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学生を中心とした図書館の最適化(リデザイン)
:学生の行動から学習空間とサービスを考える
千葉大学アカデミック・リンク・センター
特任准教授 國本千裕
本日の概要
1. 13:45~
講義【30分】
2. 14:15~15:05 ワークショップ 50分間!
ワークの説明【5分】
ワーク①:学生像(学習者特性)の把握【15分】
ワーク②:グランドデザイン(機能・サポート設計)【15分】
ワーク③:ラーニングコモンズの空間設計【15分】
3. 15:05~15:35 5分プレゼン(5分発表)【30分】
4. 15:35~15:40 フォローアップ【5分】
本来は…
教育IR&
ニーズ調査の結果
にもとづいて行う
学生生活の中心に図書館を(元題)
:学生の情報探索行動から学習空間・図書館サービスを考える
• 学生の主体的な学習を支援するラーニング・コモンズが、
大学図書館に設けられるケースが増えています。
• 現代の学生は図書館に対してどのようなイメージを持ち、
実際にどのように図書館を使っているのでしょう?
• より足を運んでもらえる環境を提供するために、
• 学生の利用の実態を知り
…今後何をしていくべきか考えたい
現状
課題
(仮説)
目標
手段
講演依頼された
世界の中心で「図書館!」を叫ぶな。
当初案への回答
• 最終ゴール
• 大学図書館を、学生にとって魅力ある学習空間にするには、
どのような工夫(空間・設備・サービスなど)をすれば?
• 課題(仮説)
• ガイダンスや利用案内、イベントの内容・頻度が問題?
• 施設・サービスの意図が学生に正確に伝わってない?
• 知りたいこと
• 学生の利用方法や意見をどうやって集めるの?【講演】
• 改善点はどうみつけ、実際にどう改善すれば…?(短期的・長期的なもの両方)【ワーク】
「学生が〇〇できる」
など目標を定める
おそらく【全部】が
【学生中心】になってない。
「聞きたい声」しか、
「聞こえない」(みんな)
学生の行動を観て、学生の声を聴き、姿を想像する。
その【後】で、空間・サービスの設計に着手する【徹底】
「学生中心」でデザインするには?
千葉大学ALC「情報利用定点観測プロジェクト」より
ラーニングコモンズの構成要素(例)
1. コンピュータ(が使用可能な状態)
2. 情報支援が受けられるサービスデスク
3. 協同学習するための学習空間
4. マルチメディア支援(メディアラボ)
5. FD支援(教員に対する技術支援)
6. 電子リソースが使える「教育・研修用」の空間
7. アカデミック・サポート(ライティングや学習支援)
8. セミナー・文化交流・ミーティング用の空間
9. カフェやラウンジ
学習環境として
何が必要かは、
「共同体」によって
全く異なります。
ラーニングコモンズの構成要素(例)
1. コンピュータ(が使用可能な状態)
2. 情報支援が受けられるサービスデスク
3. 協同学習するための学習空間
4. マルチメディア支援(メディアラボ)
5. FD支援(教員に対する技術支援)
6. 電子リソースが使える「教育・研修用」の空間
7. アカデミック・サポート(ライティングや学習支援)
8. セミナー・文化交流・ミーティング用の空間
9. カフェやラウンジ
学習環境として
何が必要かは、
「共同体」によって
全く異なります。
アクティブ・ラーニングを促す
たった一つの「解答」はない!
…しかし自学の学生がアクティブに学ぶための
解決策(回答)は、ある。
“学生の学習行動と学習成果の関連を、
学生の 情報利用行動と、
学習・生活空間の利用状況から
継続的・横断的に検証”
目的① 評価研究(効果をみるベストな方法?)
目的② 改善・質向上(空間やサービス改善?)
情報利用定点観測プロジェクト
ラーニングコモンズ
設置【前】に始動
学習や生活をみる。
「探す」はその一部。
• 大学内外での「学生のニーズ・行動・効果」
• 全学対象、学生の学習行動(マクロ)
• 個人対象、学生の学習行動(ミクロ)
• 学習環境の変化に対する「学生の認識」
• 新しい学習環境における学習行動の変化
• 学習空間と学習行動の「相互関係」
• LCにおける「机・席・人の配置」
• 図書館館内の「通行量」
• 図書館館内の「動線」
• 学習リソースと学習行動の「相互関係」
• 資料の「利用状況」をみる11)
• 資料の「館内移動」をみる
「iBeacon」による測定
フォーカス・
グループ・インタビュー
「定点カメラ」による観測
「赤外線センサー」による測定
写真日記法+個人インタビュー
(学生フォトボイス調査)
「調査手法の検討」+「評価」の試み 全学対象のウェブ質問紙
(学習状況・情報利用環境調査)
「RFID」による測定
「ブックトラック」への返却量
特徴
• 教職協働プロジェクト
• 教員・職員が「調査設計・実施・分析」の全プロセスに参加
• 学生の声を直接&フラットに「聞く」!
• 学生の生活や学習を「見る」!
• 知見の多様性
• それぞれが知識・知見をもっている
• 教員(教えるプロ=教室・ゼミ内)
• 大学職員(支えるプロ=それ以外)
• 学生(学ぶ当事者)
「〇〇の立場」
だからこその分析
(調査・改善)
「〇〇の立場」
を一度離れて客観視
(評価)
フォーカス・グループ・インタビュー事例1
•新しい環境でどんな学習を行うか+変化したか
過去
どう思っ
た利用し
た?
現在
どう思い
利用す
る?
変化
何が
変わっ
た?
• 対象
• 学部生22名
• 1-4年生
• 6学部
• 方法
• 5集団(5名程)
• 集団インタビュー
• 分析
• 職員5、教員1
• コード付与概要を把握する
13
新設後の「学習空間(図書館内)」での行動
勉強する(内容不明) グループワーク(課題)
本を読む(紙・電子) プレゼンの練習・講評
調べる 解答を見せる/教えあう
レポート・論文執筆 本を読みあう(読書会)
ペン習字の練習 建築コンペティション
テープおこし(研究) 将来について話す
インターネット ブレインストーミングの練習
手帳に書き込み インタビュー(研究・練習)
寝る・ぼんやり・そのほか サークルの企画
カリキュラム外・周辺領域の「学習内容」を多く含む
話せるので
いろんなことが
できるようになった!
フォトボイスインタビュー事例2
•学生に、学習行動を1月間、写真で記録してもらう
どこで
館内図・
周辺の様子
なにを
作業・課題
だれと
一緒に活動
している人
どのよう
に
情報源・
ツール
• 対象(9名)
• 学部1-4年生
• 6学部
• 方法
• 写真日記法
• 個人インタビュー
• 分析
• 職員5、教員1
• コード付与
学習内容をより詳細に!+学習の全体像を知る!
例) 授業の発展・応用学習の例
「夏休み中、英語に触れなくなっちゃ
う
「高学年に備えて
自主的にやった」
「授業に関係してるわけでは
なく
グループで勉強会問題を解く(勉強会の準
備)
書評を読む
授業教材
学習空間
図書館資料
「リソース」
と
「学習行動」
の
関わり方
「授業関係ない」
リスニング
例) 「アクティビティ」に埋め込まれた
学習
「就職先が高齢者
フィットネスの会社な
ので。
人に教えるという経験
値」
【スポーツ科学】
「アルバイト先が障
がい児の預かり保育。
レクリエーションの
際に参考になる事が
ないかな」
【スポーツ科学】
「建築学科のサーク
ル(中略)空間イン
スタの準備」
【建築】
TA(小学校体育) サークル(建
築)
アルバイト(保育)
「課程内」での学習内容・得た知識を(進路も意識しつつ)
「課程外」の活動で応用している
撮影
機材
調査で得た「知見」を改善に活かす
• 自学の学生の「学習の傾向・特徴」を理解
• 〇〇を学ぶときには、××のリソースが使われる
• 〇〇を意識して、××の知識を活用している
• サークルの活動も【学び】に活かしている
⇒どうやって?
改善にどうつなげたか?
千葉大学附属図書館「館内ワークショップ」より
学習空間改善ワークショップ(2014,2017)
• 2014年
目的:プロジェクト全体を振り返り、調査結果を現場にフィードバック
⇒ 課題・問題意識の顕在化と情報共有
問題意識は共有しないと日常業務に「埋没」していく
• 2017年
• ラーニング・コモンズ新設後「5年」、静寂棟を改築して「3年」経過
目的:空間の再評価と見直し
⇒ 共有から一歩進み具体的な改善(案)につなげる
「顕在化しただけでは、何も変わらない!?」という問題提起(職員から)
組織的に!
(全員参加)
【タスクフォースを結成し、改善実行】
1. 提案を集約、全130項目 (=2017.12月)
2. 「改善プラン」素案作成 (=2018. 1月)
3. 会議で共有&ブラッシュアップ
4. プランを分割・優先度をつける
5. 段階的(試行)に改善開始 (=2018.3月~)
6. 見直す必要があれば追加調査 (=2019.1月~)
[教員2名&職員3名 ]
結果を共有し、徹底的に議論し、提案(改善案)を作り、実行する
理念と方針
再確認!
調査・データ
をチェック!
課題の発見
情報共有
提案プレゼン
(素案共有)
教・職・学生参加
(多様な視点)
2017年11月
改善ワークショップの設計方法(例)
1. 事前課題を出す(みる・考える)
2. 開催目的(検証の範囲とポイント)の明確化
3. 開催の背景(問題意識)の全体共有
4. ワークショップの成果を「どう生かすのか?」を明言
5. アウトプットを「どのように出すか?」を決定
6. 具体的な「当日のタイム・スケジュール」を設定
7. ワークショップの手法を選択
「目的と目標」
が明確であること!
③ ワークショップの成果を「どう生かすか?」(2017年)
• 目的:アクション・プランに活かす
• 図書館の係長会議 & アカデミック・リンク・センターのプロジェクト会議に提出
① 改善項目はすべてボトムアップで共有
② 取り組めるものから実際に改善に着手する
• 方法:アウトプットの出し方
• ●棟と●棟の「空間レイアウト」と「サービス」を必ず提案【優先度】
• そのほかの提案は自由。改善だけでなく「創出」もOK! 【自由度】
• 最後に「各班ごとに、全体に向けて」提案を発表。全体で質疑・意見交換【作業明確化】
• ワークショップ終了後、事務室に改善案をしばらく掲示
⇒ 付箋を準備しておくので「各自最低1つは」必ずコメント【リフレクション】
無駄にならない!
(モチベーション)
まとめ
学生中心で、学習環境をデザインする心構え
学習環境は、成長する有機体(終わらない)
• 【デザイン続ける】覚悟はあるか?
• 改善は、現状の否定=【刷新】ではない
• 改善は、現状の全肯定 = 良いも悪いもありのままにみて【更新】
⇒改善は、「実践の 終わりなき積み重ね」によって成る
• 【評価し続ける】ことに意味がある!
• 評価は、過去を振り返るためだけにあるのではない
• 評価は、現在(過程)を正しくみるためにもある
⇒評価は、よりよい未来をもたらす …「目的」こそが大切
本日の概要
1. 13:45~
講義【30分】
2. 14:15~15:05 ワークショップ 50分間!
ワークの説明【5分】
ワーク①:学生像(学習者特性)の把握【15分】
ワーク②:グランドデザイン(機能・サポート設計)【15分】
ワーク③:ラーニングコモンズの空間設計【15分】
3. 15:05~15:35 5分プレゼン(5分発表)【30分】
4. 15:35~15:40 フォローアップ【5分】
本来は…
教育IR&
ニーズ調査の結果
にもとづいて行う
学習環境
• 学習環境=人が学習に用いうる資源の全て
①空間 …学びが発生する「場」
②活動 …目標をもって意図的に行われる行為
③共同体 …目標を共有し自発的に集まった人達(学びの支え)
④人工物/情報メディア/コンテンツ …書籍や教材や電子黒板
• ラーニングコモンズの位置づけ
深い学びを支える学習環境として,
ラーニングコモンズという環境の整備が必要とされている
ラーニングコモンズ
• 3階層(物理的・仮想的・文化的コモンズ)
• 学生を主体とする,物理的あるいはヴァーチャルな学習空間
• 「学習共同体」への意識が不可欠である
• Academic Unit(大学の使命・教育目標・学習成果の規定主体)
はそのひとつ
• 自発的学習を促し、これを支援する
• 学習過程に関与する学生,教員を支援するための
技術,資源,サービスを提供することで,
共同あるいは個人のアクティブ・ラーニングを促す
「学習空間」の望ましいデザインは、
組織理念・目標・「目前にいる学生」から導出できる
• 「理念」と「現実」に沿った設計がなされているか
・外国や他校をモデルにする前に、自学の「理念」と「学生」をよく見る
• 「目標・目的・対象」は明確か
• 支援したい対象は誰・何なのか(教育?学習?/学部?学年?)
• 支援対象がどうあれば/なれば「望ましい」のか
• そのために必要な支援は何か(サービス・サポータ)
• そのために備えるべき機能や要素は何か(ゾーニング・コンテンツ・什器)
• 「支援する側」のポリシーや姿勢は、明確化・共有されているか
• 理念に合致しているか、課題が生じていないか
• 振り返り、評価し、改善する仕組み(サイクル)はあるか
→グランドデザイン!
設計ワークショップ
【START!】
考えながら、走れ!
“どのような空間を用意するのか、
どのような活動にしていくのか、
それらを通じてどのような共同体を作るのか?”
(美馬,2004)
ワークの目的
「学生を中心に」した、
学習環境(空間・支援)とは何か?
実際に考えながらデザインしてみる
5min.Presen tation (発表!)
1.何を「目指した」空間か?
(学生がどうなれば/あれば望ましい?)
1.工夫した最大のポイント!
◆学習環境のデザイン
・つくって、語って、振り返る
・やりながら問題を発見し、議論し、修正
⇒創れば終わりではない(変化し続ける)
平成30年度ALPS「ラーニングコモンズの運営」対面授業 2019/3/4
ALPS
(千葉大学 アカデミック・リンク・教育学習支援専門職養成プログラム)
• 履修証明プログラム(1年半)
• 公開講座(履修生以外が受講可能。5時間のE-learning+3時間の対面講義)
【ラーニングコモンズの運営】
アカデミック・リンク・センター https://alc.chiba-u.jp/

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20191118 静岡県図書館大会 学生を中心とした 図書館の最適化(リデザイン): 学生の行動から学習空間とサービスを考える

Editor's Notes

  1. 高校までは受動的な学習スタイルであった学生は、どのように大学の能動的な学習スタイルを習得していくのか。 その中で特に新入生に対しては、図書館としてどのようなサポートが有効か 学生に対するサービスの向上には、学生の情報探索行動を把握する必要がある
  2. McMullen, S. US Academic Libraries: Today’s learning commons model. OECD. 2008, https://www.oecd.org/unitedstates/40051347.pdf, (2019-02-06 Accessed) ❝自立的な学習者は、主体的に他者と交流うし、グループ活動に参加するなかで、コミュニティにおける振る舞い方、いわゆるソーシャルスキルやコミュニケーション能力を育む機会を得ることができる“(「学びの空間が大学を変える」112p、葛西)
  3. McMullen, S. US Academic Libraries: Today’s learning commons model. OECD. 2008, https://www.oecd.org/unitedstates/40051347.pdf, (2019-02-06 Accessed) ❝自立的な学習者は、主体的に他者と交流うし、グループ活動に参加するなかで、コミュニティにおける振る舞い方、いわゆるソーシャルスキルやコミュニケーション能力を育む機会を得ることができる“(「学びの空間が大学を変える」112p、葛西)