AWS 勉強会
- Road to Infrastructure Engineer 株式会社キッズス
ター
森 哲哉
a.k.a: monry
あじぇんだ
AWS の概要
AWS のサービス
質疑応答
AWS の概要
AWS ってなぁに
?
Amazon Web Service の略
http://aws.amazon.com/jp/
IaaS (Infrastructure as a Service)
クラウド ( 笑 )
で、結局なぁに?
IT サービスの基盤を貸してくれる
サービス
サーバとかストレージとかコンテン
ツ配信
とかを ( 比較的 ) 安価に提供してく
れる
ブラウザでボタンをポチポチ押して
いったら
何が嬉しいの?
IaaS 的なサービスが登場するまでは…
必要な構成を見積る
稟議が通らなくて涙目
業者と交渉してサーバを買い付け
データセンターに行ってラッキング
結線ミスって涙目
火を入れてみたら HW 障害で涙目
減価償却とか考えてなくて涙目
と言ったプロセスが必要でした。
何が嬉しいの?
オンプレ ( オンプレミス : いわゆるデー
タセンターに物理的なサーバを配置して
いる環境のコト )
だと、サーバを追加するまでに、
1 ヶ月くらいは余裕で掛かっていた
これが、ボタンポチポチして 10 分くらい
で
追加完了となる
「あ、構成ミスったな…。」って思った
何が嬉しいの?
データセンターが世界各地にある
2013 年 12 月現在 8 リージョン
正確には Availabiliry Zone 単位なので、
もっとイッパイあるけど
ネットワーク的に近いところからサービスを
提供できる
AZ の配置を散らすコトで、どこかの AZ が
死んでもサービスを継続できる
インフラエンジニ
ア
ってことは、オンプレでガリガリ活
不要説?
躍した
エンジニアってもうお払い箱ですよ
ねー
もはや、超ミッションクリティカル
な
サービスとか、現時点で IaaS が
提供していないシステム要件な
環境くらいでしか活躍できねぇんじ
インフラエンジニ
ア
不要説?
んなこたぁ
ない。
我々がやるべきコ
ト
あくまで AWS の担当は「箱の準備
」
サービス利用側としては
サービスの組み合わせを設計
準備出来た箱のセットアップ
安定運用のための監視とか
をやらなきゃダメなのです!!
でも、お高いんで
しょう?
AWS は、原則的に従量課金制
使った分だけ請求される
ビジネスのスケールに合わせて、
インフラもスケールさせるコトが大
事
ぶっちゃけ、森の経験則的には、
「オンプレより、やや安いかな…?
AWS のサービス
AWS のサービス
AWS では 2013 年 12 月現在、
27 個のサービスが展開されています
(AWS Management Console 的な
意味で )
これら大量のサービスを ( 基本的には
) AWS Management Console という
Web 画面で管理できちゃうのです
次ページ以降で、簡単に紹介していき
先ずは、弊社で
使ってるモノ
EC2
Amazon Elastic Compute Cloud
仮想サーバ
OS を選択可
CentOS, Debian, SuSE Linux
Enterprise, Amazon Linux, Oracle
Enterprise Linux, Ubuntu, Red Hat
Enterprise Linux, Windows Server
EC2
micro から 8xlarge まで様々なス
ペック
メモリ : 0.6GB - 117GB
CPU: 1.7GHz - 183GHz ( 理論値
)
オートスケール可能
RDS
Amazon Relational Database
Service
いわゆるデータベース
幾つかの RDBMS を選択可
MySQL, PostgreSQL, Oracle, MS
SQL Server
ライセンス管理とかは Amazon
RDS
スペックも選択可
CPU: 3.4GHz - 149.6GHz ( 理論
値)
メモリ : 0.6GB - 224GB
Multi AZ が安心!
複数の Availability Zone に対し
て
ELB
Elastic Load Balancing
ロードバランサ : 負荷分散装置
大量のリクエストを、複数の EC2
に
対してよしなに分散してくれる
付け外し簡単
SSL の証明書も食わせられる
S3
Amazon Simple Storage Service
容量無制限のストレージ
インターネット越しのアクセス可
ただし、ちょっと遅い
兎に角、安い
CloudFront
Amazon CloudFront
CDN: Contents Deliver Network
任意のコンテンツを高速配信してく
れる
静的なコンテンツのみならず、
動画のストリーミング配信も可能
Route 53
Amazon Route 53
いわゆる DNS
ELB を簡単に指定できるのが素敵
変動する IP の変更に追従してく
れる
レジストラ機能があれば完璧なのに
…っ!
CloudWatch
Amazon CloudWatch
リソース監視
CPU とかディスクとかの状態を記録
2 週間分保持
簡単なアラームとかを仕込める
AutoScale の基準にできる
SES
Amazon Simple Email Service
メール配信
大量のメールをいっぺんに配信でき
る
エラーメール周りの処理とかもでき
る
SNS
Amazon Simple Notification Service
各種通知用サービス
iOS, Android への PUSH 配信
メール /SMS も勿論 OK
KS ではメール利用のみ
IAM
AWS Identity and Access
Management
AWS へのアクセスを管理
協力会社との共同開発時とかに使う
監視業者のアクセスコントロールと
かにも
次に、 monry が
使ってみたいモノ
Glacier
Amazon Glacier
永続安価ストレージ
主にアーカイブの保管 / 取得に対し
て課金
殆ど使わないバックアップデータと
かに最適
取得などのジョブに対して完了時に
DynamoDB
Amazon DynamoDB
NoSQL: 構造を必要としないデータベ
ース
容量無制限
高速 ( 数 ms) なデータアクセスを実
現
勝手にスケーリングとかしてくれる
ElasitCache
Amazon ElastiCache
キャッシュサーバ
Memcache / Redis を選べる
EC2 とかに memcached 立てても
良いが、
こっちのが冗長性とか加味しても便
利
OpsWorks
Amazon OpsWorks
サーバのプロビジョニング
コードベース (Chef) の定義により
、
ミドルウェアのインストールなどを
自動化
SSH のユーザとかも自動でアレコ
EMR
Amazon Elastic MapReduce
ビッグデータを並列検索
Hadoop を使った集計が可能
ログの解析とかに使えそうかな?
Redshift
Amazon Redshift
ペタバイト (10^15 byte) 単位の
データ保存と検索が可能
EMR で整形・正規化したデータを
Redshift に食わせて検索する感じ?
PostgreSQL ベースの検索エンジン
BI: Business Intelligence 向き?
Elastic Transcoder
Amazon Elastic Transcoder
メディア変換
動画とか音声とかをコンバートしてく
れる
スマホ用のフォーマットにも変換可
完了通知とかを SNS に飛ばせる
ET ⇒ S3 ⇒ CF (Streaming) とかムネ
VPC
Amazon Virtual Private Cloud
仮想プライベートクラウド
ネットワーク周りを柔軟にコントロ
ール
セキュリティ面を担保しやすい
最後に、今のとこ
ろ
使い所がないモノ
Direct Connect
Amazon Direct Connect
専用線
AWS のネットワーク内に居るのと
同じ状態にできる
大量のデータを転送する必要があるな
ら
使った方がお買い得
VPC との組み合わせが最強?
SQS
Amazon Simple Queue Service
キュー
信頼性の高いキューイングを行える
RDS とか使って自前で組むのもア
リだが
シンプルに実装するならコレ
CloudSearch
Amazon CloudSearch
自由度の高い検索サービス
全文検索とかもある程度対応してるっ
ぽ
日本語のトークナイザとかはまだ怪し
い?
Tokyo リージョンでは未提供
Elastic Beanstalk
Amazon Elastic Beanstalk
PaaS 的なサービス
アプリケーションのデプロイとか
AutoScale
とかを AWS 側で勝手にやってく
れる
色々な言語に対応してる
Storage Gateway
Amazon Storage Gateway
BCP/DR
オンプレの VM イメージを
S3 にバックアップする感じらしい
テープバックアップとか不要になる
ね!
CloudFormation
Amazon CloudFormation
AWS の各種リソースの構成管理
コードベースの定義に従って丸っと
EC2, RDS とかを一発生成!みたい
な
テンプレが充実してるらしい
CloudTrail
Amazon CloudTrail
AWS API の利用履歴などを記録
一部のサービスの変更履歴を管理可
能
コンプライアンス的な対策に?
東京リージョンは未対応っぽい
SWF
Amazon Simple Workfrow
ワークフロー管理
幾つかの “タスク” と呼ばれる “処理” を
束ねた “処理群” を簡単に管理できる
疎結合なタスクを逐次実行する際に
真価を発揮するらしい
Frow Framework は今のところ Java
のみ?
Data Pipeline
Amazon Data Pipeline
データ駆動型ワークフロー
AWS の各種サービスを横断的に
組み入れたジョブを設定出来る
データ処理・移動を定期実行する
際に用いるっぽい
Kinesis
Amazon Kinesis
ストリームデータ処理
昨日 (2013/12/19) 発表
なるほど、わからん。
ストリームデータを永続化しつつ、
他サービスに流すみたいな感じらし
い
Any Questions?
Thank you for
your attention!!

20131220 aws勉強会