クロス集計表といえばχ2乗検定ですが、AICによる別の分析手法を紹介します。 ひとつのカテゴリカルなターゲット変数に対してカテゴリカルな複数の説明変数候補が与えられた場合、ターゲット変数と説明変数候補とのクロス集計表を作成し、各クロス集計表ごとにこの資料で定義されたAICを計算します。AICの低さが、相関の高さを示します。 この手法は、χ2乗検定におけるp値と異なり、カテゴリーのサイズ(つまり自由度)が異なる説明変数間の比較を可能にします。 資料内の AIC*(I1;I2) の説明は、(成書では30年ほど前に発表されているものですが)ネット上ではあまり見かけないものであり、参考になるかと思います。