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ワイヤレス・ワイヤードLANにおける広帯域通信
の最新動向について
自然科学研究機構 国立天文台
大江将史<masa@fumi.org>
自己紹介
•大江将史 (おおえ まさふみ)
http://fumi.org/
•自然科学研究機構 国立天文台
•NAOJ: National Astronomical Observatory Of JAPAN
•天文データセンター 助教
•なにしてるのか?
•専門は、ネットワークセキュリティ、衛星通信、無線通信など
•天文と情報ネットワークの融合に関する研究等
•国立天文台のネットワーク運用や設計等
TCJ2012-updated 2
TCJ2012-updated 3
事例) 分散型HPCシステム(2013)
TCJ2012-updated 4
• 500Tflopsの広域分散型HPC
– 三鷹市~大手町~奥州市(岩手県)
に10ギガビット広域回線を整備
– 単一システムを構成する計算資源や
ストレージ資源を各所に展開し運用
– 汎用計算ノード群
• 国立天文台水沢(奥州市水沢区)に設
置
– ストレージノード群
– 専用(多体問題)計算ノード群
– 汎用サーバ向け仮想化ノード群
• 国立天文台三鷹(東京都三鷹市)に設
置
• 40Gbps アクセスサービスとして提供
– 新基盤ネットワークを整備
計
算
ストレージ
はじめに:本日のテーマ
•技術動向
•技術解説
• ワイヤレス
• ギガビットワイヤレスLAN技術:IEEE802.11ac
• マルチホップワイヤレス技術:IEEE802.11s,及びレガシー技術
• ワイヤード
• 廉価化が進む:40ギガビットイーサーネット,NICやネットワーク機器の動向
•構築事例
•ワイヤレス
• マルチホップワイヤレス構築事例と伝送性能
•ワイヤード
• オーバー10ギガにおけるPC性能
• L2/L3ネットワーク機器とPCを組み合わせた仮想化システム
•今後の発展
•ワイヤード・ワイヤレスの課題
TCJ2012-updated 5
ワイヤレス技術:802.11acのポイント
•ギガビット級の無線LAN規格
•802.11n(a)の次の規格として策定
• 1111ab11g11n[11ac]
•5GHz帯のみ
•433Mbps~6.93Gbpsの通信速度(理論値)
•各種ベンダーから無線チップセットが登場
•Broadcomからリリース
•各国において、802.11acに関連する法整備が整い次第製品出
荷
•日本は、現行法無いにおいて問題ない技術が 802.11ac相当として実
装され出荷
• 80MHz/160MHzは電波法の改正が必要
TCJ2012-updated 6
802.11acの広帯域化技術(変調方式)
•802.11nの64QAMから最大256QAM
•8×8の64値のシンボル=6ビット伝送
•16x16 の256値のシンボル=8ビット伝送
TCJ2012-updated 764QAMの信号空間ダイアグラム 256QAMの信号空間ダイアグラム
802.11acの広帯域化技術(無線帯域)
•無線帯域の拡張
•20MHz(802.11,802.11abg)
•40MHz(802.11n)
•80MHz,160MHz (802.11ac)
• 20~80Mhzは標準,160MHzはオプション
• チャンネルを束ねる=通信帯域の向上
• ガードバンドも含めた無線帯域の有効利用
•変調+無線帯域を組み合わせることで
•40MHz : 180Mbps
•80MHz : 433.3Mbps
•160MHz/64QAM: 866.7Mbps
TCJ2012-updated 8
802.11acの広帯域化技術
•20MHz OFDMサブキャリアは52
•40MHz サブキャリアが108へ, 80MHz/160MHzへも応用
•チャネル間ガードバンド分も有効活用(802.11n)
•OFDMのシンボル間インターバルを削減
•SIFSからRIFS:ガードインターバルを400nsへ(802.11n)
• OFDM間の干渉を押さえるため送信シンボル間のインターバルを削減
TCJ2012-updated 9
(c) Cisco
↑FECデータビット割合
他高速化技術(802.11nで採用)
•フレームのアグリゲーション
•2つのフレーム1つに統合
• 2つの手法(Mac Service Data Unit/ Message Protocol Data Unit)
•フレームサイズの拡張
•4KB 64KB
•802.11e
•送信権(CF-Poll)と送信時間割当(WMM)
•HCCA等
TCJ2012-updated 10
Data1Ctrl Data2Ctrl
Data1&2Ctrl
【参考】
Ctrl(20%)
Data
802.11
802.11g
Data(80%)
Data(46%) Ctrl(54%)
送信に要する時間
802.11 フレーミングの理解(1)
TCJ2012-updated 11
非公開資料
【フレーミングと変調】
802.11 フレーミングの理解(2)
TCJ2012-updated 12
非公開資料
【フレーミングと変調】
802.11 フレーミングの理解(3)
TCJ2012-updated 13
非公開資料
【フレーミングと変調】
802.11 フレーミングとオーバーヘッド
TCJ2012-updated 14
非公開資料
【フレーミングと変調】
802.11 フレーミング(DCF)(例)
TCJ2012-updated 15
data
【フレーミングと変調】
非公開資料
TDMAのしくみ
TCJ2012-updated 16
非公開資料
【フレーミングと変調】
FDMAのしくみ
TCJ2012-updated 17
非公開資料
【フレーミングと変調】
Spectrum of FDMA
TCJ2012-updated 18
非公開資料
【フレーミングと変調】
Orthogonal-FDM(OFDM)のしくみ(1)
TCJ2012-updated 19
非公開資料
【フレーミングと変調】
OFDMのしくみ(2)
TCJ2012-updated 20
非公開資料
【フレーミングと変調】
フレネルゾーン:自由空間相当と見なせ
る空間の確保
21
非公開資料
【フレーミングと変調】
TCJ2012-updated
802.11acの広帯域化技術(空間拡張)
•MIMO: 複数の受信系・送信系での送信による空間での
送受信ストリーム数を増やす
•同一chに複数のアンテナ・送信機で送信、受信側で分離
• 帯域の効率を向上できる演算量大・消費電力大
• 送信アンテナ数 n 受信アンテナ数 m で、 nXmで表現
•MIMOでx8ストリームまで拡張
•160MHz/256QAM: 866.7Mbps x 8 = 6.93Gbps
TCJ2012-updated 22
1ストリーム
+ +
2x2
MIMO
※一般に受信のS/N
比向上のため、
2x3MIMO
802.11ac / 80MHz をまとめる
TCJ2012-updated 23
非公開資料
【フレーミングと変調】
802.11acの製品動向
•最高通信速度は,実装コスト・消費電力・実用性・
マーケットが考慮された上で登場
•2012年:Broadcom / Atheros 等のacドラフトチップセット
• Buffero WZR-D1800H 1.3Gbps =(80MHz -256QAM + 3x3MIMO)
•2013年:モバイル向け チップセット
• タブレット向けを想定
• 仮想デスクトップ環境の端末へも
2014年には,ギガビット無線の普及が考えられる
ギガビットの壁を超える=有線インフラのコストアップ
TCJ2012-updated 24
ワイヤレス技術:ワイヤレスメッシュ
•ワイヤレスメッシュ・ネットワーク
•ステーション
•アドホック
•メッシュ
TCJ2012-updated 25
Access
Point
STAtion
ADHOC
STATION
(Infrastructure)
MESH
Wired LAN
Wired LAN
STA
STA
Wired LAN
有線LANに
影響されてない広い
カバレッジを実現
ワイヤレスメッシュ方式
•ワイヤレスメッシュを実現する種々の方式
•IEEE802.11s
• 伝送+メッシュルーティング
•既存応用方式
• 伝送
• Wireless Distribution System:WDS ベース
• ADHOCベース
• メッシュルーティング
• OLSR (Optimized Link State Routing)
• B.A.T.M.A.N (Better Approach To Mobile Adhoc Networking)
TCJ2012-updated 26
ワイヤレス技術:802.11s
•特殊な伝送方式ではない
•802.11abgn/ac上で動作
•アドホックモードの応用
•上位層はそのまま利用可能
•従来のabgn/acと混在可
•種々のdeveloperの実装を統
合したのが,802.11s
TCJ2012-updated 27
トランスポート層
IP層
デー
タリ
ンク
層
802.11s
802.11
an
bgn
802.11sのノード構成
•MP: Mesh Point
•他のMPノード間との通信を行うノード
•MPP: Mesh Portal Point
•MP+有線LANとの接続を行うノード
•MAP: Mesh Access Point
•MP(or MPP)+従来のAP機能を提供する
TCJ2012-updated 28
MPP
Wired LAN
MAP
MAP
MP
Wired LAN
802.11sの特長(従来方式と比べて)
•有線LAN・WAN整備状況・コストに左右されることなく,
Wi-Fiサービスエリアを広げられる.
•屋外やコストをかけられない場所への展開
•既存の802.11abgn APを提供できるため,互換性が高い
•STAはもちろん,メッシュノード群の開発コストが低い
•MP/MPPを分散・冗長化することで,ロバストなワイヤ
レスネットワークを構築できる.
•MP/MPP/MAPを適当に配置すれば,Wi-Fiによる通信イ
ンフラを構築できる.
•短時間での緊急通信インフラ構築
• 災害用,軍用などでの活用が進む
TCJ2012-updated 29
802.11s メッシュルーティング
•スイッチングハブにおける経路構築に使われるSTPのよ
うにメッシュでは,Hybrid Wireless Mesh
Protocol(HWMP)により経路構築を行う.
•HWMPによる経路構築
•Proactive Routing:事前に経路表を構築
•On-Demand Routing:通信宛先に応じて経路表を構築
TCJ2012-updated 30
HWMPの概要
Proactive Routing
• メッシュノードにて宛先不明の場合に実施
On-Demand Routing
TCJ2012-updated 31
MAP
MPP
MP
Wired LAN
MP
MAP
MPP
Network Root
Portal Announcement定期広報・
ネゴし,Network Rootを決定
MP/MAP-MPP間は,
MPP Network Rootを
HUBとしたパケット
ルーティング
Root Announcement
を定期広報
Root Announcementに
基づき経路表を構築
MAP
MPP
MP
Wired LAN
MP
MAP
MPP
Network Root
1.宛先問い合わせ
2.応答
4.フォワーディング
3.複数の応答着する
各経路Airtimeにより
経路決定
※Airtime: 転送速度,経路の重なり合い,通信量により算出
802.11s他,メッシュ技術の現状
•アドホックモードやステーションモードにてL2リンク
を構築し,その上で,伝送パケットのカプセル化や,
独自の経路構築プロトコルにて構成している
•Cisco Mesh ネットワーク (WLC)
•OLSR (Optimized Link State Routing)
•B.A.T.M.A.N (Better Approach To Mobile Adhoc Networking)
TCJ2012-updated 32
OSLR
•L3/IPルーティングプロトコル
•経路表は,全ノードが定期的に経路情報を効率良くフ
ラッディング(経路情報のバケツリレーのように伝
搬)させて構築する(Proactive)
TCJ2012-updated 33
経路表の構築
経路表の構築
経路表の構築
経路表の構築
経
路
情
報
OSLR
•経路のフラッディング=非効率,ほどよく効率化する=OSLRの思想
•重複のある部分を枝切りして,フラッディングを行うグループMPR(Multi-Point
Relay)を形成し,効率良く「フラディング」する.
•全ノードは,隣接ノード等を含めたHELLO メッセージ定期的に送信,各ノードは,
HELLOメッセージの受信により,どのノードがどのノードの先にいるかを把握す
る
•上記の把握を元に,自ノードから直接伝えられないノードや,自ノードから伝え
られないノードに伝えることができるノードを選定していき,MPRを構築する
•MPR構築結果へHELLOメッセージにより,隣接ノードに伝え,MPRに選定された
ノードは,経路の伝搬をおこなう
TCJ2012-updated 34
経路表の構築
経路表の構築
経路表の構築
経路表の構築
経
路
情
報 MPR
MPR
B.A.T.M.A.N
•隣接ノードへのフラッディングにより全ノードが宛先
経路を把握
•パケットのルーティングは,各ノード毎に「最適」な
先へおくるというシンプルな構成
•IP routingのように,全体的な最適化は求めない
TCJ2012-updated 35
802.11s他,メッシュ技術の現状
•802.11sは,最近のAtheros,Broadcomなどの無線チップ
セットに実装されている
•OpenWRTやDDWRT上で利用可能
• AR91xxなど
•性能は,数メガ程度であり,検証が必要な状況
•アドホック・WDSをベースにした実装(802.11sではない)
などは,多数存在
•Cisco WLC 5000シリーズなどのMesh Mode
•OpenWRTなどのオープンな実装
TCJ2012-updated 36
OpenWRT/DD-WRT
•LinuxベースのオープンソースのワイヤレスLANディスト
リビューション
•対応ハードウェアは,一般に販売されている無線アク
セスポイント
•メッシュ,AP,STA,3G USBカードなど,柔軟な無線環
境を構築できる
•例)OpenWRT/DD-WRT対応ハードウェア例
•バッファロー社 WZR-HP-AH300N:市価5500円程度
• 802.11abgn + 2.4G/5Gの個別Wireless NIC
• 飛び抜けたハードウェア性能Atheros91XX 高速CPU/ 大容量フラッシュ
• AP/STA/Bridge/Mesh(11s/WDS,AD-HOC+OLSR/BATMAN)等
TCJ2012-updated 37
メッシュネットワークと現実
•メッシュネットワークの災害現場での運用は難しかっ
た.
•東日本大震災でのICT支援(2011.3~2012.2)からの知見
• 衛星回線をWi-Fiで展開して,カバレッジエリアを拡大を目論む
•展開しようにも,実用にならない
•入り組んだリアス地形
•丘陵地帯にある「避難所」
• 山、森、建物の残骸が邪魔をする
•電源確保・仮設の無線アンテナを設置が難しい
• コストに見合わない.安定運用が担保できない
TCJ2012-updated 38
フレネルゾーン
目視:可視光 1μm
|
実際:2.4GHz 120mm
実証されたディザスタリカバリシステム
衛星回線を利用したWi-Fiネットワーク例
TCJ2012-updated 39
衛星アンテナ
IPStar(or JSAT)衛星モデム
ルーター
5C
同軸
2本
WiFiアクセスポイント
(PoE給電)
事例)
高台にあった大船渡市役所
を起点にロングリーチのWi-Fiバックボー
ンを展開
Cisco メッシュネットワークの事例
•ではどの程度の性能がでるのか?
•現実
•ホップ数増加=遅延,エラー率増加,無線帯域の負荷
•IPでは,2ホップ程度が実用範囲とされる.
•802.11s(OpenWRT)では,数メガ程度と低パフォーマンス
TCJ2012-updated 40
Cisco LWAP(WLC) Mesh modeでのスループット
(理想環境下)
TCJ2012-updated 41
300Mbps(MCS 15)
120Mbps(MCS 5)
14Mbps(MCS 1)
• 5GHz
• 802.11n
• 40MHz
(c) WI-working group, WIDE Project
2.4GHz帯の問題
•11bg(2.4GHz)と11a(5GHz)では、5GHz帯の方が高い伝送性能を有
する
•2.5GHz帯が遅いのは、干渉源が多数存在する
•多数の11b/gアクセスポイントが存在
• 東京都千代田区大手町近傍では、30+の無線局を観測
• ポケットWi-FiなどポータブルAPの乱立
•様々な機器が2.4GHz帯を使用
• コードレス電話・ヘッドセット・マイク・トーキー、Bluetooth 、RF タグ・・・
ネットワークの品質低く,再送連続,さらなる悪化
TCJ2012-updated 42
各チャンネル毎の無線デバイス
【参考】役に立つツール
•見えないものをデバッグするツールは重要
•Metageek Chanalyzer Pro + Wi Spy DBx($999)や,Airmagnet 等
TCJ2012-updated 43
IETF76の運用事例:
•会場内に50台以上のCisco Wireless AP +WLCを設置
•IETFで初の集中制御運用成功事例
•緊急時に15分でASモードにフォールバックする仕組み
TCJ2012-updated 44
• 895 active lease maximum for Wireless
IETF76の運用事例:高調波
•STAが突然通信断という苦情
•アカシアE / マイク(UHF/800MHz)からの
高調波により、channel 2-5に干渉
•オーキッドW マイク(UHF/800MHz)から
の高調波により2.4GHz帯に広く干渉
•ワイヤレスマイクオンで話すたびにSTAに影
響
•干渉する周波数を避けるチャンネル構成へ
編成しなおし.
探索方法
•スペクトラムアナライザで現象を追跡
し発見した
TCJ2012-updated 45
IETF76の運用事例:高調波
•対策
•自動チャンネル構成では対応出来ない
•マイク側のチャンネルを変更する方法があるが,大きな会場の場
合,空きがないため非常に難しい
•他の困った意外な機器
•結婚式などでのビデオ映像伝送装置(5GHz),コントローラー
(2.4GHz)
• 会期中に結婚式通信性能ダウン
TCJ2012-updated 46
ワイヤードLAN
TCJ2012-updated 47
ワイヤード技術:40GbE - 802.3ba
•40ギガビットイーサーネット:データセンタ,エンタプ
ライズでの利用が進む
•標準化はもとより
•廉価化が進む
•100ギガビットイーサーネット:キャリア
•米国においては,数百オーダーでの導入が行われ,100Gファイ
メーカがボトルネックになるくらいに受注を抱える.
2012年~
サーバは,10ギガ,40ギガ
(エンタープライズな)ネットワークでは,アクセス
が10ギガ,バックボーンは40ギガ,100ギガ
TCJ2012-updated 48
XFPからSFP+ ,CFP から QSFP+
•10GbEは,SFP+/T対応による低コスト化
•10Gbase-CR(DA: Direct Attach)
•10Gbase-T
•40GbEは,CFPからQSFP+
•40Gbase-SR4 : MPO(8芯MMF)コネクタ
• 高密度に10Gbase-SRを収容可能
•40Gbase-CR4(DA) (安価)
•40Gbase-LR4もモジュールメーカから出荷が進みつつある
• 40Gbase-LR4 QSFP+モジュールが,約5500米ドル程度
TCJ2012-updated 49
PHOTO: 2011 Extreme Networks, Inc. All rights reserved.
40G/100Gの落とし穴
•10Gの多リンクのLAG=40G/100G
•シングルフロー=10Gで頭打ちとなる製品がある.
• 40G/100Gの第一世代に多い
•40Gbase-R対応とあっても,40Gbase-Rで使えるのではなく,
10Gbase-R x 4のブレイクアウトケーブルでの利用専用製品だった
り.
• ブレイクアウトケーブル方式は,高密度に10Gを収容する上で有効
TCJ2012-updated 50
誰でも作れる10GbE?
•高性能な汎用スイッチングハブ用チップが販売
•Fulcrum Microsystems
•Broadcom
•Realtek
•各社エントリーモデルの箱は,上位機種が独自ASICで
あっても,廉価機器は,汎用チップを利用している場
合が多い.
TCJ2012-updated 51
バンド幅ではなく低遅延への要求
•Cisco/Arista Networks/Gnobalなど
•nsオーダーの低遅延
•金融(FHT)が低遅延化を引っ張る
•アルゴリズムに基づくトレーディング(システムトレード)
• NASDAQ / JPX 処理時間を定めて設計
•インターネット=取引所直結,フィートの争い
• 米国:小規模な取引所=高速,大規模な取引所=左記より遅い
• 標準プロトコルFIX
•PCの高性能化,NICの高性能化
•高機能NIC(FPGA on NIC+PCアシスト)
• NAPATECなど
•FPGA内蔵スイッチングハブ
• 各取引所への接続&脊髄反射的判断
TCJ2012-updated 52
Arista 7124FX
ワイヤード技術:廉価化
•40ギガ・10ギガのネットワークカードの市場価格は?
•2009年:10ギガx1 20万円
• FCのチップを転用した10GbE NIC
•2010年:10ギガx2 <10万円
• ただしワイヤーレートではない.
• ネイティブな10GbE ASIC搭載 NIC
•2011年:10ギガx2 <7万円
• 各種Offload
• ワイヤーレート
• オーバーサブスクライブ(28ギガ程度)で,10ギガx4や40ギガ登場
急速に高性能化と低価格化が進んでいる.
TCJ2012-updated 53
10Gbase-R x 2 (PCI-E2.0 x8)
なぜ?PCが10GbEを生かし切るから
•PCアーキテクチャの進化
•PCI-E 2.0/3.0 ,メモリーの高速化
•QPI / HT ,ノースブリッジ統合,IOHハブ統合,
•仮想化,GPGPU,コンシューマなどPCでの活用環境
TCJ2012-updated 54
事例:10GbEワイヤーレートから低遅延へ
•Chelsio T4 ASIC アーキテクチャ
•強力なオフロード実装により,データ伝送量にメモリバンド・CPU負担を軽減
•NIC内でのカットスルーによる低遅延伝送
•Kernelスタックを経由させないことでユーザー空間からの低遅延NIC利用
TCJ2012-updated 55
【参考】PCI-Express 2.0
•PCI-E 2.0 (Gen2) 2007年登場、一般化
•PCI-E 1.1 の完全上位互換
•PCI-E 2.0 x1 = 2.5Gbps x 2倍=5Gbps
•x8レーン=40Gbps 10Gbps x 2 搭載NICに最適
40G/100Gbps NICでは,PCI-E2.0がボトルネック
•PCI-E 3.0 (Gen3) 2012年
•PCI-E1.1比で4倍 つまり、10Gbps(片方向)を実現
• 8B/10B128b/130b
• 5Gtps 8Gtps
の合わせ技で、10Gbpsを実現
•NICベンダーは,PCI-E3.0 x 8 を40Gbps/ 100Gbps NICのプラットフォー
ムにしている.
• 既存ASICを3.0のx8ベースで製作し,高性能化を目指している.
TCJ2012-updated 56
実例:PCを利用した高機能IPサービスルータ開
発 ULTRA 40/200プロジェクト
•高機能IPルーター 「野川」
•実効L3 バックプレーン容量 75Gbps
• 80Gbps (QSFP+ 40GBASE-R x 1) + 10GbE x 2
•超高速ストレージモジュール搭載
• 書き込み性能に特化したSSDを16台搭載
• トラフィックロギングモジュール
• ストレージアクセラレータモジュール
•高機能IPルーター 「大沢」
•18 x 10GBASE-R
•実効L3バッププレーン容量 100Gbps
•サービス妨害攻撃モジュール搭載(評価)
TCJ2012-updated 57
ULTRA40/200-アーキテクチャ
HPC向けのストレージアクセラレータとして開発
TCJ2012-updated 58
2011年度版 ULTRA 40 IP高機能ルータ
Intel 5520 Tylersburg + Linux or FreeBSDベース
SANアクセラ
レータ
モジュール
サービス妨害
攻撃
モジュール
高性能NIC
4TB SSD ストレージ
モジュール
FPGA? GPGPU?
トラフィック
Logging
モジュール
アプリケーション
サービス
ハードウェア
各用途に合わせて
カスタマイズ
Xeon® processor
E5-2600へ更新中
野川:ストレージモジュール性能
•超高速ストレージ
•CentOS 6.2
• Micron m4 SSD Firmware 0902 x 16で構成
• LSI Megaraid 9265 8i x 2
• ストライピング/EXT4パラメータの最適値をSSD/ファームウェアにあわせてチューニング
•32Gbps/最大4TBまでの連続書き込み性能
•32Gbpsのトラフィックフローなら,16分間ダンプ
TCJ2012-updated 59
性能計測
•IXIA とSpirent を接続し,160Gbps環境で性能を検証
TCJ2012-updated 60
10GBASE-DA or SRにて,160Gbpsで接続
どのように達成したか?
•NIC搭載のハードウェアを活用
•IP/UDP/TCP/Bondingオフロードエンジン
•組み込みL2フォワーディング機能
•2 ポート間のフォワーディングを内蔵の組み込みL2 SWを利用する
•Userlandまでダイレクトに通過トラフィックを収集
• CAMの関係上,100MACまで
•つまり,
•いまや,ゲーミングパソコンのような数十万円のPCで100Gbpsを扱
える
TCJ2012-updated 64
http://fumi.org/ULTRA へどうぞ
システム構成例
•仮想化VM
•VMノード:Supermicro X8 シリーズ
• DualCore /Xeon X5520(Tylersburg-36D)系
• メモリー 96GB
•ストレージ:Supermicro X8 シリーズ
• SingleCore / Xeon X5500 / E5500等
• メモリー 16GB
• ストレージは三種
• 安価:SATA 1TB(7200rpm)ストレージ
• 中庸:WD VerociRaptor 600GB (10000rpm)ストレージ
• 高価:SSDストレージ
• Microsoft iSCSI target/ 他
•これらをNexus や10GbE NIC 直結にて収容して運用
• 三鷹・大手町で分散運用,対計画停電対策
TCJ2012-updated 66
今後の課題
TCJ2012-updated 67
今後の課題:ワイヤレス
•無線帯域の問題
•2.4GHz帯(802.11bgn)は電波の墓場
• 2.4GHzデバイスが多数
• モバイル向け小型Wi-Fiアクセスポイントの普及
• 乱立するAP,パワー,チャンネル制御
•ソウルの悪夢か?
• モバイルキャリア・ホットスポットキャリア・個人・企業が人口密度の高い地域にWi-
Fiアクセスポイントが高密度に設置
• 一部地域にて使い物にならない事例
• 全体性能が著しく低下する要因
• 短いビーコン間隔,出力やチャンネルの調停がない,周波数利用率高,他2.4GHz帯デバイス,UHF帯デ
バイスからの高調波
TCJ2012-updated 68
今後の課題:ワイヤレス
•現実的に無線帯域がクリーンな環境はない
•スペックと実性能の乖離
•電波法の問題
•acに対応した法改正はいつ?
•メッシュネットワーク:相互接続性の停滞
•802.11s:Wi-Fi Alliance においての検証対象外(現在)
• 各ベンダの独自実装,方式の寄り集まりが課題
•見えない悪魔の制御力
•大きな規模の運用経験が積みにくいので,デバッグノウハウの蓄
積が難しい.
TCJ2012-updated 69
今後の課題:ワイヤード
•広帯域化の利活用
•40ギガは,現実的(今から5年位)
• だがその先は?
•現在,100ギガは,キャリア様用
•ネットワーク機器・ネットワークカード・PC機器の廉価化・モ
ジュールの小型化により,100G?
•さらなる広帯域化は,周辺ハードウェアの進化次第
• 遅延は別の課題
TCJ2012-updated 70
今後の課題:ワイヤード
•低遅延化の限界
•金融セクター
•データセンター内,仮想化インフラにおける遅延の削減は性能に
直結
• PCでは,PCI-E,メモリがボトルネック
•極限に近づく
• FPGA/FPGA+ASIC
TCJ2012-updated 71
今後の課題
•人材の育成:技術だけでない人
•ソフトウェア・アイデアが際立つ世
• Broadcomや,Fulcrum Microsystemsにより,安価な高性能機器が実装できる.
• ソフトウェア部分:CLI,仮想化,スタック技術等々
• アイデア・コンセプト次第で下克上
• 技術視点だけでよいのか?
• J社の悪夢
•強いネットワーク機器の誕生には,技術・ビジネスに長けた視点
から要求要件をベンダーフリーでまとめる必要性
TCJ2012-updated 72
ありがとうございました
http://fumi.org/
http://www.nao.ac.jp/
TCJ2012-updated 73

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