CRファクトリー呉哲煥（基調講演）

Community & Relationship
NPO法人CRファクトリー
コミュニティフォーラム２０１６
「強くあたたかい組織」
に必要な要素　
～２２団体のインタビューを通して見えてきたもの～

はじめに
このたび２２団体に
インタビューに⾏行行きました
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調査にご協力いただいた２２団体
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調査団体紹介
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たくさんインタビューしました
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インタビュー
の様⼦子

インタビュー調査にご協力いただいた方々
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２２団体にインタビューに行きました
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集合写真

調査概要
調査期間：2015年8月〜2016年1月
調査団体：22団体
（NPO法人18団体／株式会社2団体／任意団体1団体）
調査方式：インタビューによる質的調査
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質問内容
①団体のメンバー・スタッフやチーム・組織において、
　「うまくいっているところ」「良い状態だと言えるところ」
　を教えてください。
［観点］
①愛着　　②モチベーション・コミットメント　
③関係性・チーム感・仲間意識　 ④ビジョン・ゴール共有　
⑤ミーティング　 ⑥組織設計・組織図・役割分担　
⑦多様な関わり方のデザイン　 ⑧採用・リクルート
⑨情報共有／業務遂行（タスク・ツール）　 ⑩チェックイン　
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質問内容
①団体のメンバー・スタッフやチーム・組織において、
　「うまくいっているところ」「良い状態だと言えるところ」
　を教えてください。
②「うまくいっている」理由は何ですか?なぜ「良い状態」
　になっているのですか?
　それを支える「工夫」「仕組み」「施策」(「習慣」「文化」)
　について教えてください。
③その「工夫」「仕組み」「施策」が生み出された背景を
　教えてください。
　 (なぜその仕組みが必要だと思ったのか?
　どんな課題を解決するための工夫だったのか?)
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分析ワークの様子
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１４５個の施策
約２５０の効果
ビジョン
共有
合宿
関係性
構築
例例

分析
①インタビュー記録から「工夫・仕組み・施策」を抽出
②「工夫・仕組み・施策」ごとに「意図・効果」を書き加える
③「意図・効果」を切り口に、近いもの同士をグルーピング
④各グループ間の相互関係・因果関係を考察
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分析
そうしたら、
「三つの観点」と「全体構造図」
が浮かび上がってきました！！
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全体構造図
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強くあたたかい組織をつくるための重要な観点

第一の観点「理念共有・浸透」
第一の観点は「理念共有・浸透」
構成する３要素は、
１．ビジョン・価値観共有
〜団体の目指す姿や大切にしたいことを
　　　　　　　　　　メンバーと深く語り合え〜
２．全体像・部門共有
〜活動の全体像を共有しの全体最適
　　　　　　　　　　　　への意識を醸成せよ〜
３．活動・思い出共有
〜過去の活動を振返って「達成感」や
　　　　　　　　　　　　「思い出」を共有せよ〜
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全体構造図
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第二の観点「関係性づくり」
第二の観点は「関係性づくり」
１．チェックイン
〜新しいメンバーが組織に馴染めるように
　　　　　　　　心配りとコーディネートをせよ〜
２．深い関係づくり
～メンバー同士の関係の質を高めるために
　　　　深い対話や交流の機会を設計せよ～
３．緩やかなつながりづくり
〜多様なネットワークをあたためながら
　　　　　　　　愛されるコミュニティをつくれ〜
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全体構造図
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第三の観点「メンタリング（個別支援）」
第三の観点は、
「メンタリング（個別支援）」
１．成長促進
～メンバーの成長を支援し、
　　　　イキイキと活躍する個人を創り出せ～
２．適材適所
〜メンバーが活躍できる場所をデザインし、
　　　　　　　成長と成果の両方を導き出せ〜
３．メンタルケア
～メンバーの不安や悩みに寄り添い、
　　　　感謝と愛着があふれる組織になれ～
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前提条件・基本構造
採用・選抜と多様な関わり方のデザイン
　　　　　　　　　　　　　〜多様化と精鋭化の両極の間で〜
■精鋭化
入り口の時点でビジョン・価値観や
性格が合うメンバーを採用・選抜し、
質・温度を揃えてようとするスタンス
■多様化
メンバーの多様性を前提としながら、
メンバーの多様性を団体の魅力と
して活用するスタンス
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全体構造図
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今後の構想
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介入の設計
（セミナー・プログラム）
コミュニティ
キャピタル診断
パフォーマンス
の測定
団体の組織力強化
三つの観点に基づきな
がら、セミナーやプログ
ラムを通してＮＰＯ・市民
活動・サークル活動等の
キャパシティビルディング
（組織力強化）を図る
コミュニティの測定
コミュニティキャピタル診
断を活用して、「コミュニ
ティの状態」を測定する。
コミュニティの状態を測
る３因子は「理念共感と
貢献意欲」「自己有用
感」「居心地の良さ」
パフォーマンスの測定
コミュニティキャピタルが
豊かであることと、「団体
の業績」「メンバーの健康
度・幸福度」との相関関係
を測定していく

ＣＲファクトリーが
世の中に増やしていきたい
コミュニティのイメージ
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コミュニティキャピタル研究会
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上智大学心理学科
久田満教授
上智大学経済学科
川西諭教授
ＣＲファクトリー
呉哲煥

コミュニティキャピタル研究会
上智大学とＣＲファクトリーの共同研究プロジェクト
「より良いコミュニティのあり方」についての研究
「コミュニティの状態」と「パフォーマンス」
との関係を調査・研究している
　　※パフォーマンス：
　　　　■団体の「業績」「ミッション達成度」
　　　　■メンバーの「健康度」「幸福感」
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世の中に増やしたいコミュニティのイメージ
コミュニティキャピタルの３因子
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　　　　　理念共感と貢献意欲
　　自己有用感
　　居心地の良さ
コミュニティ
キャピタル

今後の構想（再掲）
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介入の設計
（セミナー・プログラム）
コミュニティ
キャピタル診断
パフォーマンス
の測定
団体の組織力強化
三つの観点に基づきな
がら、セミナーやプログ
ラムを通してＮＰＯ・市民
活動・サークル活動等の
キャパシティビルディング
（組織力強化）を図る
コミュニティの測定
コミュニティキャピタル診
断を活用して、「コミュニ
ティの状態」を測定する。
コミュニティの状態を測
る３因子は「理念共感と
貢献意欲」「自己有用
感」「居心地の良さ」
パフォーマンスの測定
コミュニティキャピタルが
豊かであることと、「団体
の業績」「メンバーの健康
度・幸福度」との相関関係
を測定していく

コミュニティキャピタル
の高い
強くあたたかい組織
を増やしていきたい
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そして、本日は・・・
「強いあたたかい組織のつくり方」
がテーマ
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　ご静聴ありがとうございました
本日は「学び」と「交流」を
一緒に楽しみましょう！

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