1. そうだ図書館ゆこう
~人環顧客倍増計画～
京都大学
人間・環境学研究科総合人間学部図書館
原竹留美 西川真樹子
2008/01/31
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2. 図書館を分析しよう
-図書館の運営にあたって-
• 蔵書内容
• 入館者統計
• 貸出統計
• 開館日数
• 職員数
• 予算
etc…
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3. 人環・総人図書館 概要(2006)1
• 竣工年月：1973.3（築35年）
• 図書収容能力：32万冊（開架7万8千冊）
• 蔵書冊数：649,023冊（2006.3）
（和書：54.8%、洋書：45.2%）
• 年間受入冊数：12,881冊
（和書：10,803冊、洋書；2,078冊）
• 年間開館日数：285日
（月-金 9-20,土 10-15,祝祭日閉館）
• 図書館経費：経常費 200,555千円
（資料費総額 75,2%）
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4. 人環・総人図書館 概要(2006)2
• 奉仕対象者：7,251人
全学共通教育の学生 5,875人
総合人間学部の学生 339人
人・環研究科の院生 689人
人・環研究科の留学生 79人
人・環研究科の教職員 269人
• 入館者数：162,686人（1日平均623人）
（学生80%,院生17%,教職員2%,学外者1%）
• 貸出総数：77,274冊
（学生60%,院生31%,教職員5%,学外者4%）
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5. 人環・総人図書館－貸出統計
身分別貸出人数内訳
平成19年4月1日
平成18(2006)年度
人間・環境学研究科総合人間学部図書館 貸出統計(身分別）
学部生
教 職 員 学 生 その他 計 院生
教官 職員 小計 院生 学部生 小計
貸出冊数（全図書） 2,770 1,475 4,245 24,830 42,068 66,898 4,116 75,259 教員
和書 2,421 1,376 3,797 22,793 41,284 64,077 3,537 71,411
洋書 349 99 448 2,037 784 2,821 579 3,848 職員
貸出人数（人） 1,252 743 1,995 11,346 22,194 33,540 1,345 36,880
その他
平成１8(2006)年度
人間・環境学研究科総合人間学部図書館 貸出統計(部局別）
人環・総人
部局別貸出人数内訳
文
人環・総人 文 教育 法 経済 理 医 薬
貸出冊数（全図書） 23,593 11,428 2,840 3,517 3,519 6,885 1,728 638 教育
和書 21,780 10,838 2,780 3,448 3,453 6,627 1,687 624 法
洋書 1813 590 60 69 66 258 41 14
経済
貸出人数（人） 11,651 5,546 1,379 1,837 1,746 3,774 877 352
理
工 農 エネ 医短 研セ その他 計 医
貸出冊数（全図書） 8,939 4,408 1,647 2,714 3,403 75,259 薬
和書 8,773 4,279 1,533 2,477 3,112 71,411
工
洋書 166 129 114 237 291 3,848
貸出人数（人） 4,838 2,192 707 838 1,143 36,880 農
エネ
研セ
その他
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6. 人環・総人図書館の体制
• 職員数
情報管理掛（整理系）
常勤職員 3人、非常勤職員 10人
学術情報掛（サービス系）
常勤職員 5人、非常勤職員 5人、アルバイト 9人
• 業務分掌（学術情報掛）
閲覧、参考調査、雑誌、ILL、広報
人事異動による担当更新は有り
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7. サービス内容の実情と見直し
• 二掛統合(2005.4)、カウンター席の減少
（閲覧掛・参考調査掛→学術情報掛）
• レファレンスカウンターの復活(2007.4)
• カウンター業務以外のサービスの検討
・ ガイダンス
・ 学術情報リテラシー教育
・ 広報
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8. 図書館の広報
• 広報媒体の見直し
• 広報担当者の決定
• ニュースソースに合った媒体とは？
• デザインの統一性
• 掲示場所、配布場所の決定
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9. 広報媒体の選別
• 館内掲示：ニュース性のあるものと
館内案内など恒常的なものを区別
→掲示ファイルは保存する
• 人環・総人図書館HP
• 『Library Newsletter』（2007.1～）
→HPにPDFでのせる
• 館報『バベルの図書館』（年２回発行）
• 『Library Guide』（年１回発行）
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10. 広報担当者間の情報共有
• 同じニュースを媒体をかえて広報
する場合、連携をとること
• 担当者不在の場合、暫定でも広報
できる体制をとること
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11. イベント開催準備
参加職員
• 全員参加（学術情報掛）
• 統括責任者、担当者決定
開催時期検討
• 入館統計、貸出統計
• アカデミックカレンダー
• 利用者動向分析
• 学内の他図書館/室のイベント
情報
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12. イベント内容の検討
• 開催時期にあったコンテンツを
検討する
• 4月：Library Tour
• 5月：KULINE（OPAC）
• 10月：データベース
• 12月：電子ジャーナル
etc…
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13. イベント実行まで
• 広報媒体
• 広報開始時期
• コンテンツ検討
• 資料作成
• アンケート作成
• ノベルティ作成
etc…
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14. 事例：KULINEの使い方をマスターしよう！
• 2007年10月22日-26日
• 15：00-（30分程度）
• 内容：KULINE（OPAC)の使い方
ほか
• 参加人数：８名
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15. 事例：パソコンで論文を手に入れよう！
• 2007年12月10日-14日
• 15：00-（30分程度）
• 内容：電子ジャーナルおよび
Article Linkerの使い方ほか
• 参加人数：54名
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16. イベント結果の分析
• アンケート結果
• 利用者からの質問および回答
• 講師の感想
→これらを毎日まとめ、翌日の開催
に役立てる
• 最終的にアンケート結果をまとめる
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17. イベントの反省
• 開催時期
• イベント内容
• 準備資料
• 広報（時期・手段）
etc…
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18. イベントの記録作成
• 企画段階から全ての記録を保
存する
• 企画書
• 会議録
• アンケート
• 広報物
• 写真
• 配布資料
etc…
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19. イベント開催報告書
• イベントの記録をもとに、各報告書
をまとめる
• 利用者向け：
広報物「Library Newsletter」
やHPにFAQをのせる
• 教員向け：図書委員会等
• 職員向け：図書館機構
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20. 次年度に向けての検討
• 2-3月中に次年度のイベント年間
計画をたてる
• 学術情報リテラシー教育について
は、コンテンツを作成し、講師とし
ての実践型研修を行う
→求められれば即時対応可能とい
う体制を整える
→ここでのコンテンツは基本型
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21. カウンター対応から広報へ1
• 利用者からの質問は、図書館の
広報不足と見なす
• 質問内容と数は記録する
• 職員間で記録を回覧し、改善に努
める
• 口頭での案内も広報の一つであり、
統一する。
• 口頭説明が難しい場合は、配布
資料を作成する
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22. カウンター対応から広報へ2（事例）
「My KULINE」利用促進広報
• 延滞者→貸出状況確認
• 更新希望→更新可能
• 予約希望→予約可能
• ILL申込み→オンライン申込み可能
→広報資料作成
→「My KULINE利用申請書」受付
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23. まとめ
• 図書館分析能力を高める
• 分析結果からサービス改善へ
• カウンターで、イベントで利用動向
をキャッチする
• 広報活動を効率よく
• 利用者へより良いサービスを！
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