第１回 AROWスマホゲームアプリコンテスト 優秀賞受賞作品

1. 第１回AROW
スマホゲームアプリコンテスト
ご当地すごろくボスバトル！！
考案者：尾上兼透

2. プレイ時のゲームシステム概要
マップデータ内に存在する任意のランドマークに
敵キャラクターが出現
マップデータを参照してすごろくマップを展開
ターン制でサイコロを振って移動し、すごろくマップ上を
徘徊する雑魚NPCを避けつつ、パワーアップアイテムなど
を回収してボスキャラの位置まで移動し攻撃
攻撃後、ボスキャラのカウンターでダメージを受け、
マップ内のどこかへ飛ばされる
プレイヤーかボスキャラのHPが力尽きるまで
を繰り返す
①
②
③
④
⑤
③～④
ボスキャラを街のみんなで倒す
共闘バトル！！

3. ゲーム内容の詳細①
最も近い任意のランドマークとなるＰＯＩデータ
端末に保存
プレイヤーはログインした位置情報をもとに、
の
存在するマップをロードし
した後、所定の位置へ移動します
既定のランドマークとプレイヤーの位置情報
過疎地域は市外のランドマークを参照
例）渋谷でログイン→ハチ公→渋谷のマップ
加西市でログイン→姫路城→姫路のマップ
このように、 から
ロードするマップが選定されます。
※加西市のような して
遊べるようにするための仕組みです

4. ゲーム内容の詳細②
平面的なマス目状の道
任意のPOIデータを
特殊な恩恵を得られるエリアとして展開
AROWの地形データを参照し、
を実際の道の
形状に沿って、展開します。
この際同時に、
します。
無作為なゲームマップの生成
地形及びボスキャラの数だけ攻略法が存在
例）コンビニ→ゲームの規定プレイ回数を回復
病院→プレーヤーの体力を回復
郵便局→同時接続中のプレーヤーの攻撃力UP
※地形や施設の位置情報から が
可能です。さらに、
するので退屈な作業ゲームになりません。

5. ゲーム内容の詳細③
共闘バトル
リアルタイムでプレーヤー間に
共有されるのはボスキャラの体力のみ
一度プレイしたマップデータは端末に保存
ボスキャラとの対戦は基本的に他プレイヤーとの
を想定します。
ただし、
です。
また、 され、
最大ｎ個のマップを保存して遊べる仕様とします。
位置情報による優位性も検討
例）旅先で、北海道のマップをロードしプレイ
→東京に帰省し、北海道のマップで再プレイ
※外出の動機付けにもなりつつ在宅時や移動時のやりこみも。
また、実際の位置情報でプレーヤーの攻撃力に
バフをかけるなどの地の利の要素を入れて、
します。

6. ゲームとしてより成熟させるアイデア
戦果をプレーヤーのスコアや
ランキングとして反映
現実世界での実益も伴うゲーム体験
共闘バトルによる
しゲーム内ポイント等を付与します。
ゲーム内ポイントは課金アイテムの購入はもちろん、
店舗の割引券として利用できるQRコードとの引き換えなど、
を提供する。
スポンサーとしての働きを担ってもらう
例）マクナルドをPOIで取得してゲーム内イベントに組み込む
→ポテトM無料コード配布
ローソンをPOIで取得してゲーム内イベントに組み込む
→ポンタポイント100ポイント付与
※ゲーム内イベントに組み込み、キャンペーンすることで

7. 評価要件
AROW活用
独自性
おもしろさ
実現性
ゲームマップはすごろくとして展開するため
特徴である高低差のデータは活かせませんが、
実際の街をベースとして展開するため、
POIデータと合わせてユーザーに違和を与えない組み込みが可能です。
すごろくと地図という組み合わせは目新しいものではありませんが、
実際の地形データ及び、実際の街の建物をゲームに組み込んだタイトル
は存在せず、独自のアイデアです。また、共闘×ボスバトルという要素も
組み込まれているので独自性は顕著です。
位置情報ゲームにありがちな、自宅でのプレイが難しい点を
マップの保存という方式で解消しています。
それでいて位置による有利不利も組み込めるので
外出の動機として期待でき、競争の要素も容易に組み込めるので
高いリテンションを期待できます。
ゲームのスケーリング次第で
メガタイトルにも化ける可能性を秘めています。。。
逆を言えば簡易な実装に絞り、ミニマムでリリースしても
根幹のゲーム性は損なわれないので
現実的なアイデアであると考えています。

8. 開発計画
本ゲームの基盤のシステムとなる
下記項目を優先度昇順で検証する予定です。
・平面的なマス目状の道の実装
・すごろくに従ったマップの移動
・雑魚NPCの実装
・ボスキャラの実装
・任意のPOIデータを取得し適当な効果を実装