2020/08/27 社内LT会

1. Androidの非同期
武藤 梨沙

2. そもそも非同期の必要性
非同期処理の例
Androidでよく見かける非同期技術
AsyncTask
AsyncTaskLoader
Coroutine
お話しすること

3. NetworkOnMainThreadException
RESTAPI呼び出しなど通信が発生する処理は非同期にしないといけない！

4. 同期処理じゃダメ？？？

5. 画面グルグル地獄
① アプリ起動
② Mainスレッド生成
③ API呼び出し
④ 取得データをゴニョゴニョ
⑤ 画面描画
同期処理だとこんな感じ！
Mainスレッドしかいないと
画面が表示されるまで結構かかる

6. つまり、こゆこと！！！
Mainスレッド
極悪プログラマーの
あなた

7. あなたは善良なプログラマーですよね？

8. 非同期処理の例
① アプリ起動
② Mainスレッド生成
→ 画面描画
③ Workerスレッド生成
→ API実行
→ 取得データをゴニョゴニョ
Mainスレッド
Workerスレッド
画面描画
データ取得API
呼び出し
非同期イメージ＠脳内
データ表示
スレッド = 処理の実行単位
②と③は
同時進行！

9. お願い、この世界から画面グルグル地獄をなくして
つまり、ここから本題

10. Androidでよく見かける非同期技術
AsyncTask
AsyncTask
Loader
Coroutine

11. AsyncTask
アプリ内の全てのAsyncTaskタスクは
1スレッドで実行される
→1つ1つが短時間の処理であれば効果的
→長時間処理だとキューがつかえて
遅くなってしまう。。。 API
呼び出し
Mainスレッド
UIスレッド
動画
読み込み
グラフ
作成
実行中
タスクキュー

12. 非同期処理クラスLoaderのサブクラス
AsyncTaskと比べると、UI操作処理を
Mainスレッド（Activityなど）に
まとめられるところが良い！
AsyncTaskだとAsyncTaskのスレッドに
onPostExecute()書いて取得データ表示してたよね
AsyncTaskLoader（Loaderクラス）
Mainスレッド
Workerスレッド
API
呼び出し
画面パーツ
描画
取得データ
表示

13. Kotlinでサポートされている並行実行機能
（クラスではなく、組み込み関数チック）
まず、クラスでないところが良い！
・・・Kotlinは多重継承できない
Activityのライフサイクルと連携できる！
一緒に破棄
async＋awaitで非同期処理の結果を
Mainスレッドにて変数で受け取ることも可能
Coroutine
データロード
クラス
画像ロード
クラス
動画ロード
クラス
継承
非同期にしたいクラスに
スーパークラスがいてもOK
AsyncTask、AsyncTaskLoaderでは
コールバック関数をOverrideして結果を受け取ってたよね

14. Androidの非同期処理
完全に理解した。
もちろんウソです。

15. 参考リンク
スレッド化によるパフォーマンスの向上
Android での Kotlin コルーチン
アーキテクチャ コンポーネントで Kotlin コルーチンを使用する
AsyncTaskとAsyncTaskLoaderの考察
Kotlin の Coroutine を概観する
AsyncTaskLoaderを使ってみる
Androidディベロッパーガイド
Qiita
Developers.IO