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15:50-17:50
日本科学社会学会第三回大会 セッション3
ルーマンのリスク論再考
・趣旨説明・司会:酒井泰斗(ルーマン・フォーラム管理人) 10分
・報告① 小松丈晃(北海道教育大学函館校) 20分
「ルーマン『リスクの社会学』の基本的視角とその展開可能性」
・報告② 井口暁(京都大学 院) 20分
「ルーマン・リスク論における二種類の「危険」と「コンフリクト」」
・報告③ 関谷 翔(東京大学 院) 20分
「決定への帰属と科学的助言」
・討論者 三上剛史(追手門学院大学) 15分
0. 趣旨説明
1. 結論
2. 『リスクの社会学』構成
2-0. 構成図
2-1. 主題の限定
2-2. 著作の構成
2-3. 「帰属」という分析視角
2-4. 結論
3. 三報告の配置
2
0. 趣旨説明1
セッションの背景と目的:
• 年内に邦訳が刊行されるニクラス・ルーマン(1991)『リスクの社
会学 Soziologie des Risikos』の販促イベント。第一弾。
• 『リスクの社会学』について:
• ルーマンの諸著作の中では『マスメディアのリアリティ』と並ぶス
マッシュヒット。狭い社会学者のサークルを多少超えて読まれた。
• 1986年に出版されたベックのヒット作『リスク社会』の5年後に刊
行されたもの。内容的にもベックの議論を踏まえた箇所が多い。
• 日本では小松丈晃『リスク論のルーマン』(勁草書房、2003)の影
響大(現在3刷) 。
〈リスク/危険〉、〈決定者/被影響者〉といった中心的な概念も
そこそこ知られている。
3
0. 趣旨説明2
 そうした状況を踏まえて、この趣旨説明では、
上記のようなルーマンの議論がどのようにして出
てきたか、というところまでを私の方で紹介し、
ルーマンの議論から出発して進められた三つの報
告をそこに関係づける
というやり方で、部会の見取り図を描くことにしたい。
4
• 内容紹介ではありません。
• ここでできるのはあくまで構成の紹介だけ。映画の予告編のようなもの。
• 「この章には何が書いてあるんですか」といった質問は受け付けません。
※注意事項
0. 趣旨説明
1. 結論
2. 『リスクの社会学』構成
2-0. 構成図
2-1. 主題の限定
2-2. 著作の構成
2-3. 「帰属」という分析視角
2-4. 結論
3. 三報告の配置
5
1. 結論として述べたいこと
① 「リスク」は、ルーマンにとって特別な論題ではない。
• 『リスクの社会学』は、他の著作と同じ方針・やり方で書かれ
ている。
② 〈リスク/危険〉、〈決定者/被影響者〉といった術語は、
人々の振る舞いを「帰属」という観点から再記述するために
案出されたもの。
• これらを「分類」的な規定だと捉え、そこから出発してしまっ
たために不必要に混乱してしまっている論考がすでに出始
めている。
 ルーマンの議論を批判するときも継承しようとするときも、
〈帰属のあり方を捉えよう〉という基本方針から出発すべき。
6
0. 趣旨説明
1. 結論
2. 『リスクの社会学』構成
2-0. 構成図
2-1. 主題の限定
2-2. 著作の構成
2-3. 「帰属」という分析視角
2-4. 結論
3. 三報告の配置
7
2. 『リスクの社会学』構成図
8
2-1. 主題の限定1
■考察の範囲の大枠
①「未来の不確かさをどのように把握するか」という問の下で
の「予言」との対比
②「冒険的投企」や「合理的リスク計算」では済まない事柄と
の対比
→これらが上手く取り扱える概念的区別が欲しい。→〈リスク/危険〉区別へ
9
2-1. 主題の限定2: ①予言との対比
予言的プログラムや守護神への祈願、宗教的ゼマンティクは、
• 「災いの元となってしまった自分の決定への意味付け・擁
護」を与えてくれる。
• 「なぜ災いが生じたのか」を説明することに役立つ観念や語
彙を備えている。
したがって、事態を
自分で決めたこと-に従って振る舞った-結果、生じうる害
10
といった概念連関のもとで捉えることを阻害する。
• 〈現在における選択が「決定」の色合いを帯びること〉-と
-〈未来において生じうる害を「リスク」という言葉で捉え
る必要性〉の間の相関性。
2-1. 主題の限定3: ②リスク現象内の対比
 通常の「リスク科学」は、リスク原因の探索や評価、
決定や合意形成(~関係者間の調停)の支援などを課
題とする。
 それとは異なるところに 特に社会学的関心を惹く論
題がある。
 e.g. リスクを巡って生じるコンフリクトの成立可能
性条件
• こうした論題は、主として科学技術による「生起確率は低いが被
害は甚大」であるようなタイプの災害によって注目を集めるように
なったもの。
11
「冒険的投企」や「合理的リスク計算」との対比
2-2. 著作の構成
12
ルーマンの研究・陳述スタイル:
機能主義的方法+システム理論のセット
2-2. 著作の構成
① 著作のコアは、機能分析が登場する箇所
• 本書では3章。この前後を併せた2章~4章が前半部。
② 分析の道具立ては『社会システム』(1984)で与えられている。
a. 分析視角: 「帰属」と〈一次/二次〉: 本書1章
b. システム類型論: 本書7~11章。これが後半部。
③ そのうえで、リスクという主題に特徴的なキーワードとして
「技術」と「決定」が選ばれている。
• 本書では中間部に「技術」と「決定」に関する2つの章(5
&6章)が置かれ、これが前半部と後半部をブリッジして
いる。
13
これらの総てを議論することはできない。以下、
• ①、②b、③については簡単に触れるだけにとどめ[→2-3-1]、
• ②a について少しだけ詳しく述べる[→2-3]。
2-2-1. 構成: 前半部
① 著作のコアは、機能分析が登場する箇所
14
 機能分析の内容は紹介できない。ここでは問いの形式のみについて触れ
る。
 この部分の内容は、「物事をリスクの相の下でみる」という事態が そ
もそも如何にして成立可能か を論じるもの。
 これは、
A) 「我々がすでに出来てしまっていること」
「社会の中にすでに生じていること」
について わざわざ問うというタイプの問い。
B) 「未だ できていない X はどうしたら可能になるのか」
「生じている問題 Y は、どうしたら解決できるのか」
というタイプの問ではない。
 B は、ルーマンの課題である以前に、まずなにより社会学の対象の側で取り組まれている課
題(~一次の課題)。ルーマンが取り組んでいるそれではない。
2-2-2. 構成: 後半部
② システム類型論: 本書7~11章。これが後半部をなす。
15
注: 「運動」は『社会システム』(1984)よりも後にシステム類型に組み込まれたので、『社会システム』には登場しない。
■ルーマンの研究プロジェクト
『社会の理論』:
①『一般理論要綱』(1984)
②『社会の社会』(1997)
③機能システムのモノグラフ
からなる。
■システム類型を用いた陳述の制御:
・「リスク」という主題を複数のシステム類型それぞれに関連するも
のへと分解し、それらの重ね合わせとして複数的に記述・分析する。
2-2-1. 構成: 序文とブリッジ
③ 序文では主題に特徴的なキーワードとして「技術」と
「決定」が選ばれ、著作中間部に2つの章(5&6章)を
置いて、前半部と後半部をブリッジしている。
16
◆序文における本書の内容の予告
主要課題
「災厄に関わる語彙によって・正常性に関する反省をおこ
なう・社会」の概念把握。
副次課題
科学技術が引き起こす(生起確率は低いが被害は甚大な)
災厄によって何が生じたか。
鍵 語 「技術」と「決定」
◆パラフレーズ
• 科学技術が引き起こした──生起確率は低いが被害は甚大な──災厄に直面して、人々は自分たちが巨大なリスクに満ちた社
会に暮らしていることに自覚的になった。[←技術]
• こうしたタイプの災厄に関しては、合理的なリスク計算が効かなくなることがある。 [←副次主題]
• こうした自覚のきっかけは科学技術由来の災厄であったが、しかし振り返ってみれば こうした巨大なリスクを孕んでいる
ものは科学技術だけではない。
• その後に生じた事態は、どんなものなのか。(→災厄に関わる語彙によって-正常性に関する-反省を行う社会) [←主要主題]
0. 趣旨説明
1. 結論
2. 『リスクの社会学』構成
2-0. 構成図
2-1. 主題の限定
2-2. 著作の構成
2-3. 「帰属」という分析視角
2-4. 結論
3. 三報告の配置
17
社会心理学の知見を社会学に転用するのはルーマンの基本的な理
論戦略の一つ。 帰属研究の利用はその一例。
帰属研究は、ひとびとが
「なぜ・どうして(B さんは Φ したのか)」
という問いに対して
「Φ したのは P だから」
といった答えを与えるときに使われるリソースに関する検討をおこなう
もの。
• Aさんは──「人格属性」も「意図」も「環境要因」も使えるだろうに──この場合はそのうち
のPとQのセットを使った。それはなぜか。
• Aさんは、「人格属性の特徴付けのためにいろいろと使えるリソース」の中から、そのうちの
P1やP2を使った。それはなぜか。 ・・・などなど。
2-3-1 帰属とコンフリクト1: 社会心理学
18
2-3. 「帰属」という分析視角
帰属研究は非常に様々なタイプのリソースについて研究する
が、研究関心の主要な焦点は「人格属性」にあり、これが「意
図」や「環境要因」などと並べて比較研究される。
これを社会学に転用すると:
メリット1:「原因の帰属」や「責任の帰属」も、こうした様々な帰属
現象の特殊なタイプとして扱える。
~自然科学や法倫理などを特別扱いせずに、他の様々な帰属現象の中に
並べて扱える。
メリット2:見解の争違(やそれによって生じるコンフリクト)を、
「人々は何をどこに帰属しているのか」という観点から分析できる。
ひいては、「帰属物や帰属先の構成」──あるいはそもそも「行為やコミュニ
ケーションの構成」──などなどを主題化できる。
2-3-1 帰属のコンフリクト2: 社会学への転用
19
2-3. 「帰属」という分析視角
2-3-1 帰属とコンフリクト3: 社会学への転用
20
2-3. 「帰属」という分析視角
……行為者と観察者の間の一般的な帰属の差異が、親密な関係においても、それどころか
親密な関係においてこそ、確立されうる。行為者はより強く状況に指向し、観察者はより強く
人格のメルクマールへと帰属させている。……そのようにして、自動車の運転手は、自らが最
善の能力とともに状況の方へと向いていると信じている。同乗者は、彼を観察し、その運転の
仕方の特異さを人格のメルクマールへと帰属させる。そして、……同乗者は自身ならどう運転
し、あるいはどう運転してもらいたいのかについてコメントを加え、伝えることを求められてい
ると感じている。それに対して運転手は、彼の行動の根拠をそのつどもっぱら自らの背後に
もっており、それどころか、その根拠をその状況の文脈において体験しており、同乗者との個
人的な関係の水準でその根拠を大幅に変更することは決してないのである。そのようにして、
結婚は天国で結ばれ、自動車の中では解消されている。なぜなら、コミュニケーションによる
処理から大幅に遠ざかるような 帰属コンフリクト が生じているからである。
( 『社会システム:一般理論要綱』 1984: 309=1993: 359)。
2-3-1 帰属とコンフリクト3: ルーマンの転用例
この引用部分をアレンジして紹介すると・・・
事態の[一次の]記述
帰属概念を用いた二次の記
述
運
転
手
急に子どもが飛び出してきたので、[←運転手の体験]
急ブレーキをかけた。[←運転手の行為]
運転手は、原因・理由を状
況要因に帰属している。
同
乗
者
また急ブレーキだ。[←運転手の行為]
乱暴な人だなぁ。[←運転手の性格]
同乗者は、原因・理由を人
格属性に(も)帰属している。
例:助手席にひとを乗せて自動車を運転しているとき、運転手が急ブレーキをかけた。
21
2-3. 「帰属」という分析視角
2-3. 「帰属」という分析視角
2-3-1 帰属とコンフリクト4: リスク論への洞察
 こうした帰属の争違(ひいては
それによるコンフリクト)は
日常生活においてありふれたもの。
 リスク処理という特殊な事態も
これらと地続きの現象として扱った上で、
その特徴を探索しよう、というのが
ルーマンの提案。
• 「未来における害」の可能性の-「決定」への-帰属 の問題として。
• ひいては帰属先の争違の問題として。 ・・・などなど。
22
• ついでに言うと。〈二次の観察や記述〉は、たんに社会学者・研究者が行うものであるだけでなく、それに
先立って そもそも研究対象の側で行われていることである。この点で、社会学とその研究対象も地続き
である。
• だから、社会学が研究対象について述べることは、それを述べている社会学に対しても妥当しな
いとおかしい。[→autology という研究上の方針へ]
※そして、ここからほぼストレートに、人口に膾炙した〈リスク/危険〉なる概念規定に
導かれる↓
2-3. 「帰属」という分析視角
2-3-1 帰属とコンフリクト5: 〈リスク/危険〉
23
未来の損害に関して不確かさが見いだされるとき、二つの可能性が
ある。
• 一つは、場合によっては起こりうる損害が、[自らの]決定の帰結
と見なされる──つまり[自らの]決定に帰属される──という可
能性である。
• この場合には、リスク──詳しく言えば、決定のリスク──と
呼ぼう。
• もう一つは、場合によっては起こりうる損害が、[自らの]外部から
もたらされたと見なされる──つまり[自らにではなく]環境に帰
属される──可能性である。
• このときには、危険と呼ぼう。
(01-3-14)
2-4. 結論として述べたいこと(再掲)
① 『リスクの社会学』は、他の著作と同じ方針・やり方で書かれている。
② 〈リスク/危険〉、〈決定者/被影響者〉といった術語的区別は、人々の振る舞いを「帰属」
という観点から再記述するために案出されたもの。
• ルーマンの議論を批判するときも継承しようとするときも、〈帰属のあり方を捉えよう〉とい
う基本方針から出発すべき。
 そこを踏み外すと、たとえば、
「〈リスク/危険〉のどちらにも分類できない現象がある
(のでこの分類は不完全だ)」
といったおかしな批判が登場することになる。
• たとえば、「帰属先が不明(or 曖昧)である」といった事態があることは、この規定にとって
何ら問題ではない。
• それは、まずなによりコミュニケーション参加者たちにとっての問題。
• ここでの社会学にとっての問題は、そうした問題(たとえば不明確さや曖昧さなど)の
成り立ちが 帰属概念によって再記述できるかどうか、の方にある。
24
3. 三報告の配置
• 小松報告: 機能システムごとのリスクの構成について
• 井口報告: 帰属に着目したコンフリクトの捉え方について
• 関谷報告: 審議会における決定連関について
25

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