贖(あがな)う。あなたはわたしのも イエスは言われた。「命のことで思い悩むな。あなた
の。わたしはあなたの名を呼ぶ。」 がたのうちのだれが、思い悩んだからといって、寿命
をわずかでも延ばすことができようか。」
4. 16 日(水) 黙示録 22:1-9 24 日(木) イザヤ 49:1-6
神の僕(しもべ)たちは神の御顔を仰ぎ見る。彼らの 洗礼者聖ヨハネ
洗礼者聖ヨハネ誕生日
†洗礼者聖ヨハネ誕生日
額には、神の名が記されている。もはや、夜はなく、 主は言われる。「あなたはわたしの僕(しもべ)である
ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が だけではない。わたしはあなたを国々の光とし、わた
僕たちを照らされるからである。 しの救いを地の果てまで、もたらす者とする。」
17 日(木) 1ペトロ 4:7-11 25 日(金) 1コリント 1:4-9
あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのです 神は真実な方です。この神によって、あなたがたは
から、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その 神の子、イエス・キリストとの交わりに招き入れられ
賜物を生かして互いに仕えなさい。 たのです。
18 日(金) シラ(集会)27:30-28:7 26 日(土) ローマ 15:7-13
隣人から受けた不正を赦しなさい。人が互いに怒り 希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆ
を抱き合っていながら、どうして主からいやしを期待 る喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力に
できようか。 よって希望に満ちあふれさせてくださるように。
19 日(土) シラ(集会)2:1-11 27 日(日) ルカ 9:57-62
主に仕えるつもりなら、自らを試練に向けて備えなさ イエスに対して、「あなたがおいでになる所なら、どこ
い。心を引き締めて、耐え忍びなさい。災難のときに へでも従って参ります」と言う人がいた。イエスは言
も、取り乱すな。主に寄りすがり、決して離れてはな われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だ
りません。 が、人の子には枕する所もない。」
20 日(日) ルカ 9:18-24 28 日(月) 詩編 84
イエスは言われた。「わたしについて来たい者は、自 いかに幸いなことでしょう。あなたによって勇気を出
分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従い し、心に広い道を見ている人は。嘆きの谷を通るとき
なさい。」 も、そこを泉とするでしょう。
21 日(月) エレミヤ 1:4-8 29 日(火) 2テモテ 4:6-18
主はエレミヤに言われた。「わたしは、あなたを母の 使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ
使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ日
†使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ日
胎内に造る前から、あなたを知っていた。そして、あ パウロは記す。「わたしは、戦いを立派に戦い抜き、
なたを聖別した。」 決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者
22 日(火) ルカ 1:67-79 である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださる
洗礼者ヨハネが生まれたとき、父ザカリアは言った。 のです。」
「ほめたたえよ、神を。我らは、恐れなく主に仕え
る。」 30 日(水) ローマ 10:11-13
パウロは記す。「すべての人に同じ主がおられ、主は、
23 日(水) ヨハネ 6:27-29 御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みに
人々はイエスに尋ねた。「神の業(わざ)を行うために なります。」
は、何をしたらよいでしょうか」イエスは答えて言われ
た。「神がお遣わしになった者を信じること、それが
神の業です。」